「いた気持ちいいストレッチ」は効かない
ピラティス、ヨガ、ストレッチ…
身体に興味を持ち始めた20代の頃から
いろいろ試してきました。
身体の仕事をするようになってからは、
「筋肉のコリの原因は使い方にあるっぽい」
と感じて、上手な使い方を
できるようになるにはどうしたら良いか
模索してきました。
体幹がしっかりしてないから…と
インナーマッスルを鍛える
トレーニングをしたり、
バレエのレッスンのようなものに取り組んだり、
体が硬いから…と、
ヨガやストレッチで緩めるようにしたり。
子供が生まれてからはそうそう
自分に時間をかけてもいられず、
集中力や気力がいるストレッチやヨガは
(しょせん言い訳だけど)
出来なくなってしまいました。
やってみた方は分かるかもしれませんが、
歪んでガタピシしてる体って
伸ばしても、元の位置に戻るのが
すごく早い感じがしませんか?
ゴムが伸ばされて一瞬気持ちいいけど
反発力が強いあの感じ。
手を離したらベチーン!って弾力持って
帰ってくるというか…。
「頑張ってるうちは気持ちいい。
けどこれをずっと続けるのか…」
という徒労感にどうしても襲われる(ません?)。

それもこれも、全部
私の中にある「常識」「思い込み」のせいで
うまく行っていなかったのです。
ヨガ、ストレッチする時って
皆さんどうやって動かしてますか?
「いた気持ちいい〜」
「効いてる〜」
があると、
「よし、ここを伸ばそう!」とやりますよね。
その感覚を頼りにして
せっせと伸ばしてきたけど、
残念なことにそれじゃ身体は変わらないんです…。
変わったとしてもすぐ元どおりになるんです。
自分の身体は自分にしか分からない
ついついやってしまう、
「効かせよう」とする意識。
それが無駄な力みになって、
緩もうとしてる場所を固めてしまっている。
お裁縫の時、
引っ掛かりや突っ張るところがあったら
その手前で糸を引くのを止めて、
一旦ほどかないと糸は絡まって
解けなくなってしまいますよね。
その感覚がとても近いです。
気づいて、止めて、緩める。
どこで引っかかるかは、
その人の歪みや詰まりで変わってくる。
だから、
「この筋肉に効かせる」と思いながら
ケアすると失敗するんです。
「ここをこうやって、
この筋肉に効かせるんですよ」
というピラティス、ストレッチやヨガの理論。
正確な知識を入れると狙いが定まりますが、
逆に「型にハマる」という欠点もあります。
そこだけを意識してしまうのです。
筋肉は複雑に絡まり合っていますから、
ここを伸ばそうと思うのに
伸びないのは、
別の場所の
引っ掛かりや骨格の歪みが
原因の可能性があります。
自分の感覚に耳を澄ませ、
「あ、ここで止まる」
と思ったらそこでストップする、
繰り返すうちにだんだん
可動域が広くなります。
筋肉はゴムのように、強く負荷をかけると
戻ってきますから、一瞬ゆるんでも
その時限りなんです。

そんなふうにやるケアはとってもラクラク、
しんどくない、慣れたらTV観てても
デスクに座ってても出来る。
えっちらおっちら やらないから。
実際、日々のケアで毎日写真撮って、
変化が出ない時は
大抵「やり過ぎた」時です。
だらだら軽ーくやった時の方が変化します。
ケア風景の動画をご覧になってみて下さい。
正直に言っていいですよ。
「何やってんのかよくわかんない…」でしょ?
それでいいんです。
「私の身体でないと意味がない」
動きをしてるから。
あなたの身体なら
もっと違う動き方になるでしょうし、
正解は日々違い、
それは身体だけが知っているんです。
こんな簡単なことで体って変わるし
その方が持続するんだ…!!
と、多くの方に知って欲しいと思って
この動画を上げています。
ヨガやピラティスをする方も
このやり方を知った後だと、
ますます有効に活かせるようになるでしょうし
楽しんで身体が作れるようになると思いますよ。
腕のねじれをとるだけで
首や顔も変わりますし
脚の形や重心も変化します。
(その解説はこちら

動画を撮った時のbefore→afterです。
今回の腕ケアの前後写真では
肩、胴、腕のシルエットが変化しました。
どちらもタラーンと腕を下ろしただけ。
工作も調整もしていません。
自然に胸が開くようになったので、
肩の丸みが取れて
バストもアップしています。
寸胴感も無くなって
すっきりして見えますね。
施術で人にほぐしてもらえない
セラピストの方が、
みんなこれをできるように
なったらいいなーというのが、
目下の私の野望です。












