準備万端のKIKI ホノルル行きのヒコーキの中 | KIKIとウインドサーフィンとハワイ移住のブログ

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ウインドサーファーとして夢見ていたハワイでの長期滞在
KIKIの誕生で思わぬきっかけが舞い降りてきました
米国の教育を受けさせることを心に決め、ハワイ移住
家族、仕事、療育・・乗り越えなくてはならない障壁は
多くその試行錯誤を綴っていきます

 

事故の余韻は薄く華やぐゲート前

 

ラウンジで、いっぱいゴハンをいただいたKIKI、

おなかは、ぽんぽこになり、

ちょっとマブタも重くなってきます。

 

せっかくなら機内でグースカしてほしいから、

寝支度にかかります。

ママと一緒に向かったのは、シャワールーム。

ラウンジの一角にずらりと並ぶ個室シャワー室で、

さっぱりして、

歯磨きもして、

あとは寝るだけ。

 

 

 

 

 

 

ゲート前の待合室は、空いている椅子が見当たらないほどの混雑ぶり。

お正月の5日にホノルルに向かうヒコーキは、

予想通り、日本やアジア旅行からハワイに帰る乗客でいっぱいです。

 

どうやら、翌週から始まるSONY OPEN目当ての日本人ツーリストや、

出場予定の選手も交じっているみたい。

とは言っても、

年末年始のお休みを満喫した日本からのハワイ旅行は、

5日ともなると帰ってくる日程のはずで、

ハワイ詣での芸能人も、いっぱい日本人がハワイにいる時をあえて選ぶから、

もう帰国の途についています。

 

 

 

 

 

 

ゲート前の喧騒、

スポットに並ぶヒコーキ、

もう、数日前の大事故の余韻は探せません。

搭乗を待っているみんなは楽しそうで、

おしゃべりが弾んでいます。

 

国際線ターミナルは羽田空港の中では一番西よりで、

事故があったのは、一番東側。

少し西に傾いた(160度)南北方向にのびる並行した2本の滑走路の、

あっちとこっちです。

 

華やぐターミナルからは遠く、視野にも入らないけど、

海側の滑走路には、まだ事故機の残骸が横たわっています。

 

 

 

 

 

 

準備万端のKIKI

 

KIKI的には、ちょっとナーバス。

それでも、好きなお料理をいっぱい頂いてハッピーな気分だし、

酔い止めも飲んだし、

グレープの匂いのマスクも用意しています。

 

ちょっとはしゃぎながらジェットウェイをとことこするKIKI、

あまりアテにならない予感は、

KIKIは大丈夫そうだよ、と教えてくれます。

 

 

 

 

 

 

KIKIのシートは、窓側。

通路を隔てて隣の通路側にママ、

KIKIのすぐ後ろの窓際がパパ。

座席間の行き来の不自由なビジネスクラスでは、この態勢です。

真後ろのパパは、座席から手を伸ばすと、KIKIの頭の上に手が届き、

KIKIが不安になれば、手を握れます。

もちろんママからも通路を跨ぎ、手が届くからKIKIは安心。

 

子守り役のぬいぐるみのモンちゃん、

エチケット袋とティッシュペーパーのセットをいっぱい、

それにママの声と、パパの声。

出発準備は万端で、

2時間前に食べ終わったお食事もおなかの中でこなれています。

 

今回はKIKIより、パパの方が緊張しています。

しばらくJALで大きな事故は見聞きしたことがなかったし、

自分のガードもさがっていたと反省させられます。

ヒコーキの移動は、すっかり身近な日常になっているのに、

リスクが消えた訳でもありません。

 

 

 

 

 

 

KIKIにとっては、心配事はエアーシック(ヒコーキ酔い)、

いまのところ、できうる限りの準備はしたよ、

という自信が勝っているはずです。

 

 

すぐ聞こえてきたKIKIの寝息

 

A滑走路(16R34L)を滑り出したヒコーキ、

たんたんと加速して、そしてふわり。

しばらく南に突き進んでいたと思ったら、

大きく旋回し始めて北東に向かいます。

そして視界に入ってきたのがC滑走路(16L34R)で、

煌々と照明機が照らし出す、事故機が浮かびます。

 

窓は拭き掃除してあげたくなるような見通しの悪さ。

ムービーもぼんやりしか映りません。

レンズを向ければもちろん事故機は映るはず。

でも止めました。

命を冒涜してしまうように感じてしまい、

冥福をお祈りするだけにします。

 

