体育教師であったが、鉄棒で脊髄を損傷し、

寝たきりになっても尚、口で絵を描いてメッセージを伝える星野富弘氏。


口でやっとの思いで書いたと思われる文章は、

生半可な気持ちでは記せないだろうと思うからこそ、その重みがある。


「もう、人の悪口を言うのはやめよう。

その悪口を一番最初に聞くのは、自分の耳なのだから。」


by 星野 富弘氏


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私は愚痴が多い人間です。

私の愚痴に付き合ってくれる、家族や友達もいるけれど。


でも、愚痴を言う前に1つ考えてみよう。

その愚痴の元となった相手の人間との関係は

悪口となって誰かに言う前に改善できないだろうか。


話すことで変えられるのは環境ではなく、自分の感情のみ。


少しだけ、他人の悪口で自分をがっかりさせない

そんな生活を始めてみよう。

今回は私の心のバイブル、『ベルサイユのばら』より抜粋。


フランス王室側から徐々に革命の方向へ気持ちが傾いたオスカルが

父親からその思想を咎められた時に父に向かって言ったセリフ。


「父上、人の心に命令はできませぬぞ。」


by オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ 『ベルサイユのばら』


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誰かを思い通りにしたいと思うことは究極の驕りである

けれど、特に恋人や自分の思い入れのある近い人物には

「こうして欲しい」「ああして欲しい」という理想を押し付けてしまいがちだ。


それを「相手のためである」というのは大嘘である。

相手を自分の都合のいいように動かして、自分自身が安心し、

居心地を良くしたい 安心して眠りたい それ以外の何者でもない。ただのエゴイズムである。


けれど、忘れてはいけない

人を説得して自分の思う通りにさせることなど、ほとんど不可能であると。


私が前の彼に対して随分自分の思想を押し付けてしまったことがあるので

その反省を込めて、今この言葉を自分の胸に刻みたい。

エゴイストの生き様ほど見苦しいものはない。

最近それを知った

山口県光市の母子殺害事件。

被害者の夫/父であった本村氏が、犯人の少年の判決(死刑)後

マスコミの「今後はどのように生きていかれますか。」に対して答えた言葉。


「私は日本国民ですから、これからも、労働し、納税し、国民としての義務を果たして生きていきたいと思います。」


by 本村 洋氏


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辛い思いをした時、自暴自棄になりたくなる。

「これだけのことがあったから、いいよね?」と普段の生活を疎かにしたり、

他人に対して甘えたり、自分の良くない部分を寛大に見てもらえる気がしてしまったりする


けれど、彼はあんなことがあっても、義務を果たして生きて行きたいと。

毅然とそう語った。


あれだけの苦しい思いをした人間が

その状況を免罪符にしたりせず、他の人間すら面倒と思うことを

守って生きて行こうとする。これほど美しいことがあるだろうか。


私に信仰はないが、神がいるとしたら

救いの手を伸べるのはこういう人たちに対してなのだと思った。


神の救いが欲しいから正しいことをするわけではない。

けれど、自分という人間が納得して生きるために、負けてはならない。

オーストラリアに留学している時、あたしはまだ高校生だった。
日本に残っている家族や友人の想像とは裏腹に
一生の中で1番泣いたと断言出来る辛い毎日を送っていた。
10年以上たった今でも、あの頃精神性で患った病が、完治しないでいる。それぐらい苦しかった。

あの頃、今でもずっと仲がいい友人が手紙に書いてくれた言葉。
彼女は日本の高校の先生から教わった言葉と言っていたように思う。

「『塞翁が馬』という言葉があるけれど、何もしないでも『塞翁が馬』は起こりません。
歩いてもいい
跳んでもいい
転がってもいい
這ってもいい
とにかく前に進みなさい。
そうやって前に進むことが『塞翁が馬』を起こす原動力となるのです。」

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10年前にもらった手紙に書いてあった言葉なのに、
今でも胸にある。

あの悪夢のような留学生活から11年。
今思えば逃げれば良かったのに、変に根性出して頑張ってしまった。
だから、今でも精神性の病が体に残る。

11年のうち、多分5年は這って進んだ。
3年は、なんとか歩いたり、走ったりした。
最後の3年は、くらら(ZZR400)と、そして今はあるる(GSX-R600)と走ってる。

『塞翁が馬』が起きてハッピーになれたと思っても、
それでもまた何回も馬から落ちてる。

でもね、ちゃんと前に進んでる。
何度もだめになりそうだけど、でも進み方の手段が変わった。

でも、あの頃と絶対違うと言い切れることは、
「あたしは、前進することだけは絶対にやめない。」ということ。

大人気のアメリカドラマ、『Lの世界』より抜粋。


"I don't believe that a straight, male therapist can possibly understand."

ストレートの男性には理解できないことよ」


by Bette, "The L World"


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男性の言葉や態度に傷つく度、いっそのことLの世界へ行けたら楽になるのだろうかと思う時がある。

女心を分かって、慰めてもらえるのだろうか、と思う時がある。


自分の気持ちを分かってもらおうとするから、辛いのかもしれない。

この気持ちなんて、男は分かりっこないし、分かってもらう必要もない。と、

ベットが上記のセリフで斬ったように諦めきれるならば、

こんな思いもしなかっただろうに。


できることならば、恋愛はこの世で一番したくないものかもしれない。

辛いのは、もうたくさん。