こんにちは^__^

 

皆さんは、ビールやコーヒーが好きですか?

 

ハードな仕事の後の冷たいビールはたまらなく美味しいですよね^__^

 

実は、ストレスがたまれば、溜まる程、ビールやコーヒーが美味しく感じるのです!

 

ストレスが溜まった時、甘い物、酸っぱい物、辛い物、苦い物、お酒など、特定な味を欲する事はございませんか?

 

また、その時々によって求める味が異なりますよね。

 

実は、ストレスが溜まった時に求める味で、自分が、どのようなストレス状態にあるのかがわかります。

 

今回は、ストレス時に求める味でわかるストレスの種類と、そのメカニズムをご紹介します!!

 

 

なぜ、ストレスがたまると「食べる」のか?

食欲は、緊張状態や、不安感、恐怖感、うつ状態といった緊迫した精神的ストレスの時には、減退すると言われています。

しかし、イライラしていたり、何かを我慢をしていたり、怒っているような精神的ストレスを抱えていると、食欲は増加します。

自律神経系は、活動時に優位に働く交感神経とリラックス時に働く副交感神経の2つで成り立っています。この2つがバランス良く働く事で、私達は、身体と心のバランスをとって生活する事ができます。

しかし、過度のストレスを感じている時に、活発に働くのは交感神経です。

交感神経ばかり働いていると、落ち着く事ができず、イライラが増したりしてしまう為、脳は副交感神経を働かせようとします。

副交感神経を、最も簡単に働かせる事ができる方法が「食べる事」なのです。

 

①ストレスで、味の濃いものが食べたくなる?

ストレス時に、何を食べても味が薄く感じたりする事がありますよね。ストレス時に「素材の味を!」と言った物を好む方は少ないと思います。

人間は強いストレスを感じると交感神経が緊張し、アドレナリンというホルモンが、過剰に放出される為、正常な唾液の分泌ができなくなります。そうすると味の感受性が落ちます。そして、更に、濃い味を求めるようになってしまうのです

 

②大人のストレスには「苦味・辛味・酸味」?

赤ちゃんは、お母さんのお腹の中で、羊水の中にいる時、羊水の味(甘味)と、母乳に含まれるグルタミン酸(旨味)を美味しいと感じる為、甘味と旨味以外の味を受け付けません。また、幼い子供も同様で、酸味や苦味、辛味を美味しいと感じる事ができません。

自然環境の中では、酸味は腐敗した物を、辛味は毒を表すため、本能的に避けようとします。

しかし、大人になると、ストレス時には、異常に甘い物、辛い物、酸っぱい物、苦い物、お酒といった自然環境では毒と連想される物をなぜ欲するようになるのでしょうか?

 

実は、それには、メカニズムがあります。

ストレス時に求める味で、抱えているストレスの種類と、はまってしまうメカニズムを説明します!

 

 

 

■求める味でわかる?あなたが抱えるストレスの種類

 

①苦味

ストレスを感じた時、コーヒーを何杯も飲みたくなったり、ビールを思いっきり飲みたくなったりしませんか。1,2杯なら問題ありませんが、やたらと飲みたくなる時は注意が必要です。

これは、ストレスを感じた時に、唾液中の特殊なタンパク質が増加し、舌の苦味受容体が鈍くなり、一時的に苦味を感じなくなり、味覚が鈍くなるため、苦味が美味しく感じられるためです。ストレスが溜まれば溜まる程、ビールやコーヒーは美味しく感じるのです。

また、苦味成分には、疲れている味覚をリセットする効果や、胃を刺激し、胃酸を分泌させたり、抗酸化作用やデトックス作用があり、体の調子を整えてくれる効果があります。

 

(苦味を求めてる時)

比較的、仕事や育児などで、時間に追われ、ゆっくりとできない、落ち着かない緊張感やストレスがある時が多いです。また、自分がストレス状態にいる事を感じてなく、高揚感で満ち溢れてる事が多いので注意が必要です。

 

 

