Live from India,Delhi 2 | 学生団体S.A.L. Official blog

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慶應義塾大学公認の国際協力団体S.A.L.の公式ブログです。

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こんにちは!

法学部政治学科2年の深瀬詩織です。

佳歩に引き続き、インドからの更新です!

私たちは、今日デリーでいよいよ最終日を迎えています。

10日間本当にあっという間で、ありきたりな表現だけど

長かったような短かったようなそんな感じです。


今日はデリーの南、チェンナイで私たちが行ったワークショップの

模様を含め、お伝えします。



チェンナイの気候は日本の真夏を連想させる暑さで、連日30度を超え、

歩くだけで汗が流れます。

そんな中、スラムの子どもを集めたニルヤマ・ニラヤム幼稚園では

小さな子どもたちが元気いっぱいに登校しています。


WSでは、人型の画用紙に自分の絵を描いてもらい、自分の人形を作って

もらいました。

人形は私たちと一緒に旅をしながら、最終的には事前に日本の小学生

に作ってもらった人形と一緒に冊子にして子供たちにプレゼントするこ

とになっています。


幼稚園の子供たちは、普段は小さな黒板のようなものを使って読み書き

の勉強をしています。そのため、クレヨンはあまり使ったことはなく、

最初はクレヨンを握ったまま戸惑った様子でした。

しかし、次第になれてくると一生懸命に自分の人形を作ってくれました。

インドの子供たちはとても素直で、言葉がわからないながらも

身振り手振りで伝えようとすると、首を左右に揺らしながら

聞いてくれます。(インドではYESの意味だそうです)


最後に子供たちにノートとペンをひとりひとりにプレゼントしたときに

飛んで喜んでくれた子や、あとでスラムを訪問した時にプレゼントした

ノートを抱えていた子もいて本当に良かったと思いました。


スラムはとても活気があって、そこで生活している人はいきいきとして

いました。

しかし、衛生的にも問題はあるし、私たちが表面的にみただけだと気づ

かない多くの問題を抱えていると思います。



私はインドに来て多くのことを感じ、考えました。

今ここに書いて報告できるほど私の中でまとまっているわけでは

ないのですが、日本に帰ってもう一度よく考えてまたブログで報告

したいと思います。


残り数時間、めいいっぱい色んな事を感じてきたいと思います。