カンボジアプロジェクト3日目 | 学生団体S.A.L. Official blog

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おはようござます!山内康生です。

この時期の朝は意外と涼しく、目の前をひっきりなしに通るバイクの音と登校する子供たちの声がなんともすがすがしいです!

さて、実は昨日のプロジェクト3日目は最も不安を抱えていた日でありました。

なにもかもが初めての体験で、バラックスラムの子供たちに受け入れてもらえるのか、プロジェクトを楽しんでもらえるのか、など直前までずっと考え込んでいました。

ついに現地に着き、トゥクトゥク(バイクの後ろにカートをつけたTAXI)を降りた瞬間、子供たちが駆け寄ってきました。


そして満面の笑みで

「こんにちは!お元気ですか!」


彼らの発音のよさと勢いに驚いていると、気付けば周りには20人以上の子供たちが必死に自己紹介しようと集まってきました。

到着直前まで仲良くなれなかったら、と考えてる自分がとても恥ずかしくなりました。お互いの名前がわかれば、そこで友達になれたのです。

さっそくMAKE TEH HEAVENさんが運営する彼らの寺子屋で今回のカメラプロジェクトを説明されてもらい、インスタントカメラを配りました。39枚しか撮影できないことを念入りに伝え、じっくり考えてから
撮影してもらうように言ったのですが、好奇心旺盛な子供たちがカメラで遊びたい気持ちを一生懸命我慢しているのがこちらまで伝わってきました。そして説明会が終った瞬間、まるでどこかの記者会見のようにフラッシュが飛びました。

その後は、日本からもってきたシャボン玉と縄跳びで遊ぶことになり
炎天下の中、ひたすら子供たちと無邪気に遊びました。

次々と抱っこ、おんぶ、肩車をしてもらいに飛びついてくる子
縄跳びで一緒に飛ぼうと誘ってくれる子
ずっと手をつないでくれる子

すべての子達から想像もしていなかった元気と沢山の笑顔をもらいました。

時間もあっという間に過ぎ、体力の限界をむかえへばりながら帰るときも、僕達が見えなくなるまでずっと手を振りつづけていました。


「またね!」


大きくそう叫ぶと、何倍にもなって声が返ってきました。

後日現像される彼らの写真が楽しみです!