こんにちは。

婚活から終活まで対応できるパーソナルライフコンシェルジュ、

オワマルライフサポーターのManyuです。

 

 

私が対応したケースを元に、

民間の身元保証会社について、

お伝えしています。

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これから必要となるサービスですね:今でしょ!!!

ケアマネに捨てられたケース(と私は思う)

 

私が医療相談員(MSW)をしていた時のお話。

Mさんのことで、担当ケアマネに連絡したら

「入院中は、私、関係ありませんから」

と言われました。

 

うん、そうですね。

そうかもしれない。

でも・・・

 

えええええええ!!!???

 

 

補足しますと、

ケアマネジャーも「契約」です。

契約書を読むと

「在宅時の支援」とあり、

・入院中の支援はしない

・入院時には契約が終了する

というを明記している事業所があります。

*もし、ケアマネさんがいる方は、

契約書を見直したり、

直接確認したりしてみてくださいね。

 

Mさんのケアマネからも

「契約書に書いてあります」と言われました。

担当ケアマネには、

支援のお手伝いをいただくことは、

出来ませんでした。

 

 

地域包括支援センターにも相談しましたが、

「担当ケアマネがいるなら、

そちらと動いてください」

担当ケアマネから、

入院中は関係ないと言われたことを伝えると、

「そういう事業所もありますよね」

 

お知恵をいただくことはできませんでした。

 

 

そして、このMさん。

一筋縄では行かない、

ちょっとした事情がありました。

 

ここでMさんの家族背景を

簡単に書きます。

・50歳前後の女性

・独身

・軽度知的障害がある

(ほぼボーダー)

・過去に重度のリウマチを患い、

現在は落ち着いているものの、

移動は基本車いす等、

身体的な障害がある。

・母親は既に他界

・80歳前後の父親と二人暮らし

*正確には二人暮らしだった

↑ここポイントです

・高齢の父方の叔母がいる

 

 

Mさんのお父さんは、

たびたび入院が必要な病状でした。

 

そして、お父さんが入院する時、

Mさんは家で一人になるのです。

「自宅で一人での生活は心配」なため、

お父さんが入院するときに、

一緒に入院していたのです。

Mさんにも持病があったので、

そのような対応が可能でした。

 

 

そしてある日。

Mさんのお父さんが、

病院で亡くなってしまったのです。

 

Mさん自身は検査等の治療が終わり、

退院可能な状態。

でも、

自宅に帰れる環境ではなかったのです。

 

 

Mさんは身の回りのことは、

ある程度、自分で出来ます。

 

でも、リウマチで手の変形があったり、

歩行に支障があったりするため、

家で一人で暮らすのは難しい。

サービス調整を検討してもいいのですが、

担当ケアマネからは上記のお返事だし。

まぁ、本人も一人暮らしは望まなかったから・・・

 

そして、

キーパーソンもいなくなってしまいました。

 

ただ、お父さんの妹(叔母)はいます。

一生懸命、Mさんのために動いてくれます。

 

そして、もう一人、

力になってくれる人がいました。

元民生委員のIさんです。

Iさんは

「Mちゃんのお父さんに、Mちゃんのこと頼まれたの」

と言って、

高齢の叔母さんと一緒に動いてくれました。

 

ただし。

Iさんは元民生委員。

ご自身が出来ること、出来る範囲を

よくご存じでした。

 

 

Mさん、

高齢の叔母さん、

元民生委員Iさん、

そしてMSWの私。

さぁ、Mさんの支援をどうしたらいいのか。

 

 

次回に続きます鉛筆