マルシン漁具 スクリュー波動の特徴
マルシン漁具のスクリュー波動は安い価格が魅力のスピンテールジグ(ブレードジグ)です。バイブレーションプラグに似た高さのあるボディに、小さい幅色なスピンブレードが付いています。
表面は鱗のような菱形の模様が付いていて凸凹しており、全体的には凹凸したデザインになっています。安いなりに作りはチープで、塗装のムラなど安っぽい部分が見られますが、フックはダイソールアーに比べると、曲がりにくいまともなものが付いてるみたいです。
タチウオ・サワラ狙いにおすすめ
値段が安いので、タチウオやサワラのルアーフィッシングで、ラインカットが頻繁に起こる場合に活用できる。トリプルフックが下についているので、よほどガッツリ食われない限り、ゴリ巻きしておけばラインカットは無いと思います。
ヒットした瞬間に切られるのは防げませんが、安いから多少ロストしても目を瞑れます。
根掛かりするポイントにも使える
磯やゴロタ場やなど、海底が岩礁帯の根掛かりしやすいポイントに投げ込めるのも、安いがゆえのメリットです。沖のテトラやストラクチャーの際も攻められますね。初めて行く釣り場でボトムの状況が判らない場合も安心です。
夜のシーバス釣りで、ルアーが激突して破損するような、ストラクチャー打ちでも投げられますね。キャットテクニックを高める練習にちょうど良いかも。
使い方が簡単
スピンブレード前半に言えますが、「ただ巻き」だけで十分釣る事ができます。と言うかリトリーブスピードの変更や、狙うレンジを変える以外だと「ストップアンドゴー」か「リフトアンドフォール」くらいしかアクションの付けようが無いです。
夜のタチウオ狙いなら中層のリフトアンドフォールでゆっくり探るとヒットするはず。
もちろん14gなら岸壁からのスローリトリーブでも十分使えます。沈むのが早いのと浮き上がりにくいので、28gなら水深が20m以上ある深場の釣りでも使えます。
デメリット
直ぐに錆びる
残念ながらスクリュー波動は海水で一回使うとブレードが錆びます。磨けば綺麗になるんですが、釣り開始から5時間も立つと、使用中に徐々に錆びていきます。
持ち帰る際に入れるルアーケースに錆のシミが出来てしまうので、汚れても良い入れ物に入れた方が良いでしょう。
トリプルフックは錆が出ていないので、コーティングはそれなりにしっかりしているフックみたいですね。
引き抵抗がやや強い
形の割には引き抵抗がやや強く、青物狙いで高速リトリーブするなら巻重りが強いかも。柔らかいロッドで使うと結構曲がります。
青物狙いなら若干価格は高くなりますが「ジャックアイ マキマキ」や「マキッパ」の方が早巻きには適しています。
ラインナップ
スクリュー波動は14g、21g、28gの重さがラインナップされています。沈むのも早いので、あまり水深が浅いエリアでの使用は向かないかも。
こちらの記事もおすすめ
にほんブログ村