何も勃発しなかった出国、ということはアメリカへの入国手続きも大丈夫。
時間にも追われずに、すこしゆっくりラウンジで過ごせます。
幸い、ホノルルまでの夜間飛行、アップグレイドができて、フルフラットシート。
ラウンジでゴハンを頂いて、あとはグーグー道中になりそう。
寒くなって身のしまった真鯛、それに赤エビの握りがおいしそう。
２時間近く、お寿司を頂きながらのお仕事、という贅沢。
ぱくぱく、１２貫。
それに、、
ドリンクのコーナーで見つけたワインは、
待望のボジョレーヴィラージュヌーボー。
解禁日は１１月第三木曜日、
ということは前日、でした。
アメリカ、とくにハワイでは空輸までして解禁日に大々的に販売する、
なんてボジョレーヌーボーの存在感は全くなし。
一か月後、すごく安くなる船便のボジョレーヌーボーでさえ、店頭で見たことがありません。
生産地以外でボジョレーヌーボーが解禁日で楽しめるなんて、たぶん日本だけ。
個人的に買うこともないし、ラウンジで楽しめるのは幸運、
絶好の出発日になりました。
実は、
ランチもおいしい生蕎麦屋さんで外食。
大粒のカキフライに、冷やしたぬき蕎麦に、ゴハンに、
おなかがイタタ・・・
苦しいほど食べたというのに、連続の暴飲暴食。
ここ３週間、
パンとコーヒーとか、
フルーツ＆ナッツグラノラとミルクとか、
バナナとリンゴとヨーグルトとか、
ゴハンと納豆とお味噌汁とか、
シンプルな一汁一菜ばかり。
この日は、きっと一週間分のご馳走です。
混んでいますよ、
とチェックインカウンターのお嬢さんのご案内の通り、
搭乗してみると、
空席が見当たりません。
ＣＡさんに聞いてみたら、
ビジネスクラスは満席です、だって。
団体客らしいグループもちらほら、
社内旅行なのか２０代、３０代の若い一団がビジネスクラスの半分近くを占めます。
もうそんな世界が戻ってきました。
席に落ち着いてみれば、
ここ一週間近くのかなりキョーレツな寝不足で、
気絶。
カトラリーが触れ合う音で目が覚めました。
機内はお食事の時間帯でランプが煌々。
気が付いたＣＡさん、
声をかけてくれたものの、おなかいっぱい。
一応お持ちしますから、少し召し上がりますか
フルーツだけ頂くつもりが、
まずい、
全部食べちゃった。
案の定、ダニエル・K・イノウエ国際空港に近づくにつれ、
おえっ 🤢
気持ち悪いし、
胃が痛いし、
腸が痛い
食べつけないご馳走を大量に一気に頂いたツケ、
降機するころには青息吐息。
倒れそう・・・
懲りないオジサン、食べ過ぎですっかり体調急降下、
なんて実況はおそらく誰も興味ないので、
大事な入国の様子をご報告します。
いつも調子の悪いグローバルエントリーのキオスク、
グリーンカードを順調にスキャン。
バイオメトリクスの指紋スキャンは今回も苦戦、
”Ｔｏｏ Ｌｉｇｈｔ”連発で泣きそう。
やっとレシートを受け取ったころには、
ほとんどの日本人ツーリストはすいすい入国審査を通過済み。
審査が厳しめ、ということはないみたい。
通関周辺のポリスの人垣を質問なしに通過するのは至難で、
大荷物のKIKIパパともなると、飛んで火にいる何とか状態。
幸いスーツケースご開帳は避けられました。
そしていよいよ検疫。
は、ブースさえなくなっていました。
ポリスと昵懇にお話ししていた時間を含めても、
着陸してから、
ターミナル前でママにピックアップしてもらうまで、
ちょうど３０分。
ほぼすべてがトラブルなし、
という貴重な経験です。
でも、
食べ過ぎからの吐き気と腹痛は悪化の一途。
オウチに帰るまでの、
素晴らしい空と海、
見る余裕もなく、唸りっぱなし。
オウチについて一安心できるはずが、
余力を絞り出して、
荷解きを終えると、ほんとにダウン。
下校してきたKIKIの気配で、やっとベッドから起き上がりました。
パパ、きたね
うん、きたよ
KIKIとハグハグ。
KIKIとママが楽しみにしている品々とともに、
３週間ぶりに帰ってきました。
吐き気と腹痛で色を失ったお顔を見た女子たち、
同情してくれる様子はなく、
学習能力ないんじゃない？
ごもっとも。
こうなるとそろそろおなかが盛大に壊れます。
日本でのおいしいお食事の食いだめ作戦、
今回もあえなく失敗。
あー、きもちわるい🤮
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