生みの父親、育ての父親。闇を見せてくれた人、光を見せてくれた人⑹ | 山里リトリート 古民家ギャラリーねこ福 大阪高槻 神峰山の里

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“何故わたしがホロスコープ鑑定なのか”をシリーズで綴っています。

 

 

しばらく前のこととなりましたが、前回、

現実の捉え方を変えようと訓練を繰り返すことで、

鬱状態を克服したことを書きました。

 

 

 

ひとまとめにして書いてしまったけれど、

この過程は、2段階で、

 

まず、

自分なりになんとか人に会ったり外出できるコンディションに整えた時期。

これが1年ぐらいかかったかな。

 

なんとか出掛けられるようになった時、

今では育ての父だと感謝している師匠と出会うことになりました。

そこからすでに10年になりました。

 

師匠から教わったことが、

現実の捉え方を変えることが

望まない人生を望むものに変える解決作だということ。

 

 

ホロスコープ鑑定の合間でご提案させていただく

発想の転換の仕方や、

思考の軌道修正の仕方は、

師匠からの10年間の学びに源をもつものなんです。

 

 

 

精神疾患とは?何故?どうすれば?

心の闇とは?

については、父の扱い方から多くのことを学びました。

 

 

ではこの先どうすれば良いのか?

どうすれば周囲に振り回されず、

持って生まれた宿命を足枷と思わずに、

現実を切り拓いていけるのか?

という心の処し方を10年かけて師匠から学ばせてもらい、

今がある、

ということなんです。

 

 

 

前回までのシリーズを丁寧に読んでくださった方々から、

まったくすべてを自力で克服したなんて凄いですねと

ご感想をいただいてしまったので、

補足して訂正させてもらいますね。

 

 

 

当時は、とにかく

父親と同居しながらバランスを崩さないために

頻繁に通っていました。

 

気がつけば、

何にでも当てはまる

どんな状況にも適応できる

物事の本質の見方を教え込んでもらっていたようです。

 

 

 

 

 

師匠からは、

ただただ物の考え方について教わっただけではないかもしれません。

 

私が話すことを

じっと最後まで聞いてから解説してくれたり、

時には面白がったり、驚いたりして聞いてくれました。

 

初めて、

自分の話に興味を持ってくれる人が現れたことが驚きであり、

開放感であり、安心だったりしました。

 

家庭内事情を頭ごなしに私の愚痴だと否定することなく、

時間をかけて耳を傾けてくださったほぼ初めての人でした。

 

 

 

「お前は黙っとれ!ワシの話を聞け、この小倅めが。」

と父に。

「もうそのことは言わないで、お母さん気が変になるから。」

っと、母にも苦しい気持ちを伝えることもできず育った身の上には、

 

思うことを丸まま聞いてくれる人がいるというのは、

ある種不思議な時空に紛れ込んだかのようでした。

 

 

 

ホロスコープ鑑定のセッションにお越しくださるお客様に、

私が接する姿勢は、

師匠が私にしてくれたことがベースになっているのです。