 

 

 

 

 

シートベルトから解放されると、

KIKIの座席の脇に座ります。

ちょうど昇降式のアームレストがいい感じのスツール代わり。

シートをベッドに展張して、

コンフォーターをかけてあげて、

少しの間、

耳を手で塞いであげて、

さらさらの髪の生え際をなでなで。

 

「パパ、おやすみ」

 

嬉しそうに呟いていたKIKI、

数分もせず、

寝息が漏れ始めます。

 

 

 

 

 

 

機内はミールサービスも終わって、

明かりは落ち、

飛び立ってからもう2時間半ほど。

お仕事が一段落して、

パパも横になろうかな

その前にKIKIの寝相チェック。

 

離陸前からこっくりしていたKIKI、

ベッドを設えたら、途端にぐっすり。

相棒のモンちゃんを抱えて、楽しい夢の中で遊んでいます。

 

寝がえりは打つけど、

気持ち悪くなる前に眠くて、目を覚ますことはないみたい。
 

一時間おきくらいに、KIKIの脇に座って、

すーすーしている可愛い寝顔に、ホッとします。

やがて、パパもうとうとします。

 

 

着陸直前までグースカしていたKIKI

 

「あと30分でシートベルト着用のサインが点灯します」

 

アナウンスで目が覚めます。

いけないびっくり

不覚にも寝落ちちゃったので、しばらく様子を見ていません。

KIKI大丈夫?

 

でも、コホコホ聞こえたら、飛び起きるはずだから、

と思ってもちょっとばくばく。

 

前の座席のKIKIの様子は・・

 

 

 

 

 

 

KIKIはにこにこ。

自分でモニターに飛行情報の画面を映し出して見入っています。

 

「わたし おせきしなかった」

 

パパの手をひっぱって、なでてもらいたい自分のホッペに手をあてます。

 

「がんばったあ」

 

もうヒコーキはカウアイ島の上空。

これからどんどん高度が下がります。

もう一度、エチケット袋を一つ手に持っているように言い聞かせます。

 

少し揺れ出したヒコーキ、

時々、手を前の座席に伸ばすと、

KIKI握り返します。

 

 

 

 

 

 

あいかわらず曇っている窓からの景色はぼんやり。

地上が近づいて、しだいにはっきり見えるようになってきます。

 

今回は、カポレイがらエヴァの上の空を進み、

海上に向かって旋回することもなく、直進。

やがてパールハーバーのお舟、

エアーベースにずらり並ぶヒコーキ、

が機窓につぎつぎ現れ、

そして、どすん。

 

「本年も安全な空になるようさらに精励いたします」

 

キャプテンのアナウンスは、きっと羽田空港の事故を意識しています。

おかげで無事ホノルルに着きました。

 

 

 

 

 

 

国際線では、ヘロヘロになってしまうことが多いKIKI、

この日はさっぱりした表情。

ざっと7時間近く、ぐーすかして、ちゃんと寝られたみたい。

お咳はぜんぜんしませんでした。

いろいろ準備したヒコーキ旅、

今回は願いを込めた通りになってKIKIは苦しまず、

機内で過ごすことができました。

 

もちろん機内では絶食絶飲だったから、

おなかはぺったんこ。

エアーシックの心配はもう過去になって、

関心事は、朝ゴハン、です。

 

 

また始まるハワイ暮らし

 

3人ともグローバルエントリーのキオスクを使えるから、

入国審査は、税関で申告するものある?という質問だけ。

10秒で通過。

下りてみたら、もうスーツケースは、カルーセルから降ろされて並んでいます。

怪しい荷物は持っていないけど、

税関の通過は、KIKI先頭。

ママとパパは、そのあとのお供、と言う感じの隊列です。

 

 

 

 

 

 

スムーズに入国できました。

降機の際にちょっと待たされていた間に、手荷物も降ろされていたので、

どこも滞留せず、すいすい。

着陸して30分ほどで、ターミナル前に到達。

 

ピックアップをしてくれるメリカママも慌てて来てくれたものの、

 

「出てくるの早かったね」

 

とびっくりしています。

 

雲勝ちでも雲の切れ目から注ぐ陽光はやっぱりハワイ、

暖かくて気持ちがとろり緩んで行きます。

週末の到着で、

週が明ければKIKIの新学期もスタート。

ハワイ暮らしがまた始まります。

 

 

 

 

 

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