整体における体癖、感受性と結びついた身体の癖ですが、

その中で、9種と10種が開閉型という体癖です。

 

上下、左右、回旋(ねじれ)は、人体の基本動作ですが、

開閉は、骨盤に関わる動きであり、集中と拡大、緊張と弛緩に関係します。

それは身体のリズムであり、流れでもあるため、他の体癖と同列で考えるよりも、

それらの体癖のベース、人間の根底にある性質と言ってもよいのかもしれません。

 

表現を変えれば、動物的な体癖でもあります。

本能や直感型。

 

9種は家族愛、同胞愛が強い傾向にあり、10種は博愛。境がありません。

生き物をたくさん飼っている人、世話している人に10種は多いのです。

 

義父は、典型的な10種で、年を取るごとに恰幅がよくなってきました。

すぐに動物を連れて帰ってきたり、川辺で鳥に餌をあげたり、めだかを飼ったり、何か常に面倒を見たい人なのです。

しかし繊細さはありません。動物に特に名前をつけるでもなく、きれいにしようだとか、しつけたりだとか、そういう発想がまずありません。

ただただ、そこにいさせてあげ、自分が少し世話をしてやる。それで満足なのですね。

 

動物は好きで詳しくても、個別の愛着があまりないというのは何だか面白いです。

 

今回預かった芝犬にも、それほど興味を示さなかったのだけれど、知らぬ間に外に連れ出してウンチをさせてあげていたそうで、動物的にはヤイヤイ構われるよりも、きちんとポイントを押えてくれる人間の方が好ましいかもしれません。

 

こだわりの強い若い時期はいわば9種で、10種は受容性の高い老いの体癖ともいえるのでしょう。