滝行が終わり、家に帰ってくると芝犬がいた。
 
妻の友人が1週間ほど家を留守にするため、その間、預かることになったのだ。
生き物が好きで、犬を飼いたいといっていた4歳の娘は大喜びで、ずっとついてまわっていた。
気を引こうとして部屋中を駆けまわり、何度も水をあげたり、一緒に四つん這いになって真似をしたり、ずっと興奮しっぱなしだった。
 
芝犬は1歳半の女の子で、とても人懐こい性格。
初めての家で、少し落ち着かないところもあったが、興味深く人の動きを見てついてまわる。
 
散歩にも連れていった。リードは自分が持つと娘がいうので任せる。犬に引っ張られながらも、一生懸命走っていた。
車の通りが多いところは、こちらが注意しながら歩いた。
 

 

帰ってきて、夜まで一緒に遊び、お風呂に入るのをしぶり、一緒に寝ると駄々をこねていたのをなんとか、なだめすかし、少し遅めの就寝。二人とも疲れただろう。

 

娘は、犬がなかなか自分のいうことをきかない時、ふてくされて、拗ねてしまうことがあった。

どうするのかと見ていると、しばらくして、また自分から近寄っていく。やはり遊びたいのだ。

そうして、上手くいったり、また、すかされたり。

その一瞬一瞬の交錯から、きっと何かを得ているに違いない。


ままならない存在への理解、自分の思い通りに行かない時の対処の仕方。

犬は喋らないし、気ままだからこそ、今の娘にとってはよい経験になっているなと思う。

 

今日もまた一日気が狂わんばかりに家の中で遊んだそうだ。