九州を基盤とする「トライアル」というディスカウントスーパーが、老舗の「西友」を買収した。これで、かつて堤清二氏が形成したセゾングループは、完全に消え去ってしまった、といっていいのかも知れない。

一時は堤さんから、セゾングループの中で、出版社をつくってくれないかと、頼まれたのが、夢のようだ。私と堤さんとは、さまざまな面でつながっていた。初対面は「女性自身」の編集長になったばかりの頃だった。

天皇家の清宮(すがのみや)貴子さんが、10代の頃、「百貨店を観てみたい」というので、西武の堤社長から、「女性自身」で取材をしてもらえないか、という依頼があったのだ。


天皇家の取材に強い「女性自身」としては、すばらしい写真が撮れるチャンスでもあるので、初めて堤さんに会ったのだった。

これ以後、貴子さんを通じて皇室の人々とつながり、堤さんとは、文学を含めてつき合いが広く、深くなり、最後には光文社を退職する私に、「セゾンに来てくれないか」と、新しい出版社の創設を依頼されたのだった。


一緒に退任した3人の仲間には、「小学館からも援助する」という声がかかり、結局、一緒に祥伝社をつくることになったのだが、このとき私が堤さんと、新しい出版社をつくっていたら、どうなっていたのだろうか?

もしかすると、途中で出版社から百貨店に移って、西武百貨店の役員になっていたかもしれない。


人間は自分で考えたようには、生きていけないものだ。それがきずなというものであり、あるいは縁というものなのかもしれない。私は不思議に百貨店との縁が深い。

それ以前から三越百貨店と伊勢丹、あるいは小田急百貨店の社長や役員とつながりがあり、伊勢丹では役員会に招かれたこともある。

女性週刊誌はファッション企業とつながっているだけでなく、化粧品、製薬会社ともつながっている。


百貨店は極論するならば、すべての女性にとって必要な品々を取り扱っているだけに、私のような女性の専門家は、企業にとって欲しかったのかもしれない。

仮りに私がこれらの企業に入っていたら、どうだったのだろう。いや、西武以外はそれはあり得なかった。堤さんとは文学の面でもつながっていたので、話しやすかったのだ。


それにしても、堤清二さんのセゾングループが、次第に倒れていくのを見るのはつらい。もっと早くから、きずなを強めておくべきだったのかもしれない。




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ミャンマー国境沿いに点在する詐欺拠点に、日本人を含む外国人が、1万人以上監禁されているというので、国際的な問題になっているが、この中には日本の高校生も含まれているという。

その高校生たちは「上司は日本人だった」と話している。この高校生は「かけ子」、つまり電話で欺す役目をさせられたが、タイ当局に保護されて、もう日本に帰ってきているという。

この高校生だけでなく、中国人マフィアの拠点から保護された16歳の日本人もいるというから、海外に連れて行かれた学生は、相当いるのかもしれない。わかっているところでは、電話で高齢者の多い日本の2つの県を標的にしているという。

また家族から「解放してほしい」という話もあるようだが、日本円で1000万円の身代金を要求されるらしい。本人たちは絶望しているのではあるまいか。

この町は、かつて平凡な田舎町だった。ここに中国系企業が進出したので、現地を実行支配する武装勢力が、資金を集めようとやってきたのだろう。

東南アジア諸国では、昔の日本のように、地方大名ならぬ地方武装勢力がそれぞれの地域を治めている。この二者に、国軍が加わって、詐欺集団から金を収めさせていたのだろう。

さすがに大きな問題になってきたので、形だけでも取り締まるようにしたのだろうか。しかしミャンマー政府には、大きな力がないので、まだまだ日本人は特殊詐欺のかけ子をやらされつづけるだろう。

日本は彼らから見たら、大金持ちの国なので、これからも日本から連れ去られる若者も多いのではなかろうか?

といっても、オンラインで「割りのいい仕事がある」と誘われ、自分の責任で現地に渡っているのだ。今回はタイ当局が保護してくれたが、これは幸運だった。

日本人以外で働かされている人々の中には、臓器を抜かれて、虐殺された人もいるらしい。そのうち日本人も、殺される人々が出てくるかもしれない。


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「身体はビルである」という考え方がある。

背の高い人、やせた人は高層ビル人間なので、地下、あるいは1階が大切になる。人間でいえば足元だ。倒れるときは1階から倒れるので、ふだんから足元をしっかり鍛える必要があるようだ。

