博多区のビジネスホテルにチェックイン。疲れきっていたので、このまま朝まで眠りたいぐらいな感じだったが、このあと送別会に招かれている。
俺はつきあっていた彼女を、親も含め誰にも紹介してなかったが、唯一高校時代からの友人Nにだけは紹介していた。そのNと彼女が、俺たち二人の送別会を開いてくれるというのである。
ホテルのベッドに横になって仮眠を取っていると、部屋の電話が鳴った。Nからだ。天神で待ち合わせしようとのこと。俺が高校時代から、飲みに行っていた街だ。(未成年者の飲酒は法律で禁じられています)
俺はその晩ホテルを出てから、ホテルに戻るまでの約5時間ぐらいの記憶が、あまり鮮明ではない。この3日間ほとんど睡眠をとってなかったし、東京から30Kg近くの荷物を運んできた疲れもあって、意識が朦朧としていた。天神の、どこで待ち合わせたのかも覚えてないし、連れて行ってもらった店の名前も覚えていない。ただ結構高級な、魚介料理を食べさせる店で、とてもおいしかった事だけは覚えている。俺はあまり、会話に参加してなかったのではないかと思う。せっかく送別会を開いてもらったのに、万全の体調で酒の席につけなかった事に対して、いまだに申し訳ない気持ちがある。Nと彼女は、俺と初対面のK君にご馳走してくれた。感謝。
深夜0時ごろにホテルに戻る。久しぶりに爆睡できる。今までの人生の中で、一番深い眠りについた。