メランコニア | antique Salon - Seven Days

メランコニア

最近の話題で文章の最後に”。”を付けると『怒っているようで怖い』とうことを言う人がいると目にした。

この話題、2019年に一度話題にしたことがある。

雑誌のコラムで読んだ話題でしたが、5年近く経ってまた話題になっているのは日本人の特性である忘れ癖にあるのだろうか?

 

当時から私はHPの文章には 。を付けないようにしているが、普段はもちろん 。をつけているわけで、それに対してあーだこーだ言われることはないし、媚びたくもない。

何かあるとすぐヤフーニュースのようなところで記事にしてしまうのが現代の問題点の一つであると思います。

 

画像はアルブレヒト・デューラーが1514年に描いたメランコニアです。

なかなか難解な内容で難しい顔をした天使の周りに球やプラトン立体である正12面体、天秤、砂時計、痩せた犬、魔方陣、キューピットなど一見脈絡がなさそうな構図でありますが、それぞれ寓意が込められているようです。

 

 

”メランコリー mélancolie”とは憂鬱という意味ですが、この作品は目の前の光景に憂鬱になっている天使の姿と言われています。

 

 

今年も相変わらず色々な話題で溢れ、意見が分断されて、良いの悪いのと騒ぎになっていますが、今の現状にこの天使のような憂鬱な姿になっている方も多いのではないでしょうか?

 

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