さろん楓ふなだまほです。
いつもありがとうございます。
昨日も重ね煮レッスンでした。
このプライベートレッスン、
「マンツーマンだから」と言って
受けられる方がほとんどです。
「でなきゃ、受けませんよーっ」て。
なぜなら
「いい歳して料理ができないから」
「したことがないから」
皆、揃って、料理を満足にできない自分を
卑下していらっしゃる…。
「そういう方が多いですよ」と言うと、
「私だけじゃないんですね」と安心される。
必要以上に自分を責めてらっしゃる…。
ダメと思っている…。
でもね、やったことがなければ
できなくても、不思議はないんですよ。
ここ連日、私、力説してるのですが、
「本来的、本質的に料理ができない人はいない！」です。
男でも、女でも。
誰だってはさみやカッターを
あっという間に使えるようになったのと同じように、
包丁はすぐ使えるようになる。
押したり、引いたりすると切れるというのがすぐわかる。
あとは力加減と抑え方だけ。
工作や泥んこ遊びに興じたように、
包丁を持って、食材と戯れて、
失敗を通して、試行錯誤してやってみるという体験を
したことがないから、と思うのです。
料理は、火を使う、包丁を使う作業ゆえに
「危ない」と必要以上に監理、監視されてきましたよね。
家庭でも、学校でも。
また、食材だから「もったいない」を理由に、
失敗が許されなかったりする。
あと、母親という生き物は、
自分がやったほうが早いから、汚れないから
やって欲しくない…場合も多々ある（笑）
後始末がたーいへんだもの。
先日も、この春から4年生になったわが息子、
率先してコロッケ作りをやってくれましたが、
床もテーブルもコロッケの種とパン粉でぼろぼろ。
気がつけば手についたじゃがいもを舐めてるし…。
あ～あ、です。
でも、私は、これに関してだけは（笑）
怒らずに見守る余裕を神様から与えられていて、
ぐちゃぐちゃにされてもやらせてきたので、
まぁ、息子はできる。
やりたい意欲も健在です。
それに、切り傷や火傷も勲章と思うから。
でも、そう思えない人の気持ちも分かる。
忙しいとき、疲れているときに、
余計な手間を増やされたら、
そりゃもう烈火のごとく怒りたくなる！
そんな諸々の理由で、
料理って「ちゃんとできなきゃダメ！」「恥ずかしい」
の世界になっているんだと思うのです。
だから、失敗を繰り返しながら自分なりに試行錯誤して、
工夫してみる、そこから自信を得る、楽しくなる、
というようなチャレンジができなかった。
あとは、
彼氏から「お前、ソレ何？」と言われて
料理をすることを一切封印してきた…
なんて声も聴きます。
料理にまつわる過去のストーリー、過去のトラウマを
数々お聞きしますが、
要は、たとえ料理をしてみたくても
自分が料理をしないほうが平和だったという環境、
自分が安全だったというただそれだけの理由が
あっただけと思うのです。
また『聡明な女は料理がうまい』
というようなタイトルの本があったりしたから
余計にプレッシャーになりましたよね。
（いや、桐島さんは悪くないのですが＾＾）
プレッシャーになればなるほど、
避けたくなったり、
見て見ぬ振りをしたくなったりもする…。
そして、今は、たとえ一人暮らしでも
日々料理をしなくても充分に食べられる環境が整っています。
やる環境になかった。
ただ、それだけだと思うのです。
というわけで、
料理の試行錯誤をめいっぱいしてもらおう！
というコンセプトが
さろん楓の重ね煮プライベートレッスンにはあります。
下手でいいじゃん！
千切りが太くても何が悪い？
太さが揃ってなくてもいいじゃん！
ちょっと下手でも気持ちさえあれば、
あとは野菜たちが勝手に調和して美味しくなってくれるよ！
が重ね煮ですから。
上手にできることよりも
野菜ひとつひとつの手触りから匂い、
切ったときの柔らかさを味わいながら、
感動しながらやって欲しいなって思うのです。
五感を使うことほど自分を悦ばせてあげることってないから。
そして、それを毎日ちょっとでもやっていれば
嫌でも上手になる。
同時に、いつのまにか想像力や感性が磨かれる。
想像力＆創造力の育て直しは
なかなか一朝一夕にはできない。
必要なプロセスをしっかり踏んで
自分の感覚を信じる＝「自信」を得るのみ。
ローマは1日にしてならず、です。
なので「料理下手がコンプレックス」という方がいらしたら
ぜひぜひ、重ね煮プライベートレッスンへ！
あと、毎日料理してるけど、嫌だなぁ、面倒だなぁと思って
楽しめない主婦の方にもぜひ体験して欲しいです。
ストレスが軽減されたら、その分、笑えるから！
「性」のお話も満載。
一風変わった花嫁修業としてもおススメ＾＾
心よりお待ちしています。
重ね煮があればこういう味噌汁が5分でできる！
油揚げ使いがポイント。
これなら、肉魚なしでもいけるかもって声多数。
これとこれを組み合わせる？というような
旬のありあわせ野菜で一品完成。
みんな大好き焼きそばも簡単でおいしー。
甘みは野菜から出るから化学調味料フリーで！