こんにちは。
美容家の林美保です。
私たち、現代人には、現代医学による「砂糖悪玉説」の刷り込みによる影響が非常に大きくて、
その理論を現代医学で否定されている今においても、
まだ「砂糖」を悪者にする考え方が強く根付いています。
砂糖は体に悪い 砂糖は太る 砂糖を摂ると老ける。。。
と糖を敬遠されている方も多いですよね。
そのバックグラウンドがあってこそ、広く広まり定着し、実践している人の多い「糖質制限」の健康法やダイエット法。
何度もお伝えしている通り、生命体にとって、最大のストレスが「低血糖」です。
そんな「低血糖」をわざわざ引き起こす食事法が「糖質制限」。
糖そのものを排除する糖質制限は非常に危険です。
人間の体は、エネルギーを生み出すのに三つの栄養素を使うことができることは、以前記事でも書いた通りです。
それは、三大栄養素と呼ばれる「糖」「脂質」「タンパク質」でしたよね。
これら三つの中で、最も効率的にクリーンなエネルギーを産生できるのが「糖」なのです。
「糖」を使い、さらに、糖が完全燃焼される「ミトコンドリア系」エネルギー代謝が健康な人のエネルギー代謝です。
綺麗に美しく痩せるためには、糖は必須です。
筋肉細胞は安静時には脳や赤血球と同じく糖(グルコースやフルクトース)しかエネルギー源として使用できないために、脂肪をエネルギー源として糖をスペアしています。
そのほか、肝臓にもいざという時の糖をストックしています。
筋肉は、安静時には脂肪をエネルギー源としますが、運動時には、糖をエネルギー源として使用します。
もし、運動するときに、糖が不足して入ればどうなるのでしょうか?
筋肉を分解して、その中にストックしていた糖を使おうとします。
つまり、糖の不足で、筋肉はどんどん分解され、やせ細っていくわけです。
運動をしているのに、全然筋肉がつかない。
体重は落ちたのに、体が締まりがなくブヨブヨ。(筋肉が落ちているから)
という結果を招くのは、糖質制限食だからです。
運動時には、通常よりも多大なエネルギーが必要になります。特に筋肉細胞にいかにたくさんのエネルギー源が送れるかが、スポーツやトレーニングのパフォーマンスを決定します。
ビキニアスリートで、BBFオールジャパンフィットネスビキニ選手権大会を5連覇中の安井友梨さんも自身のブログで語ってくれています。
そして、文中で、糖質制限をしたときの体も披露してくれています。(上記ブログをのぞいてみてください)
確かに体はむくんで、皮膚や髪はツヤが失われている。。。
私たちはここまでの体を鍛えることはないかもしれませんが、
こういうアスリートが身をもって実感したことには、説得力が違いますね。
普段簡単なスクワットやヨガのようなことしかしなくても、とにかく糖を切らす食事法は危険で、
体を支える筋肉が落ちるのですから、見た目も締まりがなく太って見えます。
ケトン食も、長期的にミトコンドリアにダメージを与えて、脳組織を変成・死滅させることが報告されています。
世界でレポートされている糖質制限やケトン食による体の深刻なダメージはあとを絶ちませんが、今回は、この辺りで理解していただけたのではと思います。
運動する前は、特に、本物のはちみつなど、体にいい糖を積極的に摂取することをオススメします。
運動前に糖をしっかり補給することで、運動後の糖のエネルギー代謝も上がるということですね。
世界から集まってきた本物のはちみつはこちらから