赤レンガ準備日記5「雨宮処凛vsS.A.L.」 | 学生団体S.A.L. Official blog

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こんにちは!!初めまして。
SALイベント局 文学部1年の小池希実です。
また今回もイベント局から、赤レンガ写真展についてお知らせします。


この赤レンガ写真展は、9月30日(水)~10月11日(日)に開催されますが、開催期間中の9月30日(水)と10月5日(月)には赤レンガ倉庫3階のホールでイベントが行われます。

それぞれのイベント内容は以下の通りです。
9月30日(水)
「何を知り、何を伝えるべきか」
池田佳代子さん・斎藤美奈子さんの講演会、
雨宮処凛さんvsSALメンバーのトークショー

10月5日(月)
「歌・世界・そして未来」
ナターシャ=グジーさん・酒井美直さんのパフォーマンス

両日ともDAYS JAPANさんとSALが共同で作り上げた、力の入った内容です。


そこで今回は、特に9月30日の雨宮処凛さんvsSALメンバーのトークショーについて紹介していきたいと思います。

まずはここで、雨宮処凛さんを軽く紹介させていただきます。


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雨宮さんは、1975年北海道生まれ。
フリーターを経験した後、右翼バンドで活動。
右翼団体脱退後の現在は、自身の経験を生かし、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)問題に取り組み、取材・執筆・運動中。
2007年には、著書『生きさせろ!~難民化する若者たち~』で日本ジャーナリスト会議賞を受賞されています。

一方、このトークショーに出演するSALメンバーは3人。
SAL代表の森島、藤井、そして私小池です。


普段は国際問題を扱っているSALですが、今回のトークショーをきっかけに日本の貧困問題についても深く考えさせられました。
何の障害もなく、高校を卒業し、大学へ通う私たちにとっては、日本は「衣食住の不自由がない豊かな国」というイメージがあります。
しかし実は日本にも、日々の衣食住に困っている人々は多数いるのです。
高校や大学に通うことができず、不安定労働者になった人々。
貧困ビジネスによって、貧困から抜け出せなくなる人々。
親子二代でホームレスになった人々。
果たして彼らの生活苦は、「自己責任」の一言で片付けられるものなのでしょうか・・・?
また、私たち学生はどうしたら日本の貧困問題を主体的に考えることができるでしょうか・・・?

このようなプレカリアート問題以外にも、いろいろな人生経験をなさっている雨宮さんとさまざまな切り口から面白い対談を進めていけるよう、現在準備中です!!


イベントは9月30日(水)・10月5日(月)
赤レンガ倉庫3階ホールにて
18:30 開場、19:00 開演。
有名な方をお迎えしてかなり力を入れているイベントなので、みなさん是非お越しください!!
イベント会場でお待ちしております!!