『歴史好き女子「レキジョ」戦国武将を愛するココロ』
《要約》
現在、戦国武将が人気であり、このような歴史が好きな女性をちまたでは「レキジョ」という。
しかし、彼女たちは家紋でやっと武将を確信するなど、その歴史自体強い関心があるとは言えない。おそらく、その背景にあたる物語自体に関心はなく、武将、つまりキャラクターに興味があるのである。
その理由として、戦国ブームの理由はゲームの影響があるということが言えるだろう。
現代、“草食系男子”という言葉が生まれるなど、男性の女性化や中性化が進んでいる。女性は、今の日本人男性には足りないリーダーシップなどの男性に対する理想を戦国武将キャラクターに反映させているのである。
キャラクターがあれば、背景の物語などあまり関係ない。受け手側が、受け手自身の1人1人違った解釈をして、物語を頭の中で構成しているのである。
《分析》
戦国武将が人気の理由は、「キャラクター」が消費されているということである。その理由として、番組において戦国の「物語」に関するファンによる意見はあまりなかった。皆、キャラクターに関する「特徴」や「性格」などを述べるものばかりであったのである。
これらの現象から言えることは、「大きな物語」は消費されず、その人1人1人による「小さな物語」が消費されているということである。
現在、物語より求められているものは、「善」にも「悪」関係なく、より多くの人が様々なキャラクターに様々な形で感情移入させることが出来るかどうかなのではないだろうか。
≪参考≫
『歴史好き女子「レキジョ」戦国武将を愛するココロ』(TV)/バンキシャ