1/1000の縁

数日前のことです。

東銀座は歌舞伎座の隣にある美容院Prospect（プロスペクト）
に行ってきました。

Prospectは白金台で10年営業されてました。

2年前に東銀座に移転して以来、うかがうのは初めて。

「ご無沙汰」だったのです。

久しぶりにお逢いしたオーナー兼デザイナーの渡部さんと

「あれ、考えてみたら、私、オープンした当初からうかがってますよね、
かれこれ長いお付き合いですよね」
と、いろんなお話をしている中で、聴いた話に思わず涙した。


「白金台にオープンした当初、1000枚チラシを作って
近所にポスティングしたんですよ。

あのチラシを見てきてくれた人、実は、真帆さんだけだったんです。

1/1000の人だったんです」


☆　　　　　★　　　　　☆

白金台で10年、その後、東銀座に移転されてのProspectと渡部さんと奥様の今。

私が白金台で通っていた10年の月日は、渡部さんが言ったように

「いつもしんちゃん（息子）とペアで歩いていた」という子育ての日々。

そして、来月、10周年を迎えようとするさろん楓と私の今。

そんな10年間を知ってくれている人と

逢いたくないような何か、避けたいような何か、を

私が勝手に感じていたのですよね。

でも、何も変わらずに存在を受け止めて、応援しあえる関係が存在してました。

それが、1/1000のご縁。

家に戻ってからもいろいろな想いが溢れて、

泣けて、泣けて、しょうがない日でした。

☆　　　　★　　　　☆

自分にチャレンジし続ける人って、もちろん痛い目にあったりする。

そんな姿、容易に人に見せたりしないけれど。

そんな想いを知っている人は、やっぱり器がちょっと違う。

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どうなるかまったくわからないけれど、

怖いけれど、

信じてみよう

歩いてみよう

伝えてみよう

チャレンジしてみよう

そこへたどり着いている皆さんへ

投げたボールは、たとえ1/1000の確率だったとしても

「何か」をつなげていくよ