出発当日に出張とは
ホノルルに帰るまで、あと４日。
もう空港宅配の予約もして、出国の手続きで変わったこともないはずなので、
今回は穏やかな出発。
なんて楽はさせてくれず、
なんと、出発当日に沖縄出張決定。
どうやったら、ホノルル行きのヒコーキに乗り遅れないのか、ばくばく。
なにしろ、ホノルルに発つ当日の朝に、那覇で打ち合わせです。
ということは、
午後一番のヒコーキで羽田に向かい、
そのまま、ホノルルに乗り継ぎ。
乗り継ぎ時間は、３時間半あるから
何かなければ、大丈夫。
何かあったら・・
不吉なことは考えず、
そうとなったら、といろいろと予定を変更です。
午後からのオフィス出勤は、
テレカンファレンスに変更してもらい、
ホノルルに持ち帰る品々を早朝から調達します。
いつものドン・キホーテの免税でのお買い物に向かいます。
免税品購入ルール変更前のお買い物
手続きがまた変わりそうだけど、
現在は、
①海外在住が２年以上であること
②戸籍謄本の附票 もしくは 在留証明書の提示
③入国日のスタンプのあるパスポート（搭乗券半券でもいいみたい）の提示
を条件として、在留邦人の一時帰国でも免税のお買い物が許されます。
現実的かどうかは別として、
どうやら空港での現品確認という手続きが議論されているようです。
免税でのお買い物は、
チェックアウトの時に
「免税でお願いします」
と申し出るだけ。
あと大変なのは、お店のスタッフで、
国内で開封しないようにパッキングして、
ハンディーターミナルで、パスポートの入国日、証明書などの税関申告、
でおおわらわ。
そしてお待ちかねの、こんな会話がスタート。
「パンはだめなんです」
お店のルールらしいけど、いつもあーだこーだになってしまうので、
観光庁のＰＤＦを見せます。
”対象とならないのは、商用の仕入れ（同一品を大量に購入など）だけ”
と明記されています。
前回のそんなやりとりの記憶があったらしいお嬢さん、
「お店ではそういうルールだけど、本当はそうらしいですね」
とパスさせてくれます。
おかげで、KIKIが大好きな
チョコスティックパンだの、
ミニカプリコだの、
カラムーチョだの、
おいしいお米だの、
が無事、オウチに到着。
山のように買い込んでも、しめて１６０００円なり。
ざっと１００ドル強。
ハワイだったら、ちょっとしたお買い物でもすぐ１００ドルなんて飛んでいきます。
ほっとします。
あわや粗大ゴミ West Elm購入のカーペット
グッドニュースがもう一つ。
出発身支度を始めたら、
フリマアプリにメッセージが着信。
「引き取りに行くから、値下げしてくれますか？」
「はい」
二つ返事で、取引決定。
出品していたのは、こんなカーペット。
実は、日本に持ち込むまでは大変で、
カリフォルニアのおしゃれなインテリア品＆家具屋さん”Ｗｅｓｔ Ｅｌｍ”で気に入って、購入。
よく考えたら、ハワイまでのヒコーキに預けられません。
他の家具と一緒に、メインランドからハワイまでの海上輸送をサービスしている
”Ｓｈｉｐ ｔｏ Ｈａｗａｉｉ”に依頼します。
トラックを仕立てて空港近くのヤードに引き取りに行って、
やっとホノルルのオウチに到着。
さらに、そこから日本までの旅路もあります
ＪＡＬでは、
チェックイン貨物として持ち込めました。
West Elmのホームページより
以来、この”ＮＯＶＯＧＲＡＴＺ社のＭＯＭＥＮＩ ＤＥＬＭＡＲデザイン カーペット”
目黒のオウチのリビングルームを飾ってくれています。
くたびれてきたわけでもないけど、
６年が過ぎ、お色直ししたくなってリビングのラグは、軽い麻の敷物に代わります。
さて、この子の将来はどうしよう。
とっても粗大ゴミにする気にはなれず、
最善の方法、
リユースしてくれる方を探します。
５００ドルほどの値段に、日本までの旅路の辛苦も上乗せされているこのカーペット。
誰か気に入ってくれないかなあ、と
気長になっていました。
なにしろ重たいし、
送るとなったら送料だけでも１万円を超えちゃうので、
出会いがなかなかやってきません。
かくして、
目黒のオウチにオシャレな時間を醸してくれていたカーペット、
第２の人生の収まり先が決まりました。
ギリギリになって、また慌ただしくなってきます。
グッドニュースが続いているから、
どうか、これ以上のドンデン返しはごかんべん。
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