「人」「人生」 | 学生団体S.A.L. Official blog

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慶應義塾大学公認の国際協力団体S.A.L.の公式ブログです。

こんにちは。
広報局の武井ヒロアキです。

もう7月に入ったんですね。
みなさん夏の予定は立っていますでしょうか?







今、S.A.L.の2年生でドキュメンタリー映画の制作をしています。

今年の夏も、撮影のためにカンボジアを訪れる予定です。



映画の詳しい内容はまだ明かせないのですが、
このドキュメンタリーを撮りたいと思ったきっかけを少し思い出しながら、書いてみたいと思います。



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僕は、去年の夏に初めてカンボジアを訪れました。
そのときにNGOの職員のかたと麻薬についてのお話をする機会がありました。


当時、僕は

「ダメだとわかっていて麻薬に手をだすような人は、問答無用で極刑を下しても良いのではないか」

とすこし過激な意見を飛ばしていました。



すると、職員のかたは

「まぁ、そう言われると何も言い返せないんだけどね。でも、いろんな事の裏側には人がいて、人生があるんだよってことはわかっていて欲しいなー」

とおっしゃっていました。



その後も、いろいろと話はふくらんでいったのですが、

この「人」「人生」という言葉は、
僕の心に「トゲ」のように何ヶ月も刺さり続けていました。



確かに、「いろんな事」の裏側には人がいて、人生がありますよね。
でも、それって正直「アタリマエ」。


だから、トゲとしてささりっぱなしだったあの言葉も、しばらく僕にとっては何の意味も持ちませんでした。

「しばらく」は。

ただ、「人」「人生」というキーワードは強くトゲとして、僕の心に刺さっていました。




このトゲが「本当の意味」を持つのは、次にカンボジアを訪れたときになりました。

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ここまでが、ドキュメンタリーを撮りたいと思ったきっかけの出来事なです。

ですが、
「本当の意味」についての話をするのは、またの機会にしたいと思います。



なので、
今日このブログを読んでくれた皆さんも

いろんな事の裏側にある「人」「人生」

という言葉を心にトゲとして刺しっぱなしにしておいてください。

「人」「人生」という言葉についてすこし考えてみてください。



そして、
つぎに「本当の意味」の話をするときに皆さんなりの解釈をしていただけると嬉しいです。



それでは次の武井ヒロアキで「本当の意味」をお楽しみに。



映画の公開は来年の8月を予定しています。
そちらもお楽しみに。