もうね、「ポーの一族」は明日海りおを待ってたんだなって思うよ!
そのくらい、ビジュアルの完成度が高いです
一回目 1/5はあんまり興奮したもんで、まともに書けないかも?と危惧して
二回目 1/13の観劇を待ってアップしようと一旦時間をあけたくらい~
とにかく
花組トップの明日海りおのエドガー感がハンパない
舞台化が発表されてからどんなになるんだろうと
嬉しさ半分怖さ半分だったのだが、ヴィジュアルが解禁されたら・・・
エドガーがそこにいたわ
ヴィジュアル的にこのキャストがベスト
かつオンリーと思える場合がある。
例えば凰稀かなめのラインハルト
もう彼女のラインハルト様が完璧すぎて!
私の中で完結してしまい
それは舞台人としてはある意味喜ばしいことではないよね
ちなみにキスマイの横尾君がラインハルト演ったのは
ヒドかったわ、まじで
あんなに滑舌悪いのに舞台は無謀やったねー
いや、キスマイ好きやからね、その上で言ってるから
苦情は受付けませんので悪しからず。
プレバトで俳句頑張ってるから。そのまま行けよー!!
そんなこんなで、エドガーが今後のみりお様にとって
足かせにならぬとは言えまいが、
今はよくぞ演ってくれましたとひれ伏したい
このブログ長くなるのが自分で判ってるので、
とにかく先に主キャストについて書いてしまう。
薔薇の咲き乱れるスコッティの村に棲むバンパネラ
「ポーの一族」
本来バンパネラに加わるには成人していなくてはならないのだが、
数奇な運命により、大老ポーから直系の後継者として
そのエナジーを授けられ、永遠の時を生きる14歳の少年
エドガー・ポーツネル
たった一人の妹メリーベルを守るために
彼女を遠ざけ、
運命を受け入れた孤独な魂。
人でなくなっても、心はバンパネラの我が身を拒む。
見た目は14歳の少年、
しかし内面は複雑に屈折した難しい役どころを
明日海りおは見事に体現してみせる。
ちるッちるの巻き毛と碧い瞳、紅い唇
きゃしゃな体つき。
5日にご一緒した方々が、みりおサンすごく痩せたと言ってた。
役作りのためなのか判らないけど、
本当にあの年頃の少年しか持ち得ない腰の細さではないか~
明日海りおは話す。
エドガーは人ではないモノ、だから気配をできるだけ消そう、と。
でも、「圧」は感じられるように・・・
(うろ覚えだからね、この通りの言葉ではなかったかもしれん)
こんな両極なことを心がける時点で
明日海りおスゴイと言わざるを得ない
様々なカラコンも試したそうだ。
まだ何も知らなかった頃のエドガーが、
ほのかな恋心を抱くシーラ・ポーツネル男爵夫人に
仙名 彩世
エドガーと一緒に時を旅することになる少年アランに
柚香 光
他の方々、こちら参照で ★
シーラのドレスがどれも素敵
メリーベルはほぼピンク
この時代は男の子もリボンとフリルまみれです
ちなみに衣装はホックやマジックテープで着脱、
ボタンはデザイン上の見せかけです
(これ前にTVで言ってた。
ヅカファンはみんな知ってるんやろね)
原作ではシーラはそんなに大きな役割ではないのだけど、そこは宝塚。
娘役のトップは出番増やさないとあかんのやね
花組のトップ、どちらも歌もダンスも巧い
アランはね~
わたし的にはこの子じゃないんよ
シャープすぎるの
(下は40年ぶりに掲載されたポーの一族。
画のタッチがずいぶんと変わった)
アランのマッシュルームカットなヅラが似合わないんだろうね、きっと。
それにアランはもう少し頬がまろやかでしょ?
勝気で我儘で寂しん坊でかまってちゃんの駄々っ子な雰囲気は・・・あんまりナイ。
端整で美しい美しすぎてアランじゃない
若干セリフと歌が不明瞭なのが惜しい
劇団四季のメソッドを心がけると良いかも
(お前はナニ様とファンから叱られそう)
華 優希の愛らしいメリーベル
この娘も結局は望んでパンパネラになるので、
アランと出会った頃は13歳の外見で
100年以上生きてる計算になる。
本来は老成してるのだけど、舞台上では
その部分はほとんど見せておらず
無垢で愛らしい真珠のよう
はいからさんの伊集院と紅緒コンビが
アランとメリーベルなわけね
原作のエドガー
みりおのエドガー
歌劇の表紙のみりおサン
いつもは赤いじゅうたんの階段とこで写真撮ったり
余裕かまして帰るのだが・・・
初回は4列目センターで夢心地になり、
2階席だった2度目もやっぱり
喉カラッカラでくらくらしながら出てきた
劇場を出て、外気にあたって
やっと正気に戻るような、そんな心地に
こんなお年頃でもなるんだなぁ
いや、ホンマに。
自分自身の熱気という意味ではXJAPANに匹敵
(咲也的 最上級賛辞)
次は脚本の観点から!
あの~~何もかもあくまでも個人の感想なんで、
万が一ファンの方が目にされて
お怒りになるような記述があったとしても
ご容赦下さいね
間違いがあればご指摘いただけると嬉しいです。