北半球一周の旅 ・ メキシコ・オアハカ・運命的な再会 | 北半球一周の旅 2002年 1年間 回想記

北半球一周の旅 2002年 1年間 回想記

1年間をかけて、北半球の主要な国、都市、世界遺産などの旅をした体験を赤裸々に綴る回想記。

  2002年2月中旬某日。この日の午前中はバスに乗って、中央アメリカ最古の遺跡、世界文化遺産 モンテ・アルバンを訪問。この旅が始まってから初めての、古代遺跡観光となった。
正直、遺跡に関しての知識は皆無なので、ガイドブックのコピーを片手に遺跡の中をぶらぶら歩いてまわるだけで、特に強い感動があるわけでもない。
ただ不思議なもので、かつて自分が見てまわった世界各地の遺跡の特集などをテレビでやっていると、かなり興味深く、熱心に見入ってしまう。
若くて元気な頃に、世界中のものを見てまわるという事は、その後の人生の知性を、より充実したものにするような気がする。

 午後ホテルに戻り、1階の中庭の入り口付近にある受付で、ホテルの従業員と話をしていた。その時たまたま入り口に接する通りに目をやると(入り口にドアは無い)、白人の男性と目が合った。俺と彼はお互いの視線に釘付けになった。
トニー?
彼も俺の名前を呼んだ。グアダラハラの宿で同じ部屋に泊まっていた、英国人のトニーだ。聞くと、この日オアハカに到着した彼は、街を歩きながら、宿泊する宿を探していたらしい。俺がこの宿の雰囲気なんかを教えると、彼もこの宿に泊まることを決めた.。