こんにちは
アヴニールの宮本です。
現代人の免疫低下の1つに「除菌のしすぎ」と言われ始めたのは
もう随分前です。
地球にはお世辞にも綺麗とか、整備されているとは言えない国や地域があります。
濁った濁流での水浴びだったり、ろ過されていない水を飲んでいたり。
そこでは、O157は検出されない等言われていたり、それは検査されていないからとの意見もあったりもします。
どっちが正解なの?
私はどっちもなんだろうな・・・と思っています。
体感レベルにはなってしまうのですが、自然の中で少々泥がついても食べちゃうくらいの野生的な育ち方をしていた、且つ、ストレスが少ない方は、いわゆる”強い”なと感じています。
免疫系は体内に侵入してきた病原体や異物を浄化排泄する働きをします。
風邪をひいた時のくしゃみも鼻水もそうです。
これが生体防御反応。
そして生体防御反応を通り抜けて体内に入った異物(細菌ウイルス・有害化学物質等)を無毒化、浄化し体外に排泄します。
これが生体防御機構(白血球等の免疫細胞や抗体のはたらき)です。
発熱もこの仕組みの中にあります。
では、軽症で済むかどうかは?となります。
これは免疫細胞が元気に働いてくれるかというところと、その免疫細胞の働きと異物とのバランスによるという事になります。
ここで「除菌のしすぎ」という事が絡んできます。
不自然な多量の化学的異物が侵入してくると、当然細胞は弱りますし、免疫細胞は異物として感知しているので、過剰労働になり、異物を発見しても出動拒否や過労死というような事が起こるというのです(人間をイメージすると分かりやすいですね)。
この極端な例が「免疫不全」となります。
除菌するためのもので、免疫を低下させているのであれば、本末転倒であって、
除菌を必要とするときに、除菌をする(更には、菌に接近してもビクともしない健全な身体にしましょっ)
それは、「除菌・消毒しなきゃ」とは、明らかに違います。
除菌が悪いってことではなく、使い方やり方を間違ったよねって事のように感じてまして・・・
「食べ物が悪いのではなく、私たち人間が摂り方間違っただけというのと同じですね(アレルギーっ子とママのためのハッピー食育教室*maamin*まみ先生の言葉)」
アレルギーあっても無くても、そんな作り方あったんだ~ってビックリしちゃいますよ
と同じ事のように思います。
そこで、私たちが気を付けなければならないのは
除菌が過度になりすぎていないか?を点検する事と、意識の点検です。
普段から除菌スプレー等がなくても体を守ることが出来るようになるために必要な事はなんだろうか?を考えてみて欲しいな
現代人の免疫が低下しているのは、私もずっと感じてきているので、本来の免疫のはたらきが戻るといいなって思います。
そのために、不必要なものを1つマイナスし、その代わりプラスになるものを1つ加えるというように。