寒い冬にぴったりの「鮭の粕汁」と「桃太郎鍋」をご紹介致します。
鮭の粕汁はポピュラーな一品ですが、身も心も温まるお汁もの、桃太郎鍋は、葉物の他に、
ピーラーした人参やごぼうなど、どんなお野菜を入れても美味しく、思わずたくさんいただけます。
☆ 鮭の粕汁(2名分)
(鮭は塩鮭を利用する方が美味しく仕上がります。カマなど骨のある部位を利用する場合は骨から味が出るので
カツオ出汁は使わず、昆布出汁だけでも良いでしょう。)
材料:(2名分)
鮭切り身(甘塩鮭)1切・人参 小1/2本・ネギ 1/3本・大根 5cm・
ごぼう 1/4本・こんにゃく 小1/2枚・油揚げ 1/2枚 昆布・
カツオ出汁 1.5カップ・酒 1/4カップ・みりん 25ml・
淡口醤油 小さじ1・味噌 大さじ1・酒粕 70g
バリエーション例:鮭の代りに豚バラ肉を使っても美味しく仕上がります。その場合は、ちくわなどを
一緒に入れると魚介系の旨味が乗って一味ランクアップします。
作り方:
① 鮭は一口大に切る。人参、大根は5cmの短冊切り(又は半月切り)にする。
② ごぼうはたわしなどで皮の汚れや土を洗い落とし、笹切りにし、酢水にさらす。
③ こんにゃくは食べやすい大きさにスプーンでかき取る(又は手でちぎり)塩湯でさっと
湯がいてざる上げしておく。油揚げは熱湯で油抜きをして(省略しても可)野菜と同じ
大きさの短冊に切る。
④ 鍋に出汁、酒、みりんを入れる。人参、大根、ごぼう、こんにゃくを入れて火にかけ、
アクを取りながら野菜が柔らかくなるまで15分程煮る。
⑤ 火が通ったら油揚げを加えてさっと煮る。酒粕と味噌を味噌濾し等で加え、さっと煮る。
最後に淡口醤油を入れ、味を確認して味を調える。
⑥ 斜切りにしたネギを入れて、一煮立ちさせていただく。
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☆桃太郎鍋(2名分)
(昆布水に醤油の勝ったしっかりした味わいの鍋出汁で、牛のこま切れ肉をさっと煮て、たっぷりの
葉もの野菜等をくぐらせていただきます。肉の旨味をまとった野菜がいくらでも食べられます。)
材料: 和牛こま切れ肉 100g・豆腐 小1丁・野菜(ネギ/ニラ/もやし/
チンゲンサイ/セリ/貝割れ大根/レタス/にんじん/しめじ/えのきだけ/
水菜)等お好みで適量
スープ材料:水1㍑・昆布 5cm・酒 50ml・みりん 50ml・塩 小1/2・
淡口醤油 60ml・鶏ガラスープ(顆粒)大さじ1
バリエーション例:人参や大根などを薄くピーラーで切ったものや、ごぼう、きのこ類等、お好みの
野菜を取り合わせてどうぞ。
作り方:
① 鍋に昆布と水を入れて1時間以上おき、弱火にかける。底からふつふつと沸騰し
始めたら昆布を取り出し、酒とみりん、塩、淡口醤油、鶏ガラスープを入れる。
② 豆腐は一口大に、野菜は食べやすい長さ、大きさに切る。きのこ類は石突を
切り落として食べやすくほぐす。チンゲンサイの茎は細めに切り分ける。
もやしはさっと熱湯で茹でてざる上げする。にんじんはピーラーで薄く剥く。
全てをまとめて皿に盛る。
③ 牛こま切れ肉を一口大よりやや小さめに切る。
④ ①の出汁が沸騰したら肉を入れる。都度アクを引く。豆腐を入れ、野菜を
さっと出汁にくぐらせていただく。
ぜひお作りになってみてくださいね☆