世界がもし… | 学生団体S.A.L. Official blog

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慶應義塾大学公認の国際協力団体S.A.L.の公式ブログです。





子どもは
28人です。そのうち
4人は働いています。
12人は
小学校に行っていません

2015年
子どもは26人になります


若者は
18人です。そのうち
2人は大学に通っています

若者を100人とすると
14人は仕事がありません。

失業者を100人とすると
44人が若者です

2015年
若者は17人になります



池田香代子+マガジンハウス編
『世界がもし100人の村だったら 完結編』より



ふらっと立ち寄った図書館で、懐かしいなと思ったので手に取ってみました。
国際問題についての絵本が数多く出版されているようです。日本の子どもたちは海の向こうの世界についてどう思っているのでしょうか。
わたし自身、ニュースで紛争などの映像が流れると、なんとなく「こわい」と思って、チャンネルを変えてしまっていたように思います。
そんなとき、『世界がもし100人の村だったら』に出会いました。
100人の村に凝縮された世界。どーんと数字が突きつけられ、衝撃を受けました。当たり前だと思っていた自分の生活環境。当たり前じゃない人たちもいるんだよと教えてくれたように感じました。

あのときのわたしに、
「目をそらしちゃだめだよ」
ちょっぴり大人になった今のわたしから伝えたいと思います。

『世界がもし100人の村だったら 完結編』では達成期限が3年後に迫った“国連ミレニアム開発目標2008”についても紹介しています。目標のひとつに「誰もが学校に通えるようにする」というものがありますが、課題はあるものの、世界の子どもたちの就学率は少しずつ改善へと向かっているそうです。


【文責:広報局1年 美濃紗也加】