こんにちは^__^

 

皆さんは、仕事での自分、家での自分、友達の前での自分、その時々によって、自分の振る舞いが異なりますよね^__^

 

なぜなら少なからず、人間はみんな自分を演じて生きているからです。

 

そして、ふとした時に「あれ、本当の自分って何者?」と疑問に思った事はありませんか?

 

新たな環境が増えれば増えるほど、その環境に適合させるため、色んな自分を演じすぎて、自分を見失ってしまいます。

 

これは、人生で、新たな事を始めた時に、定期的に出てくる疑問です。

 

「本当の自分が何者なのか」という疑問が出てきた時、心が疲れていて「感情」を失っている状態です。

 

人間は「感情」がなければ、死んでしまいます。

 

そこで、今回は、「自分を見失った時、取り戻す方法」をご紹介します^__^

 

「古代ハワイの教え」も重なるため、紹介致します!

 

それでは早速!!

 

自分を見失った時は、脳がパニック状態?

人間の感情や脳は複雑で、元々は動物であったのに、進化してしまい、「人間」になってしまいました。

その結果、本能のままの感情を司る大脳辺縁系(古い脳)と、人間の知性などを司る大脳新皮質(新しい脳)などによって、「感情をどこまで制御し、どこまで表現したら良いのか?」といった疑問を常に持ち合わせています。古い脳のまま、好き放題に生きれば、社会に適合できなくなるし、新しい脳だけ使用して生きれば、ロボットのように感情がなくなってしまいます。古い脳と新しい脳とのバランスに悩まされます。そして、経験や記憶なども重なり合い、「一体、本当の自分は何者なんだろう?」と、自分を喪失をする方が多くなってきています。

これは、人生に1度ではなく、ターニングポイントで訪れます。

 

(人間の脳)

0歳~3歳まで:大脳辺縁系(古い脳)が発達する→感情を司る

 ↓

その後 :大脳新皮質(新しい脳)が発達する→知能や知識

 

 

人間は、感情とは裏腹に、誰もが「作り上げた自分」を少なからず演じて生きている部分があります。

それが過度になりすぎると、自分を見失ってしまいます。

 

 

■「本来の自分」を取り戻す方法とは?

 

●「感情」がなければいきてゆけない

人間が生きてゆく上で、一番大切な事は、「感情」です。自分を取り戻すという事は、「感情」を取り戻すという事です。

感情とは、考えたり、意識したりせずに自然とこみ上げてくる気持ちの事です。

どのように、感情を取り戻せばよいでしょうか。

まず、本当の自分を取り戻すには、新しい脳(考える・知性)を一度STOPさせます。

新しい脳によって作り出された自分(例:医者であれば、医者らしくしなければいけない等といったエゴです)を一度、放棄します。

そして古い脳(大脳辺縁系)を働かせます。

感情が作り出されている箇所は、この古い脳の「扁桃体」です。

感情を作り出す「扁桃体」に忠実に従うようにします。

 

※オレンジの箇所が扁桃体です。

 

●扁桃体は嘘がつけない

扁桃体は、食べたり、触ったり、嗅いだり、見る事で、頭で考えるより先に、感情が「これは好き」「これは嫌い」と言った判断をくだします。

扁桃体は嘘がつけない箇所です。

つまり、扁桃体に身を任せ、自分が「何が好き」「何が嫌い」「何が恐怖」「何に喜びを感じる」などを、思い出させる事で、本当の自分を思い出す事ができます。

 

※扁桃体に関しては以前の記事をご覧ください

 

 

 

●本能のままに行動する

今、自分の中にある、「好き」「嫌い」を一度、白紙にし、美味しそうな物、楽しそうな場所、見た事もない物を触りたいと感じたものなど、フラフラと散歩しながら五感をフル活動させてみて下さい。

食べ物でも、美味しそうと思った物を食べてみる。タオルも実際に触れてみる。洋服も、仕事で使用するなど考えず、欲しいと思った物を買う。これを行うと、驚く気づきがでてきます。

【例】

「仕事に、こんな派手なワンピース着ていけない。年齢的にも無理」

「でも、気になる。素敵。着たい!!」→購入

「うわ!!すごく派手だけど、テンション上がる!!」

「そういえば、昔、派手な洋服いっぱい着てたな。。私、派手な色、好きだったんだ。」

 

このように、本当に自分が好きだった物を思い出して下さい。一度、思い出すと、連鎖するかのように次々と、「好き」「嫌い」が出てきて、感情が戻ってきます。特に香りを嗅ぐといった嗅覚の刺激は扁桃体や海馬に直結するため、自分を取り戻しやすいです。

詳しくは以前の記事をご覧ください。

 

 

 

 

■古代ハワイの教え「人間はウハネである事を忘れてはいけない」

 

古代ハワイの考え方には、人間の感情には大きくわけて、人間の部分(MANA'Oマナオ)と、スピリット魂の部分(UHANEウハネ)があり、その2つが重なる事で感情を作り出すと言われています。人間は産まれた時はウハネ(魂)で、2歳を過ぎると、より人間へと化してゆきます。

マナオは、思考する脳です。マナオは、良い部分と悪い部分があります。過去の記憶などによって、悪い考え方の癖があり、悲しみや心配・不安などの感情を生み出してしまいます。

その逆に、ウハネは、限界を知らず、嬉しさ、楽しさ、喜びなどポジティブな感情しかありません。

どちらも人間にとって、必要な感情なのですが、ハワイでは、「自分がウハネである事を忘れてはいけない」と言われています。

つまり、自分を見失った時には、ウハネに戻れば良いのです。ウハネに戻るというのは、自分の心や身体の声をよく聞き、「楽しそう」「何だか

と思う事だけをするのです。

 

古代ハワイの教えでは、「感情」や「直観」を生きる上でとても大切にしてきました。

 

それが無くなってしまったら、生きるという意味がなくなってしまうからです。

 

古代ハワイの考え方については、また書きます。

 

自分が何者だかわからなくなってしまった時は、勝手に自分で作りだした自分のエゴを脱ぎ捨て、本当に自分の感情に忠実に、

 

過ごしてみて下さいね。

 

私のアメリカ人のボクサーの友人が、この方法を試したら、「甘い物が嫌い!」と言い張っていたのですが、「実は、大好きだった!」という事

 

を思い出しました。毎日、大量のスイーツを食べるようになり、どんどん太ってゆきます。本人はすごく幸せそうなのですが、

 

私は会う度に、「また大きくなってるのかな」という恐怖心です。。

 

以上です

 

IFA MOE