ちょっと期待していた結果 & 【YS-11】製作記② | KIKIとウインドサーフィンとハワイ移住のブログ

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ウインドサーファーとして夢見ていたハワイでの長期滞在
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多くその試行錯誤を綴っていきます

 

KIKIが差し出した3学期の通信簿

 

お部屋の修理作業は、今週も続き、

トンテンカンはほぼ終わり、

コンパウンドだの、パテだの、見た目を良くする工程です。

パテで成形して、コーキングで充填して、

そしてやすりがけ、の繰り返して、

最後の最後はリペイント。

乾燥にも数日かかります。

 

終盤戦とは言え、まだ先があり、間に合うかな。

と言うのは、

4月下旬からは、パパの日本出張に、KIKIとママも同行する予定で、

家族一緒の日本旅行。

数えてみたら、あと1週間ちょっと。

 

お出かけとなったら修理は中断しちゃうし、

中断しても大丈夫な作業もあれば、中断できない作業もあります。

 

 

 

 

 

 

この日も夕方近くから、ジャスティンと一緒に作業開始。

別のアポイントも重なってしまったので、

二手に分かれてお仕事です。

 

アメニティフロアにKIKIを訪ねてくれたのは、

リリーに、ビビアンに、

可愛らしい姉妹で、KIKIの幼なじみ。

かつてはお隣さん、でした。

パパとリリーママが一緒にお仕事中、KIKIがお嬢ちゃん二人の子守り役です。

 

子守りするはずが、KIKIったら年下のビビアンのスマホを横取りしてYouTube鑑賞。

英語が達者なビビアンに遊んでもらっている始末です。

なんて言ったってミドルスクール最上級生、

お姉さんらしいところを見せるチャンスだったのに。

 

 

 

 

 

 

お部屋にもどって、ちょっともぞもぞしたKIKI、

差し出したのは、”通信簿”。

春休み前までの、3学期の成績通知です。

胸を張って渡す風でもなく、さては・・

 

結果は、2学期とほぼ一緒。

実は、1学期が一番良くて、Aが2つ、Bが3つ、Cは1つだったのに、

2学期はAが1つ、Bが3つ、Cが2つ、と後ずさり。

 

リーディングで好成績だったから、3学期は、

とちょっとだけ期待していたのに。

残念ながら、2学期に成績を落とした社会、体育、どちらも捲土重来ならず。

社会は宿題の期日を、ことごとく踏み抜いてしまい、

体育は日本旅行などで欠席数が多くてB評価、と理由はKIKIも分かっています。

 

「ほら Aだったよ」

 

一瞬のどや顔は、第2セメスターから始まったキャリアテック教育の高得点。

コンピュータも好きだし、ビジネスにも関心あるものね。

ミドルスクールでのお勉強もあとたった1カ月半ちょっと。

噛み締めながら過ごそう。

 

 

YS-11 海上保安庁機(旧塗装)製作記後編

 

 

 

 

 

 

なかなか書く機会のなかったプラモデルヒコーキ、YS-11製作記の後編。

もう記憶が消えてしまわないうちに、の忘備録です。

 

ほぼ1年前には、胴体の塗装に取り掛かっています。

大まかに言えば、胴体はトリコロール。

下面はシルバー(ジュラルミン)で、上面が真っ白。

側面がブルー、ですが、

キットの生地色がこのブルー。

白が発色せず、ずいぶん厚化粧です

 

 

 

 

 

 

翼作りを始めますが、

50年以上前のキット。

設計思想にも時代性があって、この頃は可動パーツを工夫して忍び込ませるのがウリ。

なんとフラップが動かせる、というギミック付き。

嵌め合いは悪くなってしまうし、

当然スケールモデルなのに縮尺無視のパーツがわんさかでてきてしまって、

嬉しくはありません。

 

 

 

 

 

 

可動パーツを頑張っている反動なのか、例えばこのエンジンの排気口は、

U字型の表現だけ。

ハイライトを当てたい部分でもないということなのか、

すごい省略。

排気口はプラスティックパイプで自作して差し込み、それに排気口のカバーの形状も実機の写真を見て、それなりのカタチに削ります。

 

 

 

 

 

 

また胴体の塗装に舞い戻り、

やっと塗り上げた上面(白)、下面(銀)にマスキングをして、ブルーをぶわーDASH!

もともとブルー色の生地なのに、あえてブルーを塗り直すのは、

上下のアクリルペイントのテクスチャーに合わせるためです。

 

 

 

 

 

 

上下のマスキングを剥がし、めでたくトリコロール塗装終了。

ぴかぴかしていたブルーが落ち着きます。

窓も真っ青になっちゃっていても、ちゃんとマスキング済み。

ペイントはのっていないはずです。

 

 

 

 

 

 

ハワイに来て初めてお世話になるヴァレホカラー、

スペインの大手ペイントメーカーで、

模型やクラフト用のペイントでは最大のカラーバリエーションを誇ります。

なぜか日本で買った方が、ちょっと安くて1ボトル319円(税込 2024/4現在)。

アメリカで買ったこの蛍光オレンジ色は、2.98ドル(税込 送料別)。

在庫のあるものは日本で調達します。

 

