月経痛など婦人科系の病は
ストレスが大敵。
そこで、精神的に
こう考えたら楽になりますよ
という事をご紹介しています。
今日のテーマは
「自分ばかり不公平」だと
思わなくていい
というお話。
私は、社会に出て
結構厳しい先輩方に揉まれて
ここまで社会人生活を
送って来ました。
一度教えてもらった事は
２度と教えてもらえなくて
ひどい時は
一度も教えてもらってないことまで
「自分で考えてやって」と言われ
じゃぁ、自分なりに考えてやったら
「それ、違うんだけど！💢」って。
そんなに言うんなら
最初から教えてくれればいいのに。。。
別の先輩は
とても神経質で
自分の中で細かい
マイルールがある人。
別にそれをしなくても
何も誰にも迷惑にならない
そんな事でも
この人には『気になる』事
なんでしょうね。
「やり直し！」と
何度やり直しをさせられたか。。。
また、他の人も
そんな凄いけんまくで
言って来る必要ない事なのに
やはり、噛みついて来る。
私、人から『噛みつかれやすい』
タイプなんです。
そんな、職場ですから
仕事を覚えるのは
もう必死。
家に帰ってクタクタに
疲れてても、明日の為に
取ったメモを
もう一度分かりやすい様
清書して。
次一人でも
困らない様に
必死になって覚えたし
準備をして挑んでいた。
その当時新人だった人は皆
そうやって仕事を覚えていました。
ところが、数年前
新人が入って来ました。
その人私より年上の人で
十分社会人生活を
経験しているはずの人なのに、
全く仕事の覚え方を
知らない。
少し、記憶力が乏しい
印象があったので
他の人より時間をかけて
メモを取らせるなど
こちらは、それなりに
配慮をしたつもり。
ところが、ふざけた事に
「助けて〜ぇ、メモを見ても
分からないんです〜ぅ」
と平然と言って来た。
は？！💢
こちらは、自分の
仕事の手を止めて
時間をかけて
説明をしてメモも取らせたのです。
正直「はやくメモ取って次の
作業に入ってよ」と
思いながらも
ペースに合わせて
あげていたのに。
こちらの労力や時間を
無下にされた気がしました。
この人ミスもとても多いんです。
ところが不思議な事に
周りの先輩達は
この人に何も言いません。
陰ではその新人を
「あの人いつも間違ってるんだけど」
と言いながら
本人にはなぜか言わない。
私が新人だった頃と
同じ先輩達です。
『私にはあんなに
キツく言って来たじゃん！
なんでこの人には
言わないの？』
正直、内心おもしろくありません。
そこで感じたのが
不公平感。
私に対してキツく注意したのなら
他の人にも
同じ様に注意してよ！
それが『公平』ってもんでしょ！
状況を知らない人からは
私がミスばかりするから
キツく注意されるんじゃないかと
言われた事もありますが
そうじゃないんです。
ミスなんてしてないけど
最初の段階で
キツく言われる。
要は、キツイ言い方の
人が多かったという事。
月日が経っていますから
当時と同じ先輩もいれば
違う人もいて
わりと今は
優しい言い方の人が多いんです。
『時代が変わった』と言えば
そうかもしれません。
ですが、私が新人だった時より
よっぽどミスが多いこの新人が
何も言われず、やさしくして
もらっている事に
どこか釈然としない
気持ちがずっとありました。
ところがある日
その新人が
「今日は、腰が痛いんです」
と言うんです。
よくあるそうなんです。
そして、思い返してみれば
そういえばこの人
去年も「足が痛くて
痛み止めを飲んでる」と
言ってたっけ。
痛みで集中できないのか
そういう時は決まって
ミスをする。
持病を持っている方で
その１つの病が原因で
その病を持っていない人と比べて
一度なにか体調が悪くなると
症状が重いんですね。
例えば、昨年この方は
感染症にかかったんですが
多くの人はそれにかかっても
１週間もすれば
職場に復帰出来るのに
その人は２週間も
出て来られなかった。
数年前にも
仕事中、胃が痛くなって
そのまま入院した、とか。
なんだかんだ毎年その人
連続して仕事を休まなきゃ
いけない状態になってる。
そこでふと気付いたんです。
確かに、この人
職場では人から何も言われず
嫌な思いはしていないのだけれど
他のフィールドでは
こうしていつも
体の痛みが出現し
苦しんでいる。
人って職場だけではなくて
いろんなフィールドに
身を置いているから
こちらが知らないだけで
実は、みんな誰だって
どこかで問題を抱えて
いるんじゃないか。。。
けれど、職場の人って
毎日会っていても
深い話って何もしないですし
実はみんなの事
よく知らなかったりする。
だから、
見える職場の状況だけみると
この人何も悩み
無いんじゃないかな
と思う人でも
ふと機会があって
みんなと話してみると
「家族が入院してるんです」とか
「膝が痛いんです」
「夫と不仲なんです」
「頭痛持ちで辛いんです」とか
みんな何かしら事情を抱えている。
私が若い頃
当時の同僚から
「あなたみたいに若い人にも
ストレスなんてあるわけ？！」と
言われた事があったけど
私はわたしなりに
当時も苦しみはあった。
そうか！
人ってみんな言わないだけで
それぞれ事情であったり
受け止めきれない事
悲しい事を抱えてるんだ。
私が知らないだけ。
特に、この新人の様に
体に痛みがあるって
本当に辛いことじゃありません？！
私の様に
人間関係で釈然としないとか
そういうのって
自分の捉え方次第で
いかようにも
良い方向に気落ちを持って
いけますでしょ。
でも、体の痛みって
自分から切っても
切り離せないじゃないですか。
一番辛い事ですよね。
痛み止めを飲んだって
それは一時的なものであって
毎年何かしら痛みに襲われて
いるのだから。
そう考えたら
自分ばかりが
辛い訳じゃない。
ようやくそう思える様になりました。
そして、ずっと思っていた
「なんでみんな、
この新人に対して甘いの？」
という気持ちも
もしかしたら、
「この人かわいそうだな」
という思いが
周りの人達は
私なんかよりずっと前から
持っていて
それだからあまり
キツイ言い方はしないように
してるのかな？
と思う様になりました。
誰だって人それぞれ
なにか苦しみを抱えている。
そこに気づけた時、
人というものが
愛おしくなりました。
こんな辛い環境で
必死に生きている。
生きて行かなくちゃいけない。
それを毎日毎日
耐えて繰り返している。
なんて、愛しい生き物なんでしょう。
人間て。
そう思ったら
一人一人を慈しまなければ
ならないと
思える様になりました。
こういう事って
人と話さないと
気づけないんですよね。
ちょっと、私
成長出来たかな？！
《関連記事》
💠サロン凛音(リオン）
💠営業日：不定休