かつてニューオーリンズにはストーリーヴィル (Storyville)と呼ばれた売春地区が、フレンチクオーターから内陸側に入った地域にあった。ストーリーヴィルはニューオーリンズのジャズの繁栄に少なからず影響を及ぼした。ジャズとストーリーヴィルは切っても切れない関係にあった。
ストーリーヴィルの売春地区は1917年に米国連邦政府によって閉鎖された。
俺達はフレンチクオーターを深夜に徘徊していた時に、何軒かストリップショーをやっているバーがある事に気づいた。
俺はアメリカ映画の中によく出てくるストリップショーのシーンを見て、アメリカのストリップに憧れていた。
背の高い金髪の美女がステージにあるポールを使って、笑顔を振りまいて激しいダンス(ポールダンス)を見せる。そしてノリのいい観客が声援や拍手を送って、チップをダンサーの衣装やブーツにはさむ。俺の脳裏に残っているアメリカ映画の中に出てくるストリップショーの典型的なシーンだ。カッコいいなーって感じてた。
性的な興味ではなく(ゼロではないけど)、純粋にアメリカでストリップショーを観たいと昔から思っていた。
店員に聞くと、ドリンク代だけでチャージはかからないという事なので入ることにした。イメージしてたのより店内は暗くて静かな感じ。声援や拍手もほとんどない。ちょっとガッカリ。
ダンサーも俺が映画で見てたようなとびきりの美人はいない。ダンスもイマイチだな。
別の日にもう一軒行ってみたが似たり寄ったり。メキシコのティファナで行ったゴーゴーバーの方がまだ活気があったな。
フレンチクオーターにある酒場は音楽と切り離す事ができない。ジャズだけでなくブルース(Blues)、リズム・アンド・ブルース(R&B)、ローカル音楽のケイジャン(Cajun)やザイデコ(Zaideco)などのライブがバーボン通り(Bourbon Street)周辺のクラブ、バー、ラウンジなどで演奏されている。
俺達のような貧乏旅行者でも金をかけずにライブを楽しむことができる。ほとんどの店がドアを開け放していて大音量のサウンドが通りに響き渡っている。店によってはほとんど吹き抜きになっているので演奏してるバンドマンの姿もはっきり見えて、店の前でタダ聴きしている旅行者もたくさんいる。客寄せのためなのかジャズやロックのスタンダードナンバーを演奏している店も多く、ついつい足を止めてしまう。
とは言え店に入って酒を飲むとなると金額もかかってしまう。俺とK君はニューオーリンズに到着した日の夜にとっておきの店を発見した。生ビールをプラスチック製のコップに入れて飲ませてくれる店だ。バーボン通り周辺には同様の店が何軒かあったが、俺達が目をつけた店は料金も一番安く(レギュラーサイズの缶ビールの量ぐらいで1ドル50セント)、店の雰囲気や店員の対応も気に入った。店といっても本職はTシャツや小物などを売っている土産物屋で、酒を飲むカウンターに座席は無く、7,8人も入れば満員になってしまう。
フレンチクオーターはアメリカでは珍しく、酒を飲みながら歩いていても何のお咎(とが)めも無い。俺とK君はこの店を根城にして、気が向けばビール入りのコップを手にして周辺のライブの店の前まで行って、生演奏に聴き入った。
この店には滞在中毎晩のように行っていたし、日に3度、4度顔を出すこともあったので店員ともすっかり親しくなってしまった。
そのうちの一人が前年(2001年)にエチオピアから来たばかりの黒人で、俺達が店に足を踏み入れるとニコッと笑って勝手に生ビールを注ぐようになってしまった。彼は黒人にしては背が低く(165センチくらい)いつも派手なダボダボのTシャツを着ていた。日本人に興味があるらしく、俺達がカウンターでビールを飲んでいると片言の英語でいつもしゃべりかけてきた。
今でもあの陽気な彼の笑顔が忘れられない。
俺達のような貧乏旅行者でも金をかけずにライブを楽しむことができる。ほとんどの店がドアを開け放していて大音量のサウンドが通りに響き渡っている。店によってはほとんど吹き抜きになっているので演奏してるバンドマンの姿もはっきり見えて、店の前でタダ聴きしている旅行者もたくさんいる。客寄せのためなのかジャズやロックのスタンダードナンバーを演奏している店も多く、ついつい足を止めてしまう。
