赤レンガ日記1 | 学生団体S.A.L. Official blog

学生団体S.A.L. Official blog

慶應義塾大学公認の国際協力団体S.A.L.の公式ブログです。

こんばんは。
SALイベント局文学部1年の小池希実です。

昨日から、横浜赤レンガ倉庫にて横浜フォトジャーナリズムフェスティバルが開催されました!!
初日ということで、メンバー全員が緊張と不安の気持ちを持ちながらのスタートでした。

昨日の横浜はあいにくの雨でしたが、初日からたくさんの方にご来場いただきました。
来場者の方々が一枚一枚丁寧に写真を見ていく姿を見て、とても嬉しい気持ちになりました。

また、おかげさまで来場者参加型コンテンツもとても盛り上がっています!!
最終日にはどんな形になるのでしょうか?
今からとても楽しみです!!


そして昨日の19時からは、3階のイベントホールにて、斎藤美奈子さんの講演会・雨宮処凛さんとSALのトークショーが行われました。

今回、SALの代表として、私もトークショーに出演させていただきました。
初めてのトークショー出演だったので、本番数時間前からとても緊張してしまいましたが、DAYS JAPANのスタッフの方々、SALメンバーに支えられ、なんとか成功させることができました。
本当にありがとうございました!!

雨宮さんが扱っているプレカリアート問題について、トークショーの準備段階でも多くのことを考えさせられましたが、このトークショーを終えてさらに深く考えさせられました。

その中で特に強く感じ、考えさせられたのは、
「日本国内の貧困問題と世界の貧困問題は、決して切り離され、対立して考えられるべき問題ではない」ということです。

世間では、国内の貧困問題と世界の貧困問題は関係のないものだと考えられることが多いです。
しかし実際は、日本の貧困の最底辺で生きる人々こそが世界中の貧困者と競争させられているのです。
例えば工場で仕事をすると、日本人より賃金の低い中国人や韓国人が重宝されることもあります。
また、中国や韓国よりさらに賃金が低い国の人々と一緒に働く場合もあります。
その中でどうすれば働き続け、生き残ることができるか。
・・・その考えが生きづらさにつながり、深刻な貧困問題となります。
したがって、日本の貧困問題解決は世界の貧困問題解決にもつながる。
雨宮さんもそうおっしゃっていました。

この他にも、トークショーではたくさんのお話を聞くことができました。
本当に良い経験をさせていただきました。
ありがとうございました!!


これからも、写真展はさらに盛り上がっていきます!!
よろしくお願いします!!