出雲滞在2日目。
スサノオさま、クシイナダヒメさま縁の場所を訪ねよう企画です。
家族で一丸となって…とは行かないですよ~^^
息子は、神社巡りと聞いて心弾む!わけではないですね^^
ラジオの高校野球に首っ丈です。
それでも、まぁ、ここかしこで楽しみを見つけて
ぴょんぴょんと飛び回っています。
夫は、足を運んでいるうちに、その意義深さに気づいていく。
そんなに運転が好きな人でもないので
最初は「え~?!そんなに行くの?!」とか思っているのですが(笑)
最後は、だいたい「行ってよかった。ありがとう」と感謝されるというのがいつものパターンです。
夫婦で手をとりあって、スピリチュアルな道をぐいぐいと歩まれている方もいらっしゃいますよね。
それはそれで羨ましいですが、過去と他人は変えられませんっ!
うちの夫は、五歩ぐらい遅れて歩いてくるタイプなので、
(自認している、だから、否定はしない)
ただ道を用意して、声だけかけておきます。
そんなわけなので、こちらは、ただニコニコと、
そして、一人で楽しんでいると、
いつの間にか彼らもそれに巻き込まれる…のであります^^
まずは、須佐神社に。
ここは、スサノオミコトさまが自ら御魂を鎮めた御魂鎮めの霊地。
今回訪れた神社の中で一番魂が安らぐ場所だと感じました。
あそこにいるだけでただ、ただ幸せで。
神社から一歩出て、周囲を歩いたときに
ああ、体が重いと感じるほど、でした。
神社近くの「生姜糖」の看板が出ているお店を訪ねると、
ご主人が「お茶でもどうぞ」と出雲の神話の話をたっぷりしてくださいますよ。
途中の「道の駅」でおうどんを食べてから…
八重垣神社へ。
ここは、スサノオミコトさまとクシナダヒメさまが正式に結婚されたといわれる
縁結びで有名なところです。
実際に、なんだか口角は↑で、にっこり♪
胸の間がきゅっとあったかくなる♪
私は、ダイレクトに子宮がほっこり♪という幸せエネルギー満載のステキな神社でした。
だからなのよね、
着いたとき、ちょうど無料ガイドツアーがスタートしたところで、
良縁を引き寄せたい女性達がいーっぱいで、
なんだか引いてしまった私は、鏡の池の占いは遠慮してしまったわ。
日々、姿を映されたという鏡の池だけでも行けばよかったとちょっと後悔。
でも、その分、ひっそりと
重要文化財に指定されている1100年前の絵画を堪能しました。
珪藻土の上に描かれたスサノオさま、クシイナダヒメさま、アマテラスさま、
アシナヅチさま、テナヅチさまのお姿。
資生堂も参拝するという夫婦椿が美しかった。
ここで結婚式なんて、いいですね~。
(神田うのちゃんみたいに、あちこちで結婚式できたら
女としてはたのしーだろうな~とけっこう真剣に想う^^)
続いて、熊野大社へ。
こちらも美しい古社でした。
母なる力、母性力が溢れていて
やさしく抱きしめられるかのよう。
実際、やさしいエネルギーで包んでいただきました。
その後は、須我神社へ。
ここは、ヤマタノオロチを退治したスサノオさまとクシイナダヒメさまが
作られた日本初のお宮。
「ここは、なんと、すがすがしいんだ!」と言われたことから
この地が須我と呼ばれるようになったと、
何人もの出雲人からうかがいましたよ♪
そして、
「八雲立つ 八雲八重垣つまごみに
八重垣つくる その八重垣を」
という和歌を歌ったという和歌発祥の地だそう。
…落ち着いた小さな古社でした。
その歌にも登場する神々の宿る八雲山の中腹に夫婦岩があります。
生姜糖のおじさんもオススメのこの奥宮、
おそらく、その夫婦岩まで行かないと
この神社の真髄は感じられないのだろうと思うのですが
時間が遅かったこと、
運転していた夫も疲れ気味、息子もかなり食傷気味だったので、
さすがの私も登っちゃおう♪と言う言葉は飲み込み、断念しました。
旅の際、
限られた時間で、
希望をすべて叶えようとがっつくのではなく
次に来たときに♪と、
思いを残しておくのもけっこう好きなことの一つです。
スサノオさまって、神話では、荒々しきお人柄で語られていますが、
魂は、こんなに穏やかで愛に満ちているのね。
スサノオさまとクシイナダヒメさまの愛の軌跡を追うかのような神社詣で。
人を愛するって・・・いいですねぇ^^
この日は、山陰の聖地案内人☆沙久良祐帆さん
オススメの
亀嵩温泉玉峰山荘
へ宿泊しました。
こちらもお料理を菜食にしていただくことを
快諾していただきました。
サービスも細やかでありがたかったです。
子ども向け料理も気遣ってくださって
息子は「豪華だぁ」と満足することしきり。
こちらの温泉は立ち寄り湯でもあったので
土曜の夜ということもあり、
かなり賑わっていました。
終日、人里離れたひっそりとしたところを訪ねていたせいか、
雑踏感が不思議。
本当に雲が立つ国、出雲。
雨も似合います。