スイミングチーム練習 ついて行けるかな
公園プールのスイミングプログラムが昨年末に終わり、
春シーズンも、
と思っていたのに、いきなりの年齢制限。
KIKIの通う公園プールだけが、１４歳以上は対象外になってしまい、
かなりがっかり。
スイミングは個人種目だけど、長く一緒に練習してきた
チームメイトたちともう一緒に泳げません。
「公園プログラムのあとに練習しているスイミングチームに入ったら」
コーチケイコに促されて、
まずはスイミングチームのトライアウト。
同じプールでのスイミングだから、勝手も分かっています。
フリースイミングとは違って、
練習メニューをコーチが用意してくれて、
時々、コーチからストロークやキックの指導も飛んでくる公園プログラム。
今思えば、
ちょっと緩い練習で、のんびりしているKIKIも
そんなに慌てません。
ウォームアップしたあとは、メニューは何かなあ、
なんてのんびりコーチの指示を待って、またレーンに、
というのが公園プログラムのペース。
見知ったプールで練習するスイミングチーム”スプラッシュ”、
入ってみれば、
全然違いました。
一旦、
ドボン
したら、とにかく泳ぎっぱなし。
それも同じレーンに、せいいっぱい速く泳ぎたいチームメイトたちがぎゅうぎゅう。
のんびり泳げません。
そんな練習にもKIKIじわり、慣れてきています。
相変わらず、レーンを渋滞させちゃうけど、
ターンのたびに一息、の時間がだんだん短くなって、
すぐ追いついてくるチームメイトたちから、逃げろー
いくら泳いでも疲れた、とは言わないKIKI、
やがて、チームメイトたちとペースが合ってきます。
一人だけチームメイトと違うKIKI
そんなKIKI、
スプラッシュのチームのみんなが等しく身につけているものなのに、
一人だけありません。
ユニフォームに代わるようなスイミングチームのアイコン。
間違い探しのつもりで見てみると、
分かります。
まだチームお試し期間で、もらえないのかな・・
トライアウトからもうそろそろ2カ月、
KIKIはすっかりチームの一員のつもりです。
連休明けに、思い切ってチームのプレジデント、ジェシカに聞いてみたら、
「あっ、そうだね 明日の練習来るかな、持ってくるから」
あっさり、良いお返事。
さて翌日、練習から戻ってきたKIKI、
スイミング用のトートをごそごそ。
「わたし、もらったあ」
取り出して、パパに見せます。
そうそう、これです。
白地にチームロゴも格好いい、チームキャップです。
お試し卒業 チームメンバーになった途端のレース
チームの正式名は、
”ＳＰＬＡＳＨ！ ＡＱＵＡＴＩＣＳ”
ＡＡＡ以上のタイムで泳ぐエリートになるまでの、
スイマーの孵卵チーム、
KIKIは高校まで長くお世話になれるといいね。
チームのキャップできりっとしたKIKI。
にこにこして出かけた昨日の練習、
きっとテンションも上がったはずです。
でも、待てど暮らせど、
ぜんぜん帰ってきません。
プールの練習は、公園プールのプログラムが終わってからなので、
陽も傾く４時４５分スタートで、大体６時半くらいまで。
KIKIのグループ、デベロップメンタルクラス（初級スイマー）のメンバーは、
５時半くらいに上がったりします。
日はとっぷり。
もう夜空で、昼の暖かな空気もどんどん冷え始めます。
７時を過ぎ、
さすがにちょっと心配。
ＲＵＮにも行けず、どうしよう。
「パッパー」
やっとKIKI帰宅。
「今日は、ぜんぜん帰ろうとしないで、ずっと泳いでた」
ママもちょっとびっくりしています。
チームのキャップのせいだけじゃないと思うけど、
仲間に入れてもらった、ってKIKIも感じたみたい。
「それに、スイムミートに出ることになっちゃった」
うわわ。
急転直下、そんなことになっていたなんて。
ママとパパはおろおろ。
KIKIだけ、なんだか悠然としています。
きっともう覚悟が決まっているのかな。
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