セラピストの杉山まいこです。
「何で伝わらないのかな」
「どうして理解が出来ないの?」
「こんなに伝えてるのに!!」
「もっと話し合わなきゃ!」
コミュニケーションは大事。
と、言われます。
そもそも「コミュニケーション」とは
気持・意見などを、言葉などを通じて相手に伝えること。通じ合い。
と、定義されています。
そういう意味では、大事ですね。
伝えなければ、通じ合いませんからね。
黙って、睨み合っていても
解決することは無いでしょう…。
とはいっても、時代と共に
「コミュニケーション方法」は変わっていくものだと、思うのです。
例えば、ものすごい昔は
手紙を馬で届けたり‥‥
それが電話ができるようになり、
飛行機が飛ぶようになると
海外へ手紙や荷物を送れるだけじゃなく
遠く離れた人に会いに行くこともできるように!
インターネットが普及したら
時間をかけて会いに行かなくても
顔を見ながら、しかも無料で話せるように!!
そう考えたら
今って、めっちゃ便利な世界♡
伝えようと思えば、方法はいくらでもありますね。
「じゃあ、あの人に分かってもらえるようにメールしておこう」
と思われた方、ちょっと待ってください。
「メラビアンの法則」と言うものがあって
人と人とのコミュニケーションにおいて、
- 言語情報が7%、
- 聴覚情報が38%
- 視覚情報が55%
と言われています。
手紙(言語)だけよりも、通話(聴覚)、
通話だけよりも、顔を合わせたほうが(視覚)
オンラインよりもリアルの方が(視覚度UP)
伝わる%が増えるんです。
逆に言うと、
手紙…今ならLINEやメールなど
文字だけのやり取りだけだと
そもそも、伝えたい事の7%程度しか伝わってない…と
思った方がいいです。
メールで伝えたばっかりに
逆に誤解されてしまったことも、あるかも知れません。
また、「じゃあ、電話で伝えよう」と勇気を出してかけたとしても、
声だけでは、まだ、38%なんです。
半分も伝わってない可能性大!!
ビデオ通話を使えば、顔が見れるので、もっと伝わることが増えます。
それでも、
相手の全身が見えて、相手の放つ空気感まで感じれるわけじゃないので
全てが伝わるわけじゃないということも、前提にして伝えましょう。
さらに言うと、
対面で会話をしたとしても
そもそも、使う言葉の「意味」はみんな違うものなので
100%通じるということは、無い!と知っておくといいです。
もちろん、
出来る限り相手のことを理解しようと努力したり
相手に伝わる言葉に変換してみたり、と
お互いに歩み寄ることを
していらっしゃるかも知れませんが
それでも、自分と全く同じ人は居ないのです。
だから、どれだけ努力しても
100%は、無いんですよ。
むしろ、
自分で自分の気持ちを
100%理解していないことも多いです。
相手に伝えよう!!という努力より先に
まずは「私は何を伝えたいのか?」を整理してみることで
結果として、相手に伝わることも増えます。
コミュニケーション疲れを感じているなら
ぜひ先に、自分自身とのコミュニケーションをしてみてくださいね。
こちらもお役立ていただけます。
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