水性で、エアーブラシでも使える、

は嬉しいけど、難点は乾燥が早いことで、
エアーブラシの吹き出し口があっという間に詰まります。

 

 

 

 

 

 

塗ってみたら、やっぱり経験不足。

下地色を吹き付けておけばいいのに、青の上に蛍光色を吹いたので全然発色しません。

やっぱり厚塗りになってしまいます。

これが致命的で、乾かしてもいつまでも表面の塗膜が乾かず、べたべた。

良い経験になったとは言え、

さわるとくっつきます。

 

 

 

 

 

 

残る塗装はこまごま。

何と言っても手間なのが、いっぱい並んだ機窓の窓枠表現。

ひとつひとつ面相筆で窓枠にシルバーを置き、

はみ出したら青で修正し、

の繰り返し。

このシルバーも水性で、乾き始めるとダマができ、するり、と塗れません。

精神の修練の工程です。

 

 

 

 

 

 

まだ窓のマスキングはしたまま。

窓枠の色付けを終えても、

ちゃんと窓らしく見えていません。

 

 

 

 

 

 

デカールの転写作業開始。

まず、半世紀以上経った転写シールのレストアです。

水で浮かせば、するりと置きたいところに滑り動いていくれるのがデカールだけど、

すでにデカールそのものが経年劣化しています。

 

 

 

 

見た目は異常ないようでも、

お水に浮かした途端、ばっらばら。

数日前から、デカールの補修液で最悪の事態を防ぎます。

 

 

 

 

 

 

セッターと言う定着液を塗布して転写したら、ボロボロにならないように、

慎重に、デカールのソフナーをいっぱい塗ります。

これで時間が経てば曲面や凹凸があってもちゃんとデカールフィルムが追従します。

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり・・

目立つ日の丸のデカールは、もろくも真っ二つ。

 

幸い、日の丸は白と赤2色。

割れ目に塗装して、目立たなくします。

 

 

 

 

 

 

翼にもデカールをぺたり。

翼端の蛍光色も、収まりよく見えます。

おおきなデカールなので、スライド中あっちこっち破れちゃったけど、

補修液のおかげで粉々にはなりません。

ところが、白の下地付日の丸デカールが可動部分にかかって貼付することになっているから、

やっかい。

切れ目をいれるにしても濡れている状態がいいのか、乾いてからがいいのかが悩みどころ。

今回は濡れている状態でデザインナイフで、こわごわ慎重にスー。

やり直しがききません。

 

 

 

 

 

 

デカールを貼り終えてから、

エンジンナセル、レドーム、コックピットのキャノピーを取り付けると、

さらにヒコーキらしくなります。

まだこの時点でも、窓のマスキングはそのまま。

車輪は、次工程のあとまでお預けです。

 

 

 

 

 

 

最終工程の一歩手前が、トップコート。

これも水性の半光沢のコート剤をぶわーDASH!

全体の色調が整い、

デカールも塗装との一体感がでるので、必須の作業になっています。

 

 

 

 

 

 

ここまで来てやっと窓のマスキング剥がし。

ざっと半年間くらい目隠ししていた窓を、爪楊枝を使って剥がし、

ペイントがまわりこんでしまった部分も爪楊枝でかりかり落とします。

 

 

 

 

 

 

翼端灯はクリアーカラーの緑と赤なので、

輝きが残るように、トップコートしたあとぽちっと色を置きます。

 

そして、

仮引き渡し状態がこんな感じです。

 

 

 

 

 

 

昨年11月にできていたのがここまで。

これで完成、と言わなかったのは、

ちょっと心残りがあったせいですが、

この後から、日本での確定申告、アメリカのTAX RETURN準備の

怒涛の毎日が始まってしまい、模型作りは棚上げ。

 

今年の春になって、やっと目途がつき残作業です。

 

 

 

 

 

 

きれいに出来上がった機体に、恒例のごしごし汚し開始。

ウェザリングは、排気のすす汚れや、パネルライン、運航している内にこびりつく有機性、無機性のよごれの表現。

戦闘機は汚れ方も激しく、その表現もこってりするモデラーもいれば、爽やかにウェザリングするモデラ-もいます。

旅客機は実機でもぴかぴかしていて、激しくウェザリング、では、かえって違和感。

エンジン周辺やアンテナ、パネルの鋲あたりだけに墨を入れます。

 

 

 

 

 

 

いよいよ最後の最後、

その作業はアンテナ線の展張。

ちょっと前世代のヒコーキには、無線機のアンテナが何本も張り巡らされていたりします。

YS-11の写真で目立つのは、機体上面のツノのようなアンテナ支柱から、

垂直尾翼に張られた2本。

引留金具は自作で、1号(φ0.165mm)のテグスでピンと張って、

長々と工作台の上に鎮座していたキットが、

やっと完成です。

 

 

 

 

 

 

これがざっと1年かかってしまったハワイで製作したヒコーキ模型の1号機。

こんなのんびりモデラーで、

おまけに日本から運び込んだキットは年代物ばかりだから、

精度も今一つの上に、パーツ分割の思想も古くて、組み立てがタイヘン。

 

ヒコーキ模型を並べて置くように、と改造したディスプレイケースも

しばらくすかすかです。

 

 

 

 

 

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