今日も早朝会議の後は大阪
東京は寒い?と聞かれますが、大阪も全然春の気配がありません
日本の西も東も、もうそろそろ冬仕度から抜け出したいのです
帰りのヒコーキではまたまたバードストライクのニュース
滑走路点検で上空待機です
最近多いような気がします
野鳥が増えた・・ つまりいいニュースなのかもしれません
でもヒコーキにぶつかってしまった鳥にはお悔やみ申し上げます
今日は陸前高田から被災地で避難所の運営などでも大変苦労され、自らも被災した釘子さんに上京していただき開催される語りの会です
会場はオウチの近くの HUB TOKYO
目黒の駅前から権の助坂を下っていく辻々に案内のボランティアの方々が誘導してくれます
寒い中、本当にご苦労様です
地元の会場です
ご挨拶しながら勝手知った道をたどります
フェースブックや声掛け、ブログなどで参集された方は70名近く
賑やかな会となりました
釘子さんのお話
このブログで端折ってご案内できるほど軽いものではありません
しかし訥々話されるその裏にどうしても伝えたいというメッセージは確実に受け止めることが出来ました
近しい人、愛しい人を失う喪失感、虚無感はいうまでもありません
しかし陸前高田では、その数1600人にのぼります
猛々しい津波のために市内が壊滅しているのです
内陸8Kmまで進入した津波は陸の奥に行くに従い勢いを増し、18mもの高さにまでせせりあがっていったということです
一瞬の判断が生死を分った例は枚挙に暇ありませんが、津波到来から通過まで4分程度
やるべきことをできたか否か、議論をする余地もありません
でも釘子さん、繰り返し訴えていました
家族で避難について話してください
避難所に一度でも行ってみて下さい
避難所が安心なのか、自分を守れるか考えてください
被災の瞬間、避難所での労苦、一方でボランティアや献身的な自衛隊の行動などの支えなど、きっと語りながらも当時の記憶が蘇り冷静にお話しすること自体大変な精神力を必要とされたはずです
それでもお話の中心は、これからの私たち、子供たち、次の世代へのメッセージでした
減災は個人で可能と知って欲しいという訴えは私たちも周囲に伝えていかなくてはなりません
また多くの方々の尊い命と引き換えに私たちに残した教訓を風化させることなどあってはなりません
貴重な機会を設けてくださったボランティアの皆さんに感謝したいと思います
縁のある東京、考えてみればハワイも東日本大震災の教訓を大いに活かさなくてはならない地域です
東京で8Km内陸まで20m近い津波に呑み込まれるとなれば、山手線周辺は全域水没するということです
小細工で命を守れるような規模ではありません
遠からず発生が確実視される南海トラフ地震では国の発表した津波高予想は
高知・黒潮 34m
静岡・下田 33m
神奈川・鎌倉 10m
千葉・館山 11m
などとなっています
30年以内に発生する可能性は70~80%へ、1月12日に引き上げられました
釘子さんのメッセージ、私たちはしっかり受け止めなくてはならないと思います
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