背の低い人は、身体の中心に全器官がぎっしり詰まっているので、特に内臓を注意する必要があるらしい。それに、食べる量と飲む量をふやさないほうがいいという。

こう見ていくと、自分は一体何階建てなのかが、わかっていくだろう。超高層ビル型の人は、仕事にしても、派手で目立つような職業がいいという。

色黒でポッチャリ型のタイプで、派手な仕事については、うまくいかないようだ。たしかにそういう家屋やビルには、華やかな職業の人が入居しないかもしれない。

そこで自分は一体、どういうビルなのかを考えてみよう。それによって、ボディビルに通うにしても、無理はしないほうがいい。

例えば私は、一般的な9階建てビルの造りだという。だから歌手や俳優たちと仲良くなることはないし、有名女性が嫁に来てくれるタイプではないという。

「一般人プラス少しいい暮らしができる」くらいの造りらしい。それというのも、住むところが地味で、高齢者の街というほどの場所に住んだので、華やかさが足りない。その代わり駅まで歩かなければならないところに住んだので、足腰がしっかりしているそうな。

この「身体はビルである」理論で、人生を占うこともできるという。色白で都会的なタイプが、地味で静かな街に住んでは、ソンだという。身体自体が華やかなビルなので、それにふさわしい街に住み、華やかな装いをしたほうが、成功していくというのだ。

たしかにそういわれると、そんな気がする。地味な人が40階建ての超高層ビルに住んでも、それほどプラスにならないようで、華やかなタイプだったら、目立つところに住んだほうが断然トクな気がする。

顔も含めて、自分はどんなビルなのか、一度考えてみたらどうだろう。実はこの理論は1冊の本になっていたのだが、書棚を探しても見つからなかった。面白い理論なので、自分で考えてもいいのではないか?

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このところ、私の友人が次々に亡くなっていく。94~95歳ともなると、やはり生きていくのがむずかしいようだ。

一時期はテレビで活躍していた政治評論家の俵孝太郎は、私とまったくの同期の同年齢で、産経新聞に入った。

生活評論家の俵萠子と結婚したが、彼女も私と親しかったので、いろいろ世話になったり、こちらもお世話をした仲だった。その俵孝太郎も95歳を目前にして、亡くなってしまった。

そんなときに、はせくらみゆきさんから誘われて、比叡山延暦寺の高僧、堀澤祖門師にお目にかかることになった。現在は三千院の門跡門主であり、次代の天台座主になるといわれるほどの千日回峰大行満大阿闍梨である。

なんと、年齢は96歳で、93歳の私より頭脳明晰だ。こういう高齢者は、初めて会ったし、話していて、実に快かった。

日本に限らず、世界の高僧、神父たちのトップは、ほとんど高齢者だ。これらの人々の日々の生活の中に、長命の礎ともなる、食事や睡眠、あるいは読経という行為が含まれているのだろう。それによって声が小さくても、よく透るようになるのかもしれない。

祖門師も96歳にしてはよく響く。これだと大勢の門徒を前にして、読経や講演もできるだろう。私たち一般人と大きく異なるところは、マイクを使わなくても、声がよく響く。日々の読経の賜物だろう。

さらに驚くのは記憶力だ。経文の一節がスラスラと出てくるし、かつて読んだであろう書物のタイトルが、考えもせずに出てくるのだ。

さらに現在、問題となっている宗教上のテーマも「ここだけの話ですが」と、教えてくれる心遣いも持っている。

これで本番の取材に入ったら、どこまで記憶力が延びていくのか、恐ろしいほどだ。恐らく100歳になっても、この若々しさを保持するのではあるまいか。


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声の大きさで、どの世代が元気か?を測る方法がある。

かつての戦時中は、中年男性の声が、家庭や軍隊で大きかった。女性の声も、子どもたちの声も、ほとんど街から消えていた。

戦後になると、男子大学生の声が街に響いてきた。学生運動全盛の時代になったのだ。では最近はどうだろう。

女性の声と10代の少年少女の声が強まってきているような気がする。いわゆるY世代(26歳~40歳)を超えて、Z世代(15歳から25歳)の出現だ。

こう見ていくと、日本は老化しているように思えるが、その実、意外に新しい世代によって、伸びているようにも思える。

若い声は内容が幼いが、それはいつの時代でも同じだ。年齢が上がるにつれて、しっかりしてくるのではないか? むしろ怖いのは、まともな意見ばかり出てくるようになることだ。

いまのアメリカは常識から非常識に移っている。かつての日本でも「百年このかた乱れし天下も 千成瓢箪ひと度出ずれば」と、豊臣秀吉の出現を表現したが、あちらも「赤鬼ひと度出ずれば 世界の波風忽ち治まり、六十余国は草木もなびく」と、トランプの出現を賛えている。

これに対して現代の日本の政治家は、古い服装のまま、新しい時代を迎えようとしている。

もちろん古いままのほうが安全かも知れないが、いずれ人間世界はAIによって変化せざるを得ないだけに、AI慣れした若者たちに任せたほうが、日本人も生き延びられるのではなかろうか?

憲法もそのうち変更せざるを得ないだろう。私は50歳以上の中年世代より、10代~30代くらいの若い人の声と行動に、賭けてみたい気がするのだが。

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