こんにちは、「独学者のための譜読み研究室」のミナホです
はじめましての方はこちらミナホのプロフィールです
小学校2年生で音楽が好き、得意ということに気づいてからは音楽漬けの生活が当たり前でした。
ヤマハエレクトーン演奏グレードの5級を取った後、エレクトーンの上達のためにちょっとピアノをやっておかないと、ということで中2でピアノを習い始めました。当時の軽い弾き心地のエレクトーンの鍵盤で慣れてきた暴れ馬フィンガー(笑)には養成ギプスでもしてるのかというほど恐ろしくピアノの鍵盤は重かったのです(例えが昭和ですみません。笑)。
軽かったの。昔は。(エレクトーンね)
当然思い通りの音も出なくてキーーーッ!となるし、今までエレクトーンで左手&左足で受け持ってきた伴奏パートも全部左手でやらなくてはならない(ピアノの人に言わせれば、エレクトーンの足鍵盤は難しいと。そんなものなんでしょうね)。
あ~ピアノしんど…
ぜんっぜん、たのしくない。(笑)
と思っていました。
音感だけを頼りに、テクニック無視(特に指番号。笑)、勢いで弾き切る(いや、弾けてないんですが)のブルドーザーみたいな弾き方をしてきてそのまま現在に至ります(笑)
大学時代にツェルニーの50番までをコンプリートした時には、それはもう、すんごい達成感がありましたよ(しかもテクニックの習得度50%位でしょうか笑)ピアノ後発組ですからね。でも60番ってのもあったのですねやりませんでしたけど。
ピアノを習い始めて、初めて音楽で怒られる経験をしたというアムロレイな私(ガンダム知らないのに。笑)
ペダルとか。
がちゃがちゃ弾かない、とか。
先生からしたら、ブルドーザーさ加減に我慢の限界を超えていたのでしょうね(笑)
なので、やる気はあっても(好きでも)うまくできない人の気持ちに共感することができます。自信あります
それから、先生との相性は大事ですよね。
人のせいにするわけではないですが(してますが笑)
その後の音楽生活のモチベーションを大きく左右します。
以前の私は
師弟制度は絶対
という意識のもとで学んできました。
絶対服従。
実は私、音大の声楽科に入学するも、ここでも怒られる日々が続きます(笑)
できない私が悪いと思い込んで自分のことを責めてばかりいました。
何せ歌うのが苦手なくせに音楽が好き、声をほめられたというだけで入るからこんなことになる…今考えたら、浅かったなーと思います。周りを見渡せば、みんな歌うのが好きな人ばかり(笑)
今思えば空回りばかりで、ずいぶん悔しい思いもしてきました。自分なんて消えちゃえばいいと頭をよぎったのもこの時が初めてでした。
本当に矛盾だらけ・・・。
間違いなく負けず嫌いなのに、勝ち負けに価値を感じられない。そのくせ成績の悪い自分は許しがたい。すごく矛盾していますよね。
間違いなく音楽は好きだし、より良いもののために上達したい、という想いは強いくせに、人と比較された時点で超絶萎える。ワガママか(笑)
アクセルとブレーキを同時に踏んでいる感じ。
そんな自分をわかってなかったんでしょうね。
今なら、そんな自分を振り返って
チーン・・・・・・
と鳴らしてあげたくなります。ミナホ・・・ドンマイだったな、と(笑)
そして、できない自分を認めたくなくて、常に頭がパニック(自覚なし)で、正解(学ぶための工夫)を見つけられなくて迷走してきたのだということも今ならわかります。
その後は生活するために他の仕事をしてきましたが、どうしてもどこかの何かのタイミングで音楽にかこつけてイベントなんかを企ててしまう自分がいました(苦笑)音楽人生を棒に振りかけながらも棒から手を放さないとでもいいましょうか(笑)
やっぱりね・・・
覚えているのですよ、脳の快の記憶が(笑)
そんな自分なので、「レッスン」というよりは「セッション」の方がニュアンスとして自分のスタイルに合っていると思うのです。
音楽を通して自分自身の人生をより整えられるような、気付く力のある方とつながるべく、日々発信しています。