今日のうちに二回も書いてる。暇人だ~金はないし!

スカに続きロックステディ。

ロックステディはまあスカよりは遅い。レゲエよりは速い音楽。
自分も最初はただ単にスカとレゲエの間の時代にあった音楽だと思ってたけど、本当は奥が深い。
だってロックステディが流行ったのって66年~68年の2年間だよ?パンク並みに終息が早い。けどジャンルとしてちゃんと確立されてる。

実は未だにスカとかレゲエに比べて詳しくないけど知ってる事書きます。

よく「暑いジャマイカの気候に合わせてゆっくりなロックステディが人気になった」なんて言われる。
けど実際のところはアメリカのソウルが同じ頃に大ブームだったから、それに合わせてソウルらしい音楽になって行ったんだと思う。

それを証明するかのように、ロックステディ期の音楽は、インプレッションズみたいな美しいコーラスグループが多い。

それでロックステディといえば、ゴッドファザー・オブ・ロックステディことアリトン・エリスが有名で、ロックステディって呼び方もこの人の曲名からとられてる。



アルトンエリスも、聴くからにサムクックチルドレンって感じがする。ボブ・マーリーと比べて語られる人らしいけど、音源一つも持ってないからあまり詳しくないや。

俺が持ってるのはザ・ヘプトーンズの名盤(らしい)、「On Top」。



いかにもインプレッションズだ。心安らかに聴けるわ~。

ジャマイカの音楽は本当はプロテストソングが多いんだけど、この時代の音楽はまだラブソングとかが多いね。

あと、この頃のジャマイカは主にコクソン・ドット率いるスタジオ・ワンと、デューク・リード率いるトレジャー・アイルって2大レーベルによって支配されてた。

さっきのスカの話でもしたけど、人々を集めて巨大なスピーカーでアメリカのレコードを聴く、サウンド・システムって文化がジャマイカにはあって、コクソン・ドットとデューク・リードは、そのイベントを企画したりアメリカからレアなレコードを調達したりする、中でも人気の高い企画者だったわけ。

このサウンドシステムがニューヨークに居着いた移民から派生してブロックパーティーが生まれて、DJ・MCという概念、ヒップホップが生まれたと。確かな事は言えないけど、ヒップホップ以外にもテクノ、レイヴとかの集まりに影響を与えてる。

そいでコクソン・ドットはスカの時代にはレーベル(スタジオワン)を立ち上げて、スタジオバンドのスカタライツを結成させて、それに乗せたメイタルズとかのグループでスカ時代を圧巻する。
突き放されたデューク・リードはスタジオワンからアリトン・エリスを引き抜いて、ロックステディを引き当てて、盛り返す。
けどスタジオワンも負けじとヘプトーンズと契約したり、アルトンエリスを取り返したりして盛り返す。

この2つのレーベルはこうやってアーティストを引っこ抜き合って競い合ったらしい。このレーベルからはリー・ペリーとかボブ・マーリーとかジャマイカの重要なミュージシャンが大量に排出されたんだと。

その中でも俺が特にお気に入りなロックステディが、誰もが知ってる名曲「The Tide Is High」を歌ったザ・パラゴンズ。



このグループはいい!全曲キャッチーでコーラスも洗礼されてて。こいつらのアルバム買うのにだいぶ時間かかったなあ。CD屋行く時はレゲエコーナーでこいつらのアルバム探してた。

荒波と恋人をかけて歌った曲。
"波は荒いけど持ちこたえるよ。君の1番になるんだ。僕はそんなことで諦めるような男じゃないんだ"

染みるねラブソングは!いろんな人がカバーしてる曲だけど原曲が一番!
約2年という短い全盛期だったけど、こんな名曲が生まれたんだな。

この後に流行するレゲエを考えると、この時期はだいぶ力を抜いて怒りの爆発に備えてる感じがする。

ロックステディも素晴らしい。
こんにちは、今日は晴れてるし暖かいんでジャマイカの音楽の話です。

スカもロックステディーもレゲエも大好物だけど、語れる程詳しくはないし、周りに一緒に語れる人もいないジャンルだから、こうやって紹介する機会があって嬉しいんで最後まで夜露死苦。

ジャマイカ音楽といやゴキゲン裏打ちビート炸裂常夏音楽だよね、聴きながら書いてるけど早速テンションあがってきたゼ、夏にならないかな~

今回は中でもスカの話をしたい。
…その前にスカとロックステディーとレゲエの何が違うのかを、ジャマイカの英雄、レゲエの伝説、ラスタマンの鏡、ボブ・マーリーが語った動画を見てほしい。



ボブは自分の中でレノンとかジミヘンとかサム・クックと肩を並べる伝説だわ。
あの陸上のウサイン・ボルトも食わず嫌い王に出た時に「ジャマイカ人は皆ボブ・マーリーが好きだ」と言ったぐらいだからね。

この動画、ジャマイカ訛りが強くてなんて言ってるかよくわからないけど、おそらくジャマイカのポピュラーミュージックがどうやって変わってきたか、その違いを語ってる。

彼曰く、アメリカの黒人音楽(ファッツ・ドミノとかのニューオーリンズR&B)の影響からスカが生まれ、ロックステディーへとテンポダウンし、レゲエが生まれたらしいです、たぶんそんなこと言ってます。

つまり、
ファッツ・ドミノ:ジャナナジャナナジャナ
スカ:ンチャンチャンチャンチャ
ロックステディ:ンジャーン、ンジャーン
レゲエ:ンチャ…ンチャ

どうもこの説は有力で、ジャマイカでもやはりアメリカ黒人音楽の影響が強くて、アメリカは距離的にも近いから、ラジオから流れてくるアメリカ音楽がジャマイカで60年代にスカに昇華されて、けれどもジャマイカの暑い気候に暑苦しいスカのリズムは合わず、そこから徐々にテンポダウンしていったらしい。


でもそれ以前にも当然、ジャマイカの民族音楽の下地があって、明らかにアフロアメリカ以外の影響がある。
メントっていうフォーク音楽があったし、実は誰でも知ってる名曲もある。



バナナボート!これ聴くと野茂英雄のアメリカでの応援歌思い出すのは俺だけじゃないはず。
なぜかキンクスもライブでカバーしてる曲で、アメリカではこのハリー・ベラフォンテが56年にヒットさせたことで有名だけど、元々はジャマイカのメントってジャンルの、言わば労働歌らしいんですね。

一晩中、アメリカ行きの船にバナナを積み込む仕事をしたジャマイカ人が、働きながら歌ってた曲。
「もうじき日が昇る。オイラはつらい仕事を終えて家に帰りたいんだ。tally man(伝票をつける人)さん、バナナを数えてくれ…」(from Wkipedia)

こうやって歌詞まで読むと、ジャマイカという国がどんな国だったか見えてくるなあ。
このブログでは毎回こうやって、音楽の周りの人間関係とか社会風景とかの話をするけど、自分は音楽を聴く時にそう言う事を知るのも重要なことだと思ってる。
もちろん音楽は聴くだけで十分だし、ジャマイカ音楽だってなんとなくボブ・マーリー聴き始めてなんとなくいい音楽だな~って最初は思ってただけだけど、背景とか隠されたメッセージを知る事で、もっとその音楽が好きになる。知れば知る程好きになる。
自分にとってはレゲエがジャマイカの入り口だったし、音楽知る前なんか世界に前々興味なかったと思うな。

そんなこんなで、50年代にはスカが生まれるんだけど、59年にジャマイカがイギリスから自治権獲得、62年に独立、というタイミングと同時に、お祝いムードのジャマイカでスカが大流行する。



楽しそうだな~。祝ってるな~。ジャマイカではレコードとかあんまり普及してなかったから、音楽を聴きたい時はこうやって集まって生演奏を聴いたり、巨大なスピーカーから流れるアメリカのレコードを聴いては踊ってたんだって。
今時の都会のギャル・ギャル男が大好きなレイヴとかって集まりもそこから派生したもの。

上のジミー・クリフはジャマイカ音楽界のポップスター。この映像はちょうどデビューした頃のスカ期。バックバンドはジャマイカというかカリブ一帯では有名なインスト集団、バイロン・リー&ザ・ドラゴネアーズで、あの辺のリゾートホテルとかで裕福なアメリカ人とか相手に演奏してたんだって。
有名な映画、ゴッドファザーで確かキューバのリゾート地が出てくるシーンがあるけど、そこでカリプソとか演奏してるバンドはまさにこいつらを意識してたんだと思う。

この一曲でスカがどんなんかわかるよね。このあと徐々に、アメリカのソウルと歩調を合わせるように、スカよりもゆっくりなロックステディが流行ってくけど、スカは廃れない。

イギリスへと職を求めて渡ったジャマイカ人の若者たちの間で日々流され、その周りにいたイギリスの労働者階級の若者に飛び火して、70年代終わり、イギリスでネオスカ(いわゆる2トーンスカ)ブーム到来。というか60年代からイギリスではモッズとかの間でスカは流行ってたんだって!
こっからは2トーンと平行してスカソングを紹介したいと思う。

にしても2トーンバンドはプリンス・バスターが大好きだ。マッドネスなんてプリンスバスターの曲名からバンド名とってるし、1stのタイトルまで曲名からとってるし。プリンス・バスターは60年代のオリジナル・スカの代表格。

プリンスバスターで一番好きなのはこの曲だな。これは2トーンバンドのスペシャルズ版だけど。



来日公演の映像だから和訳と一緒に楽しんでほしい。
スカはもともと、キングストン(ジャマイカの首都)に出稼ぎに来てたジャマイカの田舎の若者が聴き始めたものだから、こういう教訓を歌った曲が多い。この若年貧困層の事をルードボーイ、つまりはルーディっていう。しくじるなよルーディ、メッセージ・トゥ・ユー・ルーディでおなじみ。
それからお互いを呼び合う言葉にバスターとか使ってたから、スカにはバスターもよく出てくる。

これも教訓ソング。原曲はスカというには遅いけど、クラッシュもスペシャルズもマッドネスもスカ風にカバーしてる。



プレッシャーがお前に降り掛かり、お前は自分が間違ってると勘違いするのさ。って歌。
一時期この曲にハマりすぎて一回バンドでやりたい!とだだこねたけど、結局やれずに終わった。確かに3ピースじゃ無理あっただろうな~
この「ジャマイカのオーティス」ことトゥーツ率いるメイタルズはレゲエの名付け親とされてるとか。

マッドネスもやっぱ忘れられないな。



1stの1曲目にしてプリンスバスターのインストをカバー。馬鹿だなー笑。この馬鹿さ加減がいい。
マッドネスはまた別の機会に。他の2トーンはまだあんまり知らないからこれから掘る。

インストでもう一曲、超重要なバンド忘れてたよ!



スカタライツの65年の代表曲。
原音で聴いて欲しかったからこんな動画しかなかった。このイントロのドラム!!!!強烈だ。

他にもデスモンド・デッカーとかスカ時代のウェイラーズとか名曲Red Red Wineとか紹介したかったけど割愛します、すんません。
こうやって60年代のジャマイカで生まれたスカが80年代イギリス、パンク/ニューウェーブに移って、現代のメロコアなんかに影響したんだなあ。ランシドもNOFXもオフスプもスカをやるけど、これはこれでひと味違っていいねえ。



この曲もめっちゃはまった。けどやっぱランシドのスカが好きかな。

日本でスカといえば東京スカパラダイスオーケストラが有名だよね。



いいなあスカパラは。あとオレスカバンド?とかいう女の子のスカバンドもあるよね。
日本でもスカはいまだに売れるんだなあ。その割に昔のスカはCDが全然手に入らない。手元には古いコンピとかベスト盤とかが増えるばかり。もっと再発してくれないかな。

話がどっちらけてきたから、最後に今めっちゃはまってるスカを。またThis is Skaから。




BBと言えばどのグループだろう?Blues Boy KingことB.B.Kingか?はたまたBlues Brothers?Beach Boys?ジャズのBrecker Brothers?Bobby Brown?Bad Brains?Backyard Babies?Beastie Boys?ボビー・バード?
俺のiTunesにさえ想像以上にたくさんいるけど、スカでBBといえばBlues Busters。この切ないハーモニーにサム&デイブのような熱唱ぶり(デビューはこっちが早い)。


「なぜ君が好きかわからない。なぜ君が必要かわからない。わからないけど君が本当に好きなんだ。」
だって。ふぅ~!照れるね!

この動画いいなあ。古き良き音楽って感じする。踊れるラブソング。

次はロックステディの話するとおもいます。
ジャマイカ音楽の話をするって言ったけど、その前に今日は最近のトップチャート音楽の話。


前に夜更けまでテレビをただ何となく見てたら、ベストヒットUSAやってて、この番組ってこんな時間にやってんだ~なんて思って、何となく毎週録画予約で設定しておいた。

しばらく録画してるの忘れてて、この前に録りだめたのをまとめて見てみたら、案外面白かった。

基本的に自分の力で好きな音楽を見つけたい…というか、あんまり派手な宣伝に惑わされたくないし、本当に糞みたいな大嫌いな音楽の類いを耳にぶち込まれるのが嫌だってのもあって、普段はランキングとかチャート番組みたいなのは見ないんだけど、嫌々、真剣に見てみると色んな事が見えてくる。

番組ではアメリカの今週のTOP20が放送されるんだけど、まず、ロックは1曲もないのね。ロック好きとしては本当に残念な話ですが。見終わって気づいて笑っちゃったよ。
いっそロックがアングラさを増してくれれば良いけど、中途半端なロックまがいが多いから敵わん。

「まがい」なんて言ったら「ロックまがいファン」が怒りだすかもしれないけど、「まがい」に聴こえるのは、今の音楽が日々発展し続けていて、様々なジャンルが入り乱れてるからだと思う。

まずチャートを占めてるのは基本的にHip Hop/R&Bなんだよね。
ただ今売れてるのにはだいたい共通点があって、トレンドって言うのかな、必ずってくらいテクノとクロスオーバーしてるよね。

テクノって言うと広いけど…ハウスとかトランスとか?まあジャンルなんて音楽のあだ名だから、何でもいいんだけど、シンセサイザーを使った未来らしい雰囲気のが多い。

覚えやすいポップなメロディーはもちろんだけどね。後は奇抜なファッション。本当、CrazyというよりはFoolなやつ。ジーパンにTシャツなんて今はまずいないからな。

けどこういうのは本当に流行だよね。だって80年代にもいたもん、奇抜な奴ら。あの頃のフレディもミックも、今じゃ笑っちゃうような格好してる。俺はまだ生まれてないけどさ。

音にしてもそう。今の未来感ある音って、80年代の音楽もそうだよね。あのチープな、発展途上のシンセサイザーとドラムマシーンの音を聴くと、例え知らないアーティストでも、80年代の人だなってわかるもん。

今はちょっとした…いや大掛かりなバック・トゥ・ザ・80'sブームだから、納得がいった。今じゃ80年代の音楽もクラシックなわけだ。

そりゃそうだよ、もう30年近く前の音楽なんだから、クラシックだよ。逆に80年代の30年前なんて、まだロックもソウルもボサノヴァも頭が見えた頃。ヒップホップもレゲエもテクノも受精してない世界だったんだ。30年は長ーい。

悲しくも、マイケルの死なんかもあって、本格的に80年代の見直しが始まってる。深夜なんかに"懐かしの80年代"とかいうコンピCDのCMやってるよな。

やっぱり流行はぐるぐる回るんだね。ああいう未来的な音とか奇抜なファッションとかの要素が、音楽ビジネスの意図的なシーン作りだって、皆、知ってか知らずか追いかける。

もちろんシーン作りってのは、悪意あるものじゃない。

ある日いきなりどっかのお偉いさんが「次は80'sリバイバルで行きましょう!」って決めたんじゃなくて、皆が少しずつ「80年代も、冷戦だとか家族問題だとか冷たい時代だったけど、悪くなかったよな。」なんて声を漏らしだしたから、それを見た業界さんが「わかりました、やりましょう」ってその背中をドンと押すわけ。そうすると皆そこにグッと注目する。

「俺、音楽にはうるさいよ」なんていう中2の音楽知識なんてせいぜいオリコンTOP50ぐらいだろ?少なくともその頃の自分は、音楽は並より詳しいとか思ってたけど、そんなもんだった。レンタル屋の入り口でまあまあのことが足りた。

そして当然の事だけど、「TOP20に入る音楽なんてビジネスに染められた糞だ、ファック!」なんて言いたいんじゃない。売れてる音楽なんだから、素晴らしくて当然なんだよね。

「何言ってんのよ!ジ○ニーズもA○Bも、顔だけじゃなくて歌もすごいんだから!名曲なんだから!」っていうけど、知ってます。音楽もすごい。プロが作ってるんだし、今は本当、良い曲書ける才能がある人なんて、山ほどいると思うよ。歌だって、元々歌のうまくて顔のいい人を集めてる。さらに講師なんかつけて、歌だけじゃなくて踊りも完璧な訳だ。

それを聴いて楽しんでもらって結構なんだよ。誰でも良いからみんなもっとA○BみたいにCDを売ってほしいな。ミリオンとか売れなくなると、困るよ。フォーマットがCDじゃなくなって、ダウンロードとかになると、CDで集めてきた自分としては、面倒じゃん。

別にミーハーでもいいと思うんだよ。全世界のミーちゃんハーちゃんが今の音楽を作ってきたんだから。

ただ自分はひねくれ者だからなあ。「皆と違う音楽が聴きたい。」って、最初はそう思って色んな音楽聴くようになったと思う。
そしていろいろ聴いてて気づいたんだけど、良い音楽に時代も国も売れたも売れてないも関係ないんだよね。売れてなくてもたーくさんあるんだよ、名曲って。

「古い音楽にこだわるけど、何が良いの?」とか言われたけど、新しい音楽にこだわって良い音楽に出会えてないのは君だよって、いつも思ってた。自分もまだよく見えないけど、君の方が盲目じゃんって。

日本のヒットチャートとアメリカのヒットチャートを見比べると、なんだか日本人の音楽の聞き方が見えてくる。アメリカかぶれになるつもりはないんだけど、日本人はオリコンTOP10の音楽が芸術だなんてあまり思ってないよね。

かく言う自分も日本人だから、音楽を芸術めかすのは嫌い。
だけど前に、世界的なクラシック指揮者の小澤征爾さんが、青年期にヨーロッパへ指揮棒一つで武者修行した時の記録本を読んだんだけど、そこで小澤さんが「日本は世界に比べて、芸術に遅れてる。音楽家に優しくないんだな。」みたいな事を言ってた。よく聞く話だけど、自分も最近そう思うようになってきた。まだ半分疑ってるけどさ。

あんまり興味がないんだよね、たぶん。ポピュラーミュージックにも、芸術的な要素がある事を知らない。エンターテイメントとしか見てない人が、世界に比べて多いと思う。というか芸術が好きじゃないのかなあ…。
前に友達が「ロックなんか所詮は、ポップスじゃん。クラシックの方がすごいでしょ。」なんて言っててびっくりした。お前はストーンズもカラヤンも聴いた事ないだろうが!って。皆、知った気で話すよね。自分は何とも返事できなかったけど、腹立ったよ。

いやいや、話がどんどん極端な方向を向いてきた。自分がアメリカのヒットチャートがすごいって思うのが、「こんなん絶対日本で受けない」みたいなのが普通にあるんだよね。今更ながら差が大きいなと思う。

例えばヒップホップにも、ヒップホップ・クラシックって言葉があって、これは昔のヒップホップの事じゃなくて、「時代に関係なく永遠に名曲」であるヒップホップソングのことを言うんだよね。

なんかアメリカっていーなとつい思っちゃうよ。
けど日本人の考え方を否定したくはないんだ。いつも自分は中立な事しか言わないけど、音楽を知りたいと思えば思う程「中立」も時には大切なんだよ。

だからもっと多くの友達に、いや多くの日本人に、もっと広い音楽の聞き方に気づいてほしい。もっと色んな曲に出会ってほしいと思う。何様だって感じだけど、皆に自分の感動を味わってほしい。テクノでもヒップホップでも何でもはまってくれ。

アメリカの今のヒットチャートで自分がひと際注目したのがこの曲です。15位ぐらいだったかな。


Cee Lo Green/F**k You




もうイントロからハロルド・メルビン&ザ・ブルーノーツの「The Love I Lost」みたいで、歌声は前に紹介したアル・グリーンみたいだ。曲もいかにもモータウン意識してて、ベースもパーカスもギターもまんまでしょ。それでいて古くさくなくて、ポップで聴きやすい。そんでタイトルがファッキュー。

ミュージシャンなら誰でも、自分の納得いくレベルでどれだけポップにできるか悩むと思うけど、なかなかこの曲は妙技だと思った。シンセサイザーも触り程度。

もちろん最近のR&Bを聴き始めた今の自分だから聴けるのかもしれないけど。ティーンガールをほれさせて、頑固親父に一目おかせるって、なかなかやるじゃんこいつ!