とは言え店に入って酒を飲むとなると金額もかかってしまう。俺とK君はニューオーリンズに到着した日の夜にとっておきの店を発見した。生ビールをプラスチック製のコップに入れて飲ませてくれる店だ。バーボン通り周辺には同様の店が何軒かあったが、俺達が目をつけた店は料金も一番安く(レギュラーサイズの缶ビールの量ぐらいで1ドル50セント)、店の雰囲気や店員の対応も気に入った。店といっても本職はTシャツや小物などを売っている土産物屋で、酒を飲むカウンターに座席は無く、7,8人も入れば満員になってしまう。
フレンチクオーターはアメリカでは珍しく、酒を飲みながら歩いていても何のお咎(とが)めも無い。俺とK君はこの店を根城にして、気が向けばビール入りのコップを手にして周辺のライブの店の前まで行って、生演奏に聴き入った。
この店には滞在中毎晩のように行っていたし、日に3度、4度顔を出すこともあったので店員ともすっかり親しくなってしまった。
そのうちの一人が前年(2001年)にエチオピアから来たばかりの黒人で、俺達が店に足を踏み入れるとニコッと笑って勝手に生ビールを注ぐようになってしまった。彼は黒人にしては背が低く(165センチくらい)いつも派手なダボダボのTシャツを着ていた。日本人に興味があるらしく、俺達がカウンターでビールを飲んでいると片言の英語でいつもしゃべりかけてきた。
今でもあの陽気な彼の笑顔が忘れられない。
ジャズ(Jazz)は19世紀後半にニューオーリンズで生まれた。西洋音楽(ニューイングランドの宗教的な賛美歌やヨーロッパの軍隊音楽)とアフリカ音楽(アメリカ南部に連れてこられたアフリカからの奴隷とその子孫の民俗音楽)が融合し進化した音楽だ。
ブログの中でも書いてきたが、俺がこの世界旅行を決意するにあたり強い影響を受けたのがジャズだ。
そしてジャズの発祥の地であるニューオーリンズでジャズの生演奏(ライブ)を聴けるいう事で、俺の気持ちは高鳴っていた。
フレンチクオーターにはジャズの演奏を聴かせるライブハウスやレストランが何軒もある。俺達は旅の予算の都合上、伝統的なジャズのライブ演奏が手頃な料金で聴けるプリザベーション・ホール(Preservation Hall)にいく事にした。ここは伝統的なディキシーランド・ジャズ(Dixieland Jazz)を保存する目的で1961年にオープンした歴史あるコンサートホールだ。建物は1817年に完成したものだ。
入場時間(20:00)の40分くらい前に行くとすでに行列ができていた。(座席予約はできない)
入場すると木のベンチが何台かあるだけなので俺達は立ち見を余儀なくされた。場内は禁煙で飲食物もださない。プレーヤーは60代か70代と思しき方ばかりで、演奏にも円熟した味が感じられる。
演奏時間は30分ちょっとくらいだった。初めて聴く曲がほとんどだったが立ち見でもジャズの世界に引き込まれ、あらためてジャズが好きになってしまった。
結局、再びニューオーリンズに戻ってきた際にももう一度、プリザベーション・ホールにライブを観に足を運んだ。
ブログの中でも書いてきたが、俺がこの世界旅行を決意するにあたり強い影響を受けたのがジャズだ。
そしてジャズの発祥の地であるニューオーリンズでジャズの生演奏(ライブ)を聴けるいう事で、俺の気持ちは高鳴っていた。
フレンチクオーターにはジャズの演奏を聴かせるライブハウスやレストランが何軒もある。俺達は旅の予算の都合上、伝統的なジャズのライブ演奏が手頃な料金で聴けるプリザベーション・ホール(Preservation Hall)にいく事にした。ここは伝統的なディキシーランド・ジャズ(Dixieland Jazz)を保存する目的で1961年にオープンした歴史あるコンサートホールだ。建物は1817年に完成したものだ。
入場時間(20:00)の40分くらい前に行くとすでに行列ができていた。(座席予約はできない)
入場すると木のベンチが何台かあるだけなので俺達は立ち見を余儀なくされた。場内は禁煙で飲食物もださない。プレーヤーは60代か70代と思しき方ばかりで、演奏にも円熟した味が感じられる。
演奏時間は30分ちょっとくらいだった。初めて聴く曲がほとんどだったが立ち見でもジャズの世界に引き込まれ、あらためてジャズが好きになってしまった。
結局、再びニューオーリンズに戻ってきた際にももう一度、プリザベーション・ホールにライブを観に足を運んだ。