②甘味

ストレスやイライラ、悲しい事などがあると、甘い物が食べたくなりますよね。

甘みを感じると、脳からセロトニンやβエンドルフィンというリラックス、快感ホルモンが分泌され、脳がリラックスした状態になります。

特に、糖分は素早く体内でエネルギーに変換するので、甘いものを食べることで、エネルギーを即座にチャージし、精神的ストレスを和らげようとしているのです。

また、セロトニンが不足すると、イライラや、落ち込みやすくなるため、この不足したセロトニンを体内に入れようとします。そして、セロトニンの原料になるトリプトファンを脳に入るためには糖質が必要となります。その為、ストレス時には、無性に甘いものが食べたります。

特に研究でも明らかになっていますが、女性の方が女性ホルモンの影響で、甘味を求める傾向があります。

 

(甘味を求めている時)

リラックスができていない状態で、追い詰められていたり、気が張っていたり、上手く感情のコントロールができなかったり、悲しい事が起きたりと、思い悩んでいる時に多いです。また、そのような精神的ストレスで、身体も疲労状態にある場合が多いです。

 

 

③酸味

運動後、お風呂上りにやたらと酸っぱい物が食べたくなったり飲みたくなる事がありますよね。酸っぱい物を求めてる時は、心というより、身体の疲労によるストレスにさらされています。

酸っぱいものに含まれる「クエン酸」は、身体が疲労する事で、蓄積される乳酸を体外に排出し、乳酸が作られるのを予防してくれる効果もあります。また、酸味を求めるストレスは、自然現象からくる場合もあり、夏の暑さは身体に多大なストレスを与えます。夏には、レモネードや、レモンサワーなどが飛ぶように売れます。暑さによるストレスで身体は、必然的に酸味を求めるようになるのです。

 

(酸味を求めている時)

身体が一時的に疲労状態で、集中力や決断力が低下し、興奮しやすい。疲労物質がたまっている状態。

 

 

④辛味

辛味は味覚には入りません。なぜなら、辛味は、温度の感覚や痛感覚で感じ取る味です。

辛いものを食べると、脳は、アドレナリンという興奮させるホルモンを分泌させ、感覚を麻痺させ痛みを感じにくくさせます。

そして、身体のバランスを取り戻すために、脳はβエンドルフィンという快感ホルモンを分泌します。
βエンドルフィンは、鎮静作用があり、身体をリラックスさせ、苦痛を和らげ、幸せ感といった心地良さを与えます。
その心地良さを脳が記憶し、もっと辛い物を欲するようになります。

また、辛い物を欲する時、身体の機能や代謝が低下し、反応が鈍いため、辛い物を食べる事で、交感神経を刺激して、発汗作用や代謝向上をする事で、ストレス解消をしようと必然的にしています。

 

(辛味を求めている時)

心身のストレスに打ち勝とうとしている時。特に身体がストレスにさらされている事が多く、風邪や体調不良になりそうな時や、怪我をしている時などです。寒すぎる時や暑すぎる時にも、そのストレスから、身体の機能を向上させようと、辛い物を求める傾向があります。

 

 

(例外)

お酒

アルコールを飲むと、気持ちを高揚させて楽しい気分になるドーパミンの分泌を促すと同時に、心身の安定や心の安らぎなどに関与し、不安や恐怖心を鎮めるセロトニンの分泌を促します。また、ストレスホルモンであるコルチゾールを抑制させ、ストレスで緊張した心身を解き放してくれます。そのため、適量のお酒はストレスの緩和に役立つます。

 

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自分に優しくしてあげたい時や、頑張り続けて、もうダメだって時には、「甘い物」が必然的に食べたくなりますよね。

 

ストレス発散をしたい時には辛い物を欲したり、人間の身体は面白いですよね。

 

その時に摂取した物がとても心地が良かった事を脳が記憶し、再び摂取します。

 

身体が求める物を摂取する事が、本来であれば、一番身体や心に良いとされています。

 

ただ、気を付けなければいけないのは、「適量」という事です^__^

 

それが難しいんですよね^__^

 

以上です

 

IFA MOE

 

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