理想のイベント | 学生団体S.A.L. Official blog

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慶應義塾大学公認の国際協力団体S.A.L.の公式ブログです。

夜遅くにこんばんは!ついでに明けましておめでとうございます!
2011年が幕を明け、僕の学校も今日から授業が始まりました。



冬休み中はSALも会議がなくて活動が滞っていましたが、
8日の会議を皮切りにSALもスタートしていきます。


本年も学生団体SALをよろしくお願いします!

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さて僕はSALでイベント局に所属し、イベントの企画・運営等をメインに活動しているのですが、
みなさんは学生団体のイベントについてどのようにお考えですか?



イベントと一口にいっても、様々な種類のイベントがあります。



例えば、いたって普通の(内容は国際問題と一切関係のない)クラブイベントを開催し、
そこで得た収益を支援先に送り病院を建てましょう、というイベント。


例えば、学生の大運動会を開催して参加者から徴収した参加費を
バングラディシュのストリートチルドレンを支援する団体に寄付するというベント。


例えば、留学生との交流を図るクリスマパーティーを開いて、
そこで得た参加費でネパールに本を送るというイベント。



これらのイベントは実際に学生団体によって行われたイベントです。
本当に様々ですね。では学生団体SALが目指すイベントとはどういったものでしょうか?



過去に開催されたLIVE&PIECE1st/2ndやLAUGH&PEACEは、
楽しみながら国際問題を伝えることに重きを置き、
受け手の人たちが「楽しい」をきっかけとして
自分から「知りたい」と思ってもらえるようなイベントにすることを心がけました。



その3回のイベントの総来場者数は1000人近くに及びます。
結果としてそれだけの人数に国際問題を啓発できたというのは誇れることだと思います。



しかし、イベントを終えた後に僕は十分な満足感は得られませんでした。
何かが決定的に足りなかった気がしました。
それはきっと「伝える」ことに関して本気になりきれていなかったからです。
イベントを開催するということが先行して、肝心の【伝えたい想い】が疎かでした。



一番最初の根底に【伝えたい想い】があって、
それについて深くインプットし、
その想いのアウトプットの場としてイベントを選択する流れが本来あるべき姿です。



もちろん様々な障害があり、理想通りにイベントを運営をすることはとても困難です。
しかし、理想の形式でイベントを運営しようと努力する余地はいくらでもあります。



過去の反省を生かしつつ、これからは【伝えたい想い】を大切にしたイベントを考えられるように活動していきたいと思います。ありがとうございました。

イベント局 川又