ハワイの中学校の3年間 KIKIができるようになったこと | KIKIとウインドサーフィンとハワイ移住のブログ

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ウインドサーファーとして夢見ていたハワイでの長期滞在
KIKIの誕生で思わぬきっかけが舞い降りてきました
米国の教育を受けさせることを心に決め、ハワイ移住
家族、仕事、療育・・乗り越えなくてはならない障壁は
多くその試行錯誤を綴っていきます

 

ちょっと大人びたセミフォーマルパーティー

 

KIKIの中学校卒業、

つまり最終登校日は先週の木曜日。

数日前にアッセンブリー(集会)はあったみたいだけど、終業式だの、卒業式だの、

って、ミドルスクールはありません。

 

エレメンタリースクールの卒業は、

パンデミックの真っ最中。

この時の卒業式はカフェテリアは使わず、校庭の芝生にみんな並んで、

在校生と、お別れの時間を過ごし、

校長先生と一づつ、ぱちり。

保護者は、見に来ちゃダメ。

でも、校庭に沿う道からたまたま、見えちゃった、はいいよ。

と、なんだかハワイらしい配慮でした。

 

”クラスオブ2028”と言われるように、ハイスクールの卒業が本番というアメリカの習いで、

ミドルスクールは特段何もありません。

 

 

 

 

 

 

その代わりがバンケット。

卒業パーティーにあたるもので、セミフォーマルでおめかししたKIKIも楽しみました。

ただし、
保護者が参加できないし、

スクールからのお便りもないし、

全然様子が分かりません。

KIKIの説明だけが頼みの綱、とあって、頼み甲斐もありません。

 

貴重なお写真が一枚だけ。

ミドルスクール卒業生(日本で言えば中学校2年生)らしからぬ大人っぽい装いのお友たち、

少しづつ大人に近づいているなあ、と実感します。

KIKIは、と言うと、柔らかな笑顔で、きっと楽しい時間が過ごせたみたい。

なによりポツンと一人じゃなくて、ホッとします。

 

 

 

 

 

 

スローなスタートだったミドルスクール

 

KIKIのミドルスクールの3年間、

パンデミックにも翻弄されて、ぎくしゃくして始まりました。

なにしろ校内にな入れないし、

先生に会えないし、

事前のESY(Extended School Year サマースクールのような補講)もないし、

担任の先生の名前も分からないし、

状態。

小学校とのシステムの違いを理解するまで、ちょっとストレスも感じました。
 

幸いKIKIには、IEP(個別教育プログラム)の策定や、評価や、の会議が義務化されていて、

オンラインで先生たちを知ります。

当のKIKIは、

あっという間に先生やアダルトエイドになじみ、それは可愛がってもらっています。

プランナーに書かれる毎日の記録も小学校とはちょっと違い、意外に淡泊。

それもじわじわKIKIへの優しい眼差しに溢れていることが感じられます。

そしてアッという間の3年間。

 

 

 

 

 

 

晴れてミドルスクール卒業。

いっぱいのお友だち、

先生やアダルトエイドやスタッフに支えられて、

KIKIはまたちょっと大きくなりました。

 

今のKIKI、

単語ぽつぽつだった会話は、文法はメチャクチャでもたくさんおしゃべりします。

ちゃんとセンテンスでお話しすること、

ちゃんと相手のお話し、質問の内容を聞いて答えること、

ゆっくり大きな声でお話しすること、

と、ずっと言い続けて、

たぶん半分くらいできるようになりました。

 

英語も今やママやパパを凌ぎます。

難しいお話しが分からないのは、日本語も英語も一緒。

それでもお友だちとふざけたり、スイミングのコーチの指示を聞いたり

は、ネイティブのお友だちと同じように聴き取れます。

 

この日のできごとを、ちゃんとセンテンスで報告し終わり、

タブレットのモニターの向こうのパパと一緒に、

 

「卒業おめでとう! かんぱーい」

 

 

 

 

 

 

3年間での KIKIの変貌

 

卒業の夜の祝宴は、

KIKIが大好きなお刺身がずらり、の手巻き寿司。

そう言えば、

小学校のKIKI、あまりに食が細くて心配していたのに、

今や誰か止めないと、ぱくぱくが止まらない大食漢。

なんともきゃしゃだったカラダも、

貫禄さえ感じます。

 

そのエネルギーを消費するのはスイミングで、

この3年間に、その練習もずいぶん変わっています。

公園プログラムの水泳クラスからは14歳になった時点でキックアウトされてしまい、

思い切って地域のスイミングクラブにトライアウト。

参加を許されます。

見渡しても、スペシャルニーズのある選手は、KIKIたった一人。

上へ上へを目指す選手たち、

トビウオたちみたいな選手たちに交じって、KIKIも練習します。

 

 

 

 

 

 

やがてスペシャルオリンピックスの上手な選手たちに追いつき、

そのタイムもびっくりするくらい速くなっています。

 

ダウン症のある女性はちょっとふくよかになり勝ち。

健やかに過ごしてもらうためにも、KIKIにとって、

スイミングはなくてならない日課です。

 

 

ハイスクールのその先

 

毎日毎日のKIKIは、

ちっとも前進しているように感じないけど、

この3年間を振り返って見ると

ここまで来たんだなあ、

と感じます。

 

チョコ好きは今も一緒で、卒業の祝宴のデザートは、もちろん

Cake Mのチョコケーキ。

またKIKIを燃やします。

これは変わらないかな。

 

これから始まるハイスクール、

4年間の先のKIKIって、まだ想像もできません。

振り返ったKIKIの現在位置、

よく覚えておこうと思います。

 

 

 

 

 

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