到着翌日にまさかの スペシャルオリンピックス・オアフ島大会 | KIKIとウインドサーフィンとハワイ移住のブログ

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ウインドサーファーとして夢見ていたハワイでの長期滞在
KIKIの誕生で思わぬきっかけが舞い降りてきました
米国の教育を受けさせることを心に決め、ハワイ移住
家族、仕事、療育・・乗り越えなくてはならない障壁は
多くその試行錯誤を綴っていきます

 

旅程調整挫折 到着翌日になったレース

 

ホノルル到着の翌日は、土曜日。

立て続けに大切なイベントがKIKIを待ち受けていて、

この日も、欠かせない一日です。

 

日本旅行の日程も、

この日開催される、スペシャルオリンピックスハワイのエリアレース

”オアフ・トライフェクタ”を睨んで、と思っていたのに、

なかなか日程が確定せず、

なんと到着翌日が、レースと厳しいスケジュールになってしまいました。

 

ゴールデンウィークの真っただ中のホノルル便で、

前倒しの調整はまさにピークにさしかかってしまい、ギブ。

アロハコンサートと言い、

エリアレースと言い、

ぴっちぴちの日程です。

 

 

 

 

 

 

おまけに日本旅行の前から変調をきたしたKIKI、

スイミングチームとして遠征した4月のスイムミートをなんとかこなしたものの、

そのあとダウン。

日本旅行にはお咳と鼻水を抱えて行く羽目になってしまい、

スイミングの練習なんて、もってのほか。

温泉にぷかぷか、静養に努めます。

 

それでもホノルルに戻る週になってやっと復活したKIKIは、

区民プールで4日連続の泳ぎ込み。

ちょっと勘を取り戻せたかな。

 

 

 

 

 

 

スペシャルオリンピックス、オアフ島大会開幕

 

会場は今年もハワイカイのカイザーハイスクール。

ココクレーターの裾野に広がるキャンパスで、

KIKIたちのスイミング種目だけではなく、

トラック&フィールド種目でも熱戦が繰り広げられます。

 

KIKI、ホノルルに帰る直前から練習を再開できたとは言え、

3週間近く練習の空白があって、

もちろん万全とは言えず、

きっと体力も落ちているはずです。

 

 

 

 

 

 

チームごとに始まったウォームアップ、

区民プールとは違って、冷たいお水。

KIKIの表情が気になります。

 

この日は、セントラルオアフのチームダックスをはじめ、

ハワイカイや、カイルアや、ミリラニや、からのチームが集まり、

プールはにぎやか。

つぎつぎどぼんどぼん、練習を始めます。

 

KIKIはあまり気負ったようにも見えず、

フリースタイルで泳ぎ続けています。

いつものようにのんびりしたピッチで、

ブランクがあったけど、カラダは動いています。

 

 

 

 

 

 

続く自己ベストとの戦い

 

エリアレース、1種目目は平泳ぎ100ヤード。

ほかのチームからのエントリーはなく、

男子も、女子も一人づつの出場。

戦う相手は自己ベスト。

男子に出場しているダニエルが良い目標、

ついていけるかな。

 

日本旅行前のスイムミート出場からちょうど3週間ぶり。

体調不良の練習不足だけじゃなくて、

なにしろ前日に帰ってきたばっかり。

完泳目指して、Take your mark!
 

ビッピリピリ

 

 

 

 

 

 

KIKI、ひさびさの真剣なスイミング、

無難に泳ぎ切りました。

のんびり平泳ぎで、2分3秒75、はまあまあかな。

今までのスイムミートでのベストは、2分7秒86。

そろり始動の一種目目で、KIKIも自分のコンディションを知ります。

 

スプラッシュ!スイミングチームのチームメイトたちにはとってもかなわないけど、

ほぼ14歳(健常の中学生)の経験者の平均タイム(出典:スポビズ研究所)です。

そしてスイミングチームのエイジグループでも1分58秒22を切れれば
Bクラス入り。

遥か遠くだったABCクラス分けにすこし近づいています。

 

2種目目はKIKIがもっとも期待されている種目、100m個人メドレー。

というより、さすがに100m、200mの個人メドレーの選手層は、

チームの中でも寂しく、

4種目しか出られないから、この種目を選ぶ選手もほとんどいません。

このヒートは男子2名、そしてKIKI。

このレースも自己ベスト更新を目指しています。

 

 

 

 

 

 

いままでのレースでのKIKIのベストは、2分0秒。

それが3月に練習でタイムトライアルをしたら、いきなりの1分53秒。

ママもパパも、そしてヘッドコーチも驚きました。

 

いつか本調子になったら、その記録もレースで出せるかな、
ママもパパも、気長なそんな吉報を待つつもりでいたら、
KIKIは違います。

レース、と聞くとどこかのスイッチがON。

並走する男子とガチンコで競います。

そして、フィニッシュ。

 

大声援も味方して、KIKIは気持良く泳ぎ切り、

タイムもまあまあかな、

と思ったら、なんと 1分52秒74!のベスト更新。

がんばったね。

 

 

 

 

 

 

苦しい100ヤードバタフライでも結果

 

KIKI的には3種目目で、

ならし運転も終わり、負荷をかけても大丈夫そう、

と確信しているみたい。

ママとパパは、ちょっとばくばくしています。

日本旅行出発直前のスイムミートでは、

この100ヤードバタフライ種目は、初めてのレース出場。

結果は厳しく、ストロークも乱れてほとんど溺れてる?ような始末。

体調も、体力も、目指すレベルは遠く感じた種目です。

再挑戦の今回。

何か劇的に泳法を変えた訳でもないから、依然キツイ種目のはずです。

ところが、

チームメイトのアリスとの一騎打ちにKIKIが燃えます。

アリスはワールドゲームにも出場したきらきらの憧れの選手。

きれいな泳法で、それにすごい持久力です。

チームメイト同士のレース、スタート。

KIKIは先行逃げ切り作戦かな、

50ヤードくらいまではテンポよくドルフィンキックできています。

後半、やっぱりキックできず、カラダが浮かなくなってきて、

前回のスイムミートの苦戦の再現になりそう。

 

「キックー!」

 

声援が聞こえたかな。

KIKIがちょっとキックが強くなります。

懸命な表情のKIKI、最後の25ヤードも諦めず、先行したままタッチ。

 

 


 

 

 

目標のお姉さんチームメイトと競って、

今のせいいっぱいの成績です。

2分11秒25は、100ヤードバタフライのちゃんとした初めての記録。

KIKIの現在位置で、またスタート地点です。

 

レース前はひやひやしていたママとパパ、

KIKIは意外に健闘して、

気持ちも前向きです。

旅行の疲れだの、時差ぼけだの、KIKIには無縁みたい。

レースも大詰め。

バタフライをフィニッシュして、そのまま次のヒートのステージングに呼ばれます。

 

 

 

 

 

 

残り5ヤード 特訓の成果の出たバックストローク

 

大会、最終ヒートは200ヤードメドレーリレー。

KIKIの持ち場はバックストローク、

課題は、ストローク、キックももちろん、

バックストローク独特の難しさの克服です。

 

まずはサイドパネルにタッチするまでの距離感。

KIKIは5ヤードフラッグを過ぎてから、ストロークいくつでタッチできるか

未だにあやふや。

フラッグを見た瞬間からストロークは縮こまって、キックは止まります。

6ストロークはきちんとしてからタッチだよ、

と区民プールで特訓。

 

それに、

ストロークをちゃんと続けられず、タッチ直前でカラダをひねって

フリップターンを試みても距離が合いません。

これも6回ストロークをしてから、と刷り込みます。

果たして、その成果は・・

 

ぴったり!

 

5ヤードフラッグから6ストローク、キックも続けています。

 

 

 

 

 

 

いろいろ気を揉んだ今回のエリアレース。

終わってみれば、

4種目とも思い描いた成果です。

みんな1位をとれたのは嬉しいけど、

心配した練習の空白や、到着翌日というコンディションを、

毎日積み重ねた練習が、補ってくれたという自信が、何より。

それに

スペシャルオリンピックスのチームダックスにもちょっと貢献。

 

練習がちゃんと結果に結びついてくれたKIKIにすごく良い経験で、

厳しい毎日の練習の励みになったはず。

より高みに続くような循環が

KIKIをもっと欲張りにしてくれそうです。

 

 

 

 

 

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