ねこ福石けん、入刀です♪ 〜手作り石けんができるまで②〜 | 大阪高槻 神峰山の里 古民家ギャラリーねこ福 

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Timeless Comfort ~ 時間が止まる龍宮城 ~
築130年古民家をリノベーション、大地からの贈り物に包まれて内観するための空間をご提供しています。こだわって過ごす交流の場にも。大阪駅・京都駅から1時間、奇跡のアクセスで桃源郷へ♪

先日シートをはがして40匹のねこさんが誕生した『ねこ福石けん』、

本日、カットしてみました。

 

 

 

しっとり柔らか〜。なんかいい感触♪

 

すーっと包丁が入りました。

側面は力を入れて押すと、凹むくらいの硬さです。

ねこさんの部分はもっと柔らかい。

 

もしかしたら、もう少し時間をかけてから剥がした方が良かったかもしれませんね。

 

 

包丁の切り口はまだネットりとまとわりついてきます。

断面を包丁の面に滑らすようにして、包丁から外しました。

 

内部のケン化はまだまだ進んでいないようです。

 

 

 

 

 

ここで『ねこ福石けん』のこれまでをおさらいしてみたいと思います。

 

 

11月8日(0日目)

 

参加者のみなさんと、植物オイルと苛性ソーダを20分間ひたすらに混ぜ混ぜしました。

 

 

 

11月9日(1日目)

 

時々思い出しては混ぜ混ぜしつつ一晩置きました。

程よい固さになったのを見計らって、アロマオイルを加えてまた少し混ぜてから、

型に投入。

専用型の底にはねこさんの形のデザインシートを敷いています。

気泡が閉じ込められないように、途中トントンしながら生地を流し込みます。

 

発砲スチロールのお部屋で一晩おやすみいただきます。

 

・・・・・・・・・・・・・

 

発砲スチロールから出して風通しの良い日陰に置いていたものを、

8日後に型を外して取り出しました。

表面はしっかり固まってきていましたが、底の方ほどねばりがありました。

逆さを向けてデザインシートを上にして、さらに置くことにしました。

 

 

 

11月24日(16日目)

 

待ちきれなくなってシートを剥がしてみました。

まだ柔らかくてシートにくっついて形くずれした部分も一部ありましたが、ねこさん登場。

 

もう二日ほど置いたほうが良かったかもしれません。

 

 

 

11月29日(22日目)

 

実用サイズにカットされました。

 

 

これからまだしばらく熟成させますよ。

カット面から熟成が早まりますが、まだ使用には日数が必要です。

 

 

 

 

教室で牛乳パックの型をご使用された皆様、

まだ、底部が容器に張り付いているかもしれません。

型出しするのはもう少し後でも良いかもしれませんね。

 

保管している場所の気温や湿度も関係すると思うので、『ねこ福石けん』の熟成度合は参考程度にどうぞ。

 

 

クリスマス頃には使えるかも、ぐらいの気長な気分でお待ちください。

 

 

作業に手袋はお忘れなきよう。

大惨事になることはありませんが、せっかく手肌に優しいものを作ろうとしている時にわざわざ手を荒らすのは残念ですよね。

 

 

 

振り返ってみると、まだ3週間が経ったばかりなんですね。

2ヶ月ほどじっと見守っている気分です。

 

夏場ですともっと早く変化していくのでしょうが、冬場は時間がかかります。

 

要所でまたお知らせさせていただきますね。

 

 

来年1月末には『ねこ福 手作り石けん教室』を開催したいです。

まずはお試し企画、ひっそりと始めるつもりです。

手応えが得られたら、皆様にもご案内させてくださいね。

2月かな?

お楽しみにしておいていただけたら嬉しいです。