仕事復帰せり(一応) | バズらん星人

バズらん星人

1995年渡米、そのまま永住。アメリカ生活もうすぐ30年。

医療休暇が昨日で終わり今日から仕事復帰しました。

 

とはいえしばらくは自宅勤務にする予定。

 

幸いあまりうるさいことを言われる職場ではありません。

 

自分の仕事の80%以上はもともと自宅からできます。

 

それに今日はコンピュータを起動するのが久しぶりのためシステム更新やら、会社で受講義務のあるオンライントレーニングやら仕事とは関係ないことばかり。

 

あと鬼のような量のメールの確認。管理職だとこれだけで復帰初日が終わりそう。

 

思えば最初にリモートで仕事をしたのは2010年頃。

 

当時は100%リモートでできるような仕事だったので、本当に全くオフィスへ行かない日々が何か月も続いた時があります。

 

ちょうど紫斑病を発症したタイミングだったので、病欠にならなくて助かったものです。

 

今は週3日ぐらいオフィスへ行くことになってます。

 

が、実際にはそんなに行く必要はありません。

 

自分の会社では、おそらく全社員の8-9割はハイブリッドモードと呼ばれる形態をとっています。

 

週に最低2回オフィスへ行き、あとは自宅勤務。

 

ハイブリッドモードを選択した社員は、オフィスへ来るときはワークスペースをあらかじめリザーブすることになっているけど、そんなことしないで自分の所属するチームが所有する会議室とかを使う人も少なくありません。

 

で、自分はハイブリッドではなく自分専用のオフィススペースが確保されています。

 

とはいえ別に偉い役職についているわけではありません。

 

なんなら自分の上司もハイブリッドモード(専用オフィスなし)選択してるし。

 

パンデミックの時、会社に専用オフィスの割り当てを希望するかどうか全員聞かれ、自分は希望したけど圧倒的多数は希望しなかったというだけの話。

 

当時CEOが、オフィススペースの占有率が低くなると予算を出している政府から問題視されるとかなんとか言い、できるだけ多くの人にオフィス割り当てを希望してほしがっていたので、自分としては会社を助ける気持ちで希望したわけで。

 

ところが最近、専用オフィスを割り当てられている人間たちに対し実際の使用状況を調査するようになった模様。

 

こちらとしては専用オフィスなんていらないけど好意で希望してあげたつもりなのに、今頃になってあたかも使い方次第では警告されるかのような会社の態度にちょっとムカついています。

 

別に今の自分のオフィスを取り上げられても自分としては全然構わないわけで。

 

でもハイブリッドモードってあまりよくないと思います、心理的に。

 

自分専用の仕事スペース(デスク)を与えられない職場ではパフォーマンスが落ちる、社員のメンタルに悪影響がある、という研究結果はかなり昔から知られています。

 

社員がなかなか戻ってこない、という問題を抱えている会社は多いというけど、そろそろハイブリッドモード廃止にしたらどうかなと思ったり。

 

でも実際にはオフィスのメンテにかかるコストを削減していて、元に戻る方向で物事は決して動いていないように見えますね。

 

みんな怠け者になってしまったんでしょうかね。

 

かくいう自分も、何気に求人情報を見るときは100% On-site と書いてあるだけでスルーしてますもんね。

 

アメリカに限って言えば、パンデミックがもたらしたものの中で一番問題なのは就業意欲とモラルの低下かなーと思ってます。