カエルを食べてしまえ! | あなたと飲む水は、プレミアムモルツの味がする。

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トランプのダウトをしたら、ターンが回ってくるたびに誰かに「ダウト!」と言われる系女子です。よろしくお願いします。

 

 

カエルを食べてしまえ!を読んで。

 

(※本当にカエルを食べるという内容ではありません笑)

 

(※あと今回は飲酒関係ありませんあしからず笑)

 

 

カエルを食べてしまえ! 新版 (知的生きかた文庫)

 

 

 

Eat That Frog!

 

『「朝一番に生きたカエルを食べれば、

その日の最悪事はもう終わったと安心して過ごすことができる」』

 

 

この本に何度も出てくる、タイトルにもなっている「カエル」とは

私が今やらなければならない様々な仕事の比喩である。

 

 

『「もし二匹のカエルを食べなければならないなら、醜い方から食べよ」』

この本に書かれていることの8割はこの言葉で纏められる。

 

 

つまり醜くて、大きくて、見るからに食べごたえのあるカエルは

 

自分にとって最も難しく重要な仕事であり、

それと同時に

終えることで大きなプラスをもたらすであろう仕事なのである。

 

 

 

特に第5章の「常に「ABCD法」を実践する」では、

自分の仕事をランク付けするということが書かれている。

 

 

A…非常に重要なこと

B…すべきこと

C…したほうがいいこと

D…人に任せてもいいこと

 

 

Aの仕事が終わるまでは決して他のことに手を出してはいけない。

 

しかし人間は、食べるべきカエルを前にすると、

思わず目をそらし、先におたまじゃくしを食べたくなってしまうのだ。

 

つまり、

人間は今しなければならないことよりも、

すぐに終わりそうな今しなくてもいいことに手を出してしまいがちであるということ。

 

そんな事態を避けるためにリストを作ろう!と言うわけである。

 

(そんなのはどんなビジネス本にも書いてあるわい!

(と思いつつ、自作のABCD法メモ帳を作った私)

 

 

 

これは仕事においてだけではなく、

例えば、家事・休日の過ごし方・朝の支度をとっても同じことが言える。

 

とにかく優先順位をつけることが必要で、

掃除、洗濯、皿洗い、米とぎ、買い物などの中からまずどれを終わらせるべきなのか。

 

この中には「ぼんやりyoutubeやSNSをみる時間」もあっていい(というかあるべき)で、

それを自分の中でABCDにランク付けしたときにどれがAなのか、が重要なのである。

 

(ここで更にマルチタスクについても書きたいけど、それについては別の記事で…お願い

 

これは人によっても違うだろうし、天気や食事内容によっても左右されるかもしれない。

その時々で判断することが必要なのである。

 

 

 

で!

ここからが本当の?感想なのですが…

 

私の体感ではこのABCDのランク付けができないことのほうが問題。

 

おたまじゃくしから食べたくなるのもわかる。

なぜいまそれを!?ということをしている人は職場に絶対に一人はいるはず。

 

私もたまにそんなおたまじゃくしハンターになってしまうときがあるが、

つまみ食いをしても締切だけは守るように常に意識している。

 

じゃあランク付けできない人がどうやって仕事に優先順位をつけられるようになるかというと…

 

 

もうそれは人にランク付けしてもらうしかないのではないか。

 

 

 

いやむしろ、仕事には絶対に得手不得手がある。

身の回りに優先順位ランキングマスターが絶対にいるはず。

 

そんな人に、今自分が抱えている仕事や、やらなければならないことを

ランク付けしてもらう方が、自分でやるより絶対に手っ取り早い。

 

できないことや苦手なことは克服するよりもカバーしてもらうほうが良い場合が多い。

 

 

 

仕事の優先順位付けができる人は、

リストのAに「ABCDリストを作る」をいれればいい。

 

優先順位付けができない人は、できるひとにお願いする。

そのためにコミュニケーションをしっかりとっておこう。

プライドは捨て、仕事ができるあの人に自分の手の内をすべて明かそう。

 

 

これは優先順位付けに限らないと思う。

 

大谷翔平が通訳を使ったっていいじゃないか。

彼には英会話か、一球でも多くボールを投げるかを選ぶ権利がある。

(もし契約書に3年以内に英語をマスターしろと書かれているなら話は別)

 

 

 

 

 

この本には上記のABCD法のようなスケジュール管理についてが主に書かれているのだが、

それとは別に「重要な仕事」「一番大切なこと」「成功」といったフレーズがよく出てくる。

 

確かに、こんな自分になりたい!という希望は誰にでもあるだろうし、

それに向かって努力することは、仮に達成できなかったとしても絶対に無駄にはならない。

 

しかし、「自分にしかできない重要な仕事」なんて、この世には無い。

自分がやってたほうがいいことはあるとしても。

 

 

自分がそうではないからこそ思うけど、、

本当に仕事ができる人は、自分ができる仕事の範囲を理解している人だと思う。

それ即ち、できないことも理解しているということ。

 

だからこそ、自分がベストを尽くすべきところまで行い、

他の人のほうがベストを尽くせるであろうところでバトンタッチできる。

 

(これって家事にも言えるよな…)

 

 

 

ちなみに私の仕事ぶりは、

さながらスタンド・バイ・ミーの電車に追われるシーン

 

悠々と線路を歩いていると、

なんだ?…あれ?音がする…?

で、で、電車が来るぞ〜〜〜〜〜!!!!!!!

逃げろうおおおおおおお!!!!!!!!!

ハァハ…なんとか逃げきった………

 

 

を、流しては巻き戻し、流しては巻き戻し。

そんな感じです。

 

 

 

 

 

 

気を取り直して。

 

 

さあ、そのカエルを食べてしまおうではないか!

 

 

 

 

・・・ビールと一緒に生ビール

 

 

 

おわり。