お子No.1.5と過ごした3ヶ月間の話です

いわゆる流産の内容になりますので

その話はちょっと…という方は

お戻りいただければと思います


(今回は特に、出血等の直接的な内容かあります)




前回までの経緯↓


お子No.1を寝かしつけた後

少しすつ増えていく出血量と腹部の鈍痛

夫にその旨を伝えて、一旦横になりました



けれども

シーツやベッドを汚したらどうしよう

産褥パットや特大のナプキンは準備していない



とにかく気になって仕方ない


こうなったら非常手段


お子No.1のおむつを開いて下着に装着凝視



ゴワゴワ違和感はありますが

経血漏れのリスクが低減したので良しとします

横になって腹痛をやり過ごしました




一旦横になるはずが

いつの間にか、寝ていました



気がついたのは

陣痛のような痛

その波をいきなり感じたから


痛い


一気に覚醒して

同時に


出てきてしまう


その感覚がすでにある

トイレに駆け込みました




断続的な出血の最中に下着を下ろすと

たっぷり血を吸ったオムツが重かった

そのまま便座に座って


落ちる


座位の姿勢になったことで圧がかかり

重力に逆らわず

流れ出る感覚



咄嗟に

足の間に手を出して

受け止めました



その瞬間に

陣痛のような痛みは引いて



残ったのは

血まみれの下半身と

手に残った温かい、お子No.1.5




片付けには時間がかかりました

経血黒ずんだ下着とマタニティレギンスを犠牲に

汚れを拭いながらバスルームへ


身体を清めて

着替えして

新しい下着にナプキンを当てる


トイレも経血で汚れていたので

床、壁、便座を掃除しました



お子No.1.5は

血を洗い流して

キッチンペーパーで水気を拭き取りました




後日、母から

よくキャッチしたね驚き

と、言われましたが

もしも自宅で流れ出たら、内容物は回収する

そのシュミレーションをしていました


理由は2つ

内容物を手術予定のクリニックに持参するため


あとは

お子No.1.5をトイレに流すことはしたくない



それだけです




時間は夜中2時を過ぎていたと思います

寝ていた夫を起こして

お子No.1.5と改めて対面しましたが

生命の尊さ、不思議さみたいなものに

悲しみではない複雑な気持ちになりました



お子No.1のメッシュ肌着、お気に入りの柄

それを15cm四方にカットして

お子No.1.5をそっと包んで

手のひらサイズのタッパー容器に納めて

保冷剤と一緒に紙袋に入れて

明日、持参します



その後、朝まで少し横になったのですが

寝ている間に再度出血が多量にあり

結局シーツは再生不能で廃棄しました




朝になり

予定通り病院へ

受け付けで昨日出てきてしまったこと

内容物を持参したことを伝えました


そのまま中に通されて

看護師さんに昨夜と現在のじょうたいを説明し

持参したものを手渡しました




ドクターからは


きれいに出てきているけれど

内壁とか胎盤の残りもあるので

これから処置します予防


と言われ

予定通り処置を行いました



麻酔なし

子宮を掻き回される不快な痛さ

器具がカシャカシャ鳴る不快な音


手を握ってくれた看護師さん


ありがたいはずなのに

状況のあまりの不快さに

手を握りしめ返したことも



すべて不快な、嫌な思い出です




処置後

1〜2時間ほど別室の簡易ベッドで休み

最後に内診をして実家へ向かいました


すぐに実家の和室で布団にもぐりこみ

2時間ほど寝た頃

ふと、目が覚めました



仕事も

妊活も

頑張ったんだけどな

なんで

私、頑張ったのにな



このときは

自分のために泣きました


普段はあまり思いませんが

私って可哀想、と

無条件自分で甘やかして泣きました



30分位で

流石に自分を甘やかすのにも疲れ

すっぱりと気持ちを入れ替えました



これ以降

お子No.1.5のことで泣くことはありません