下地の黄色ニス | ヴァイオリン製作家 大久保 治のブログ

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自作弦楽器製作について、楽器、工房での仕事中心に書いています。

 

 さて スカランペラ モデルと ストラド「メディチ」の2本同時にニスを塗っていますけど、下地の黄色ニスを3回塗った所です。 赤は全く混ぜていません。 経験上 けっこう派手に黄色をしっかり塗った方が仕上がりの色が良い感じな気がしています。

 

あともう1層塗ろうか迷っていますが、この後はクリアーニスを塗って ペーパーやすりをかけます。 平らにしたら今度は赤いニスを塗って行きます。黄色の上に赤、なので あのヴァイオリンの オレンジ系の色になっていきます。

 

 

 横から見た図。 こんな色の楽器も見ない事も無いですが、全く色に深みがありません(汗) 側板の色合いも 相変わらず

濃い目ですが、 後で他と色を近づけていくかどうかまだ決めていません。 違っても面白いかな?とも思いますので。