CHILD×PEACE 原発プレゼンチーム | 学生団体S.A.L. Official blog

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こんにちは!だんだん暖かくなってきましたね。昼間ならばコートなしでも過ごせるようになって、春が近づいている感じがします。そして、来る4月13日にCHILD×PEACEというイベントを実施する予定で、私たちは今準備真っ最中です。私たちはライブの間に国際問題を啓発するプレゼンを担当しています。今回私たちが担当するプレゼンテーマは「原発×子ども」。
今回はプレゼン作成に当たる過程、そして感想を中心にお伝えいたします。


福島―

この単語を耳にしたとき、私たちは何を思い浮かべるでしょうか?3.11を経験した私たちは、猪苗代湖でも名産の桃でもなく、まっさきに原発という言葉を思い浮かべるようになりました。
今や国際問題の象徴ともなっている「フクシマ」の実際はどのようになっているのか、私たちはプレゼン作成にあたり実際に福島に足を運びました。

福島に行って気づいたのは、見かけは普通の街である、ということです。街が広がり人々が生活する、本当に普通の日本の街でした。しかし、タクシーで街の中を通ると、私たちは様々な福島の現実を目の当たりにしました。そこは、東京に住む大学生である私たちの想像を超えた光景が広がっていました。

 そして福島ではたくさんの方にお会いしました。私たちは福島の皆さんとの出会いに心から感動すると共に、東京に帰って私たちの訪れた福島についてたくさんの人に知ってもらいたい、と思いました。

 東京に帰り、プレゼンの準備がすすめられています。どのようにすれば、多くの人に私たちの想いが伝わるか、どのようにすれば福島に住む人の想いが伝わるのか、学校に泊まり込んで皆で考えました。より良いものを提供するべく、今もリーダーを中心にチーム一丸となってプレゼン作成に取り組んでいます。


あの3月11日から、早くも1年以上。日本は変わったでしょうか?「あぁ、もう1年経ったのか。」いいえ、過去形ではないのです。この3.11は今もなお続いている、現在進行形の問題なのです。

CHILD×PEACE本番で、私たちの思いのこもったプレゼンに是非ご期待下さい。



【文責:CHILD×PEACE原発プレゼンチームメンバー 高橋 理恵】