新型コロナウイルス・新型肺炎の予防に「マスクは効果なし」はウソ!予防にはマスクが重要、デマに注意 | す〜さんの釣行記&釣り情報・時々AQUA

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神奈川県で色々な釣りをしながら、熱帯魚やサンゴ、ウズラ、烏骨鶏と暮らしています。
海釣り全般にルアー、ジギング、ショアジギングからバス釣りまで様々な海釣りに挑戦中。
その他、釣り情報と生き物ペット関係の記事を書いています。

現在中国を始めとして日本でも新型コロナウイルスによる新型肺炎の感染者が確認されていますし、中国を訪問していた日本人の死者も出てしまいました。
しかも、新型コロナウイルス(新型肺炎)の感染が本格化するのは3〜4月とも言われており、この時期は花粉症やインフルエンザの流行とも重なるため、今後更にマスクの必要性と確保が重要になってきます。


新型コロナウイルスの予防にマスクは効果的?

一部で新型コロナウイルスの予防にマスクは効果が無いと言われています。確かに新型コロナウイルスはマスクの隙間を通り抜けるのですが、これは大抵のウイルスに言える事です。

でもマスクの効果は新型コロナウイルス単体を防ぐためでは無く、コロナウイルスが大量に含まれた飛沫を吸って感染する「飛沫感染」を防いだり、不用意に手で鼻や口を触り感染する「接触感染」事を防ぐのに役立つわけです。

ウイルス単体程度なら誰もが持っている免疫で防げますが、飛沫の様に数百〜数千とまった数の新型コロナウイルスが一気に侵入してくると免疫システムでは対象しきれずに新型コロナウイルスに感染してしまうのです。

屋内や電車など人と人との距離が近い混み合う場所ではマスクが効果を発揮します。
当然家の中でもマスクを着用しましょう。家族の誰かが野外から新型コロナウイルスを持ち帰っている可能がありますからね。

マスクが無いから買い控えを促すためか?「感染者以外はマスクは必要ない」なんて報道までされていますが、新型コロナウイルスの予防にマスクは効果が有るのは間違いありません。


マスクの着用で無症状の感染者が新型コロナウイルスを撒き散らす事を防止できる!
新型コロナウイルスの潜伏期間は12.5日とされており、正直が無くても感染者は12.5日の間飛沫を飛ばすなどして新型コロナウイルスを撒き散らしてしまいます。

でも無症状の感染者がマスクを着用していれば飛沫の拡散を予防できますし、うっかり口や鼻を素手で触った手で周りの物にウイルスを拡散してしまう事も防ぐことができます。

無症状でも新型コロナウイルスを拡散する可能性がある以上、無症状でも皆んなが常マスクを着用すれば感染の拡大を予防出来るわけです。


手洗いやアルコール除菌も必要!
マスクだけ着用していても手に新型コロナウイルスが付着していては、いつか口や目に入ってしまうでしょう。
外から帰ってきたらまず石鹸で手洗いし、そのあとにアルコールで除菌して下さい。先にアルコールで除菌しても皮脂や汚れに包まれたウイルスは死滅し難いので、先に石鹸で手や爪の間をよく洗い、最後の仕上げでアルコール除菌を行います。
使うアルコールの量はプッシュ式ならレバーを下までしっかり押し込んで出てくる量を、手首から下全体に馴染ませましょう。爪の間は念入りに塗り込んで下さいね。

ドアノブやリモコン、スマホ、カギ、洗面台やトイレ、蛇ぐち周り、郵便受けなど、不特定多数の人が触れる場所や、自分が必ず手で触れる物もアルコールで除菌するのを忘れずに。
意外と手をつく玄関壁付近の壁や靴箱、靴なんかも除菌のポイントですよ。
外出時に着用していた衣類の小まめな洗濯も重要になってきます。


マスクや衛生用品が売ってないのは何故?
2020年2月現在、ドラッグストアでは人家族1点とマスクや手ピカジェルなどの購入数を制限していますが、ドラッグストアには開店前から列ができ、ものの数分でマスクが完売したり、そもそもマスク自体が入荷しない店舗も存在します。

筆者が2〜3件のドラッグストアにマスク買いに行って店員さんから聞いた話では、開店時間前に並ぶか開店から15分以内に買いに行かないと購入出来ない可能性が高いんだとか。勿論マスクが入荷してればの話ですが。

マスクを製造する会社の多くは24時間体制でマスクを製造したり、残業時間を増やして増産体制をとっていますが、日本全国で必要なマスクの需要に全く追いついていないのが現状です。
かなりの数のマスクを在日中国人の方が購入して中国に発送しています。



マスクの高額転売が社会問題化
買う人が居るから売るわけですが、ドラッグストアの開店時間に並べない人はメルカリなどフリマアプリでマスクを購入するしか無いのも実情でしょう。

しかし、定価の10倍以上と言う、あまりにも高額な価格で当然のように取り引きされているのは問題です。
やはり法律で指定して、市販の公衆衛生用品はフリマアプリで転売不可にするべきではないでしょうか。

500円のマスクが4000〜5000円で売れるようでは転売目的の購入・まとめ買いが減るわけありません。

なんと通販サイトでは一般の小売店が転売屋並みのボッタクリ価格でマスクを販売している許し難い事態も確認されています。


中国人が中国にマスクを送っている
メルカリでマスクを転売しているユーザーの話では、購入者の4人に一人は中国と思わされる名前だったそうです。
中国でもマスク不足が深刻で1枚5000円と言うボッタクリ価格で販売されていたり、拾い集めたマスクを洗って転売するとんでもない転売屋が現れています。

日本で販売されているマスク自体80%は中国からの輸入品と言われており、当然中国の国内需要が足りていないので日本に輸出できるマスクなんて無いんです。
更に日本の国産マスクを中国人が購入して中国に発送しているので、当然日本国内からマスクが無くなるわけですね。

一部の自治体で備蓄していたマスクを中国に送ったりしていますが、これは明らかに早まった行為と言えますね。新しく同じ数のマスクが確保出来るのでしょうか?


一度使用したマスクは再利用できるの?
一度使用したマスクは再利用出来るのでしょうか?
幸いな事に新型コロナウイルスは洗濯するだけで落ちると発表されており、アルコールや熱に対する耐性も低いウイルスです。
どうしてもマスクが無くなりそうなら煮沸消毒やアルコールに浸すなどして、よく乾かせば安全にマスクの再利用が可能です。
もちろん使い捨てマスクは使い捨てで使うのが理想的ですけどね。

その点ガーゼマスクや布マスクは使い捨てマスクとは違い、何度も洗って使える耐久性があるので見直すきっかけになりましたね。

とは言え、やはり日に1〜3回マスクを交換する人は使い捨てマスクの方が使いやすいでしょう。布マスクと使い捨てマスクを上手く使い分けて消費量を抑えたいところです。


【まとめ】
マスクの有効性をよく理解して新型コロナウイルスの予防に活用して下さいね。日本のマスク不足は当分の間続きそうですからね。



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