ご存知の方も多いかも知れませんが、
アメリカ人の多くはアメフトが大好き!
秋はほぼ毎週末プロのアメフトの試合がテレビで放送され
大学のアメフト選手たちは大学生といえどもほぼ半プロのような生活
(日本で言えば高校野球かな??)
大抵の大きな大学のアメフト選手たちは学費は無料で在籍している超エリートスポーツマンたちが多いようです
私の通うオハイオ州立大学からは毎年プロになる人が数人いるので試合がある土曜日
(秋学期中)はとっても大学の周りが賑やかになります
私が1年生だったときにあるクラスの半分以上がアメフト部、バスケ部、野球部の人たちで平均身長が2m近くここは巨人の国か??と思うような思い出深い学期になりました
普段はそのスポーツエリートたちと同じクラスをとることはほとんどないので、普段一般の生徒とは全く違うスケジュールで暮らしている彼らの話を聞けてラッキーでした
聞いたところによると朝から晩まで授業と長い練習の予定が入っていて忙しいようです
アメフトに関してはライバル校との試合が毎シーズン最後に予定されていて、それがいわゆるメインの試合で毎年感謝祭後の土曜日に行われます
勝てば全国規模の試合に参加することができるようになるかもしれない試合なので、
それで力が入っているのもあれば
やはりライバルにはぜったいに負けたくないという意地もあるようです
試合がある週はHate Weekと呼ばれていて
ちょっと日本語に訳しにくいけれど
とにかく相手が憎らしくなる週です
番組の特集もたくさん組まれますし、
地域新聞もこんな感じ↓
そして試合自体は数ある試合の中でも
これだけがThe Gameと呼ばれます
今年はミシガンチームの調子がとっても良かったので、オハイオ州立大学チームは心配されていたみたいですが
結局お祭り騒ぎが楽しいので実際の結果を気にしている人はそんなにいないかもね??
しかしコロンバスの街全体が試合に向けて準備し始めるので
毎年とうとうこの週が来たか!
という気になって結構楽しいです
お店のアナウンスもいつもと違って
「今日はご来店ありがとうございました!当店はあと10分で閉店します!それでは良い夕暮れと週末の試合をお楽しみください!
GOOOOOOOOOOOOOOOOOO BUCKS!!」
みたいな感じになったりちょっとした楽しみです
マイケルさんと私がコロンバスに
引っ越して来てからライバル戦に関しては
調子がよいようで
オハイオ州立大学は連勝しているので
私が卒業するまでなんとか耐えてもらえればなぁーと思っています
しかしあれですね
アメリカという国は敗者にはほんとうに
厳しい国だなと思います
昔まだ英語がよくわからなかった
中学生だったか高校生だったころに
わたし「そういえばこの曲試合のシーンがある番組でよく聞くな」
歌詞はなんだろうと思って調べたことがありました
それがQueenの
WE ARE THE CHAMPIONS
だったんですが
あの歌詞の途中で
We are the champions.
We are the champions.
No time for losers
'Cause we are the champions of the world.
ってところがありますよね
あれを初めてちゃんと
意識したときには驚きました
もしオリンピックならチャンピオンに負けたところで銀メダル
どんな試合でもチャンピオンの次は2位ですよ
十分褒められるに値すると思うんですけど
敗者のための時間などないって
ちょっと厳しすぎやしませんかね??
こんな文化に生きているアメリカ人たちだから負けたらこんなウェブサイト作られても許せるんですかね??
↓
ミシガンがオハイオに勝ってから
2555日経ちました
現在コロンバスは5時36分です
やーいやーいミシガンまだまだドヘタ!
http://howmanydayssincemichiganhasbeatenohiostate.com/
前回短時間だけですけど
ミシガン大学まで行ったときの感想としては
なんかオハイオ州立大学からの一方的な
愛情(憎)表現みたいな
気がしたんですけど、一部の人達にはミシガンからもOSUはこんな仕打ちされてるのかなぁ