こんにちは、素頭と共に生きる斉藤淳子です。
ワタシの特長は、全身の毛がないこと
みんな違って、みんな倖せです。
今日は、先日読み終えた本の感想を
記録として書き記しておこう
稲垣栄洋
「生き物の死にざま～はかない命の物語～」
途中、休憩をしないと息継ぎが出来ない
切ない。切ない。はかない命の物語。
内容は端的にまとめられ、
とても読みやすいのに、
なぜか、休憩が必要になる
それは、命に直結しているからなのかも知れない
例えば、
最強の毒グモは、
赤ちゃんグモが誕生したその日から、
親子の壮絶なドラマがスタートする。
子を守る為、愛なのか、それとも本能なのか。
ゴリラもセミも、ゴキブリだって
それぞれの物語がある。
感動したり、考えさせられたり
じぶんに置き換えたりと、気持ちは忙しい
ラストのページは「人間」
ここ最近、「今を生きる」が大事だと言われている。
人は過去を悔やみ、未来に不安を馳せる。
人間以外の生き物は、そんなことは考えない
あーだーこーだと言い出すのは「ヒト」だけ
来るかどうかもわからない、未来を心配し
今を愚性にして、我慢をする、今を生きていないのだ。
全ての生き物は「今」を生き、
大切なのは「今」だと作者は言う。
しかし、人として生まれた以上、
今を生きる難しさを感じる。
二度と戻ることのできない過去を、
そして何があるのかわからない
未来を考えないわけにはいかない
なんという、やっかいない生き物だ。
それでもできることはある。
そう、未来を想像すること！
それにより、楽しい気持ちや、
生きる力がわいてくる。
未来を想像することで、
今を生きることもできるはず。
だから「希望」と言う言葉があるのかも。
ヒトは、希望を持つ唯一の生き物だから。
コーヒーと甘いお菓子が
気持ちをホッとさせてくれます。
